Excelで標準正規分布表を作成する方法

標準正規分布表は良く算数の教科書等に載っていますが、Excelで作成することが可能です。バージョン2010以上と、2007以下で関数が多少違うので、注意してください。

Excelで標準正規分布表を作成する方法

A.エクセル2010以上の場合

関数は以下になります。

「NORM.S.DIST」

NORM.S.DISTの使い方

NORM.S.DISTは標準正規分布を返す関数で、平均が0、標準偏差が1の正規分布になるものを返します。引数が2つ必要です。

NORM.S.DIST(Z、関数形式)

関数形式は、TRUEの場合は累積分関数を返し、FALSEの場合は確率密度関数を返します。

以下のように、縦は、1/10区切りにし、横を、1/100区切りにします。Zの値は、縦と横の数値の和を取り、累積分関数を指定します。NORM.S.DISTの値は累積なので、NORM.S.DISTの値から0.5を引くことで標準正規分布の値を取れます。

標準正規分布

B.エクセル2007以下の場合

関数は以下になります。エクセル2010の関数と似ていますが、確率密度関数は返すことができません。

「NORMSDIST」

NORMSDISTの使い方

NORMSDISTは標準正規分布を返す関数で、平均が0、標準偏差が1の正規分布になるものを返します。引数が1つ必要です。

NORM.S.DIST(Z)

累積分関数を返します。

以下のように、縦は、1/10区切りにし、横を、1/100区切りにします。Zの値は、縦と横の数値の和を取り、累積分関数を指定します。NORMSDISTの値は累積なので、NORMSDISTの値から0.5を引くことで標準正規分布の値を取れます。

Excel

 

 

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました