こんにちは、MAC&Linuxサポートの私です。ついに登場したM4チップ搭載のMacBook Air、気になっている方も多いんじゃないでしょうか。
「macbookair m4の発売日はいつ?」と検索している方は、きっとM3モデルとのスペックの違いや価格、そして何より「結局、自分は買うべきか?」を真剣に悩んでいるんだと思います。特にM3の登場からわずか1年でのM4登場ですから、その性能差や買い時についてはシビアに判断したいですよね。
私自身もAppleの新製品は大好きで、毎回「お、今回はどう来たか!」とワクワクしながら情報をチェックしています。今回のM4 Airは、単なるチップ更新以上に「これは!」と思わせる大きな進化がありました。価格据え置きでのメモリ倍増や、ついに対応したデュアルディスプレイなど、M3と比較して魅力的なポイントが満載です。
この記事では、M4 MacBook Airの確定した発売日情報から、詳細なスペック、価格、そして将来のOLED搭載はいつになるのか、といった情報まで。M1、M2、M3といった既存ユーザー別に「買うべきか」を徹底的に解説していきますね。
- M4 MacBook Airの正式な発売日と価格
- M3モデルとの詳細なスペック比較
- メモリ16GBやデュアルディスプレイ対応の魅力
- M1/M2/M3ユーザー別の「買うべきか」の判断基準
macbookair m4 発売日とスペック全貌

まずは多くの方が一番知りたい、M4 MacBook Airの基本情報から。発売日はいつだったのか、価格はいくらなのか。そしてM3モデルからどれだけ進化したのか、注目のスペックを詳しく見ていきましょう。
M4 Airはいつ発売?確定情報
「macbookair m4 発売日」と検索すると、過去の予測情報なども混在していて少し混乱するかもしれませんが、M4チップを搭載したMacBook Airの正式な発売日は「2025年3月12日」です。
これはAppleの公式発表や、主要な家電量販店、価格比較サイトでも確認されている確定情報ですね。多くのメディアが「2025年春頃」と予測していましたが、まさにその通りのタイミングでのリリースとなりました。
M3モデルの発売が2024年3月だったので、M4モデルの登場までわずか約12ヶ月。M1からM2までは約19ヶ月かかっていたことを考えると、MacBook Airのリリースサイクルが、従来の1年半以上から「12ヶ月周期」へと短縮・安定化した可能性が高いかなと思います。この周期が安定すると、買い替えの計画も立てやすくなりますよね。
M4 Airの価格と全構成
M4 MacBook Airは、これまで通り13.6インチと15.3インチの2サイズで展開されています。発売時の主な構成と価格(税込)をまとめてみました。
| モデル | M4 チップ構成 (CPU/GPU) | メモリ | SSDストレージ | 価格 (税込) |
|---|---|---|---|---|
| 13.6インチ | 10コア CPU / 8コア GPU | 16GB | 256GB | 164,800円 |
| 13.6インチ | 10コア CPU / 10コア GPU | 16GB | 512GB | 194,800円 |
| 15.3インチ | 10コア CPU / 10コア GPU | 16GB | 256GB | 198,800円 |
| 15.3インチ | 10コア CPU / 10コア GPU | 16GB | 512GB | 228,800円 |
この表を見て「おや?」と思った方、鋭いですね。今回のM4 Airにおける最大のトピックは、なんといってもベースモデル(164,800円)の標準メモリが16GBになった点です。
M3 Airは、全く同じ価格(164,800円)で標準メモリが8GBでした。価格を据え置いたままメモリを倍増させたことは、長年「メモリ8GBは足りない!」と言われ続けてきたAppleの明確な回答であり、これはもう「本物のバーゲン」と言ってもいいレベルだと私は思います。
ただし、ちょっとした戦略も見え隠れします。一番安価な13インチモデル(164,800円)のみ、意図的に性能を抑えた「8コアGPU」が搭載されています(15インチはベースから10コアGPU)。チップの選別(ビニング)を利用して、10コアGPUと512GB SSDを搭載する上位モデル(194,800円)へのアップグレードを促す、うまい価格設定だなと感じますね。
M4チップの性能は?
M4チップ自体は、MacBook Airに先駆けて2024年5月に新型iPad Proで先行デビューしていました。M3の発表からわずか7ヶ月での登場だったので、当時はかなり驚きましたよね。
MacBook Airに搭載されているM4チップの主な仕様は以下の通りです。
M4 Air搭載チップの仕様
- CPU: 全モデルで10コアCPUを搭載
- GPU: 13インチベース(8コア)、その他(10コア)
- Neural Engine: 16コア
- メモリ: LPDDR5X (帯域幅120GB/s)、最大32GBまで選択可能
ここで面白いのが、iPad Proに搭載されたM4チップとの戦略的な「差」です。iPad ProのM4は、ベースモデル(256GB/512GB)だと「9コアCPU」と「8GB RAM」なんです。
ところが、M4 MacBook Airは、最も安価なベースモデル(164,800円)であっても、iPad Proの上位版に相当する「10コアCPU」と「16GB RAM」を標準搭載しています。これは、AppleがMacBook Airを「キーボード付きiPad」ではなく、明確に上位のコンピューティング・デバイスとして位置付けている証拠かなと思います。
スペックをM3と比較
M4 Airは、単にチップが新しくなっただけではありません。M3モデルと比較して、いくつかの重要な進化を遂げています。
CPU (10コア vs 8コア)
M3の8コアCPU(パフォーマンス4 + 効率4)に対し、M4は10コアCPU(パフォーマンス4 + 効率6)になりました。この「効率コア(eコア)2つの追加」が地味に効いていて、特に仮想マシン(VM)のパフォーマンスが向上したとの報告があります。Windows VMの「もたつき」が大幅に減った、というのは嬉しいポイントですね。
FaceTimeカメラ (1080p → 12MP)
M3の1080pカメラも十分キレイでしたが、M4ではついに12MP(1200万画素)カメラにアップグレードされました。これにより、被写体を自動で追尾する「センターフレーム(Center Stage)」や、手元を映す「デスクビュー(Desk View)」にも対応しました。これはオンライン会議が多い方には朗報ですね。
キーボードの打鍵感
細かい点ですが、キーボードの感触がM3から変化し、より「満足感があり、フニャフニャ感が少ない(less mushy)」打鍵感になった、というレビューもあります。毎日触れる部分だけに、この改善は重要かもしれません。
標準メモリ16GBの価値
先ほども触れましたが、やはり標準メモリが16GBになったことは、M4 Airを評価する上で外せません。
M3 Airの8GBメモリは、ブラウザのタブをたくさん開いたり、複数のアプリを同時に起動したりすると、すぐに動作が重くなる原因になっていました。もちろん「メモリ8GBで十分」という使い方もありますが、動画編集や画像生成AIなどを少しでも試してみたいと思った時、8GBでは正直心許ないのが現実でした。
M4 Airでは、ベースモデルから16GBを搭載したことで、多くのユーザーがメモリ不足を気にすることなく、快適に作業できる「最低ライン」をクリアしてきたと言えます。これはM3からの買い替えを検討する上で、性能以上に大きな「差」かもしれません。
革新的なデュアルディスプレイ対応
そして、今回のM4 Airで「最も重要なアップデート」だと私が感じているのが、外部ディスプレイのサポートです。
M3モデルまでのMacBook Airは、外部ディスプレイを「1台」しか接続できませんでした。2台接続するには、MacBookの蓋を閉じる(クラムシェルモード)必要があったんです。
しかし、M4 MacBook Airは、Airラインナップとして初めて、ラップトップの蓋を開けた状態で最大2台の外部ディスプレイをサポートします!
これにより、内蔵ディスプレイと合わせて「合計3つのディスプレイ」が利用可能になりました。これは生産性に直結する、まさに「革新的な」アップデートです。M4 Airは、単なる薄型ラップトップから、多くのプロや開発者にとっても実用的な「Pro-lite(プロの簡易版)」マシンへと変貌を遂げた、と言っても過言ではないですね。
macbookair m4 発売日後の購入ガイド
スペックが分かったところで、次に気になるのは「結局、自分は買うべきか?」ですよね。M3との比較や、今お使いのモデル別に、アップグレードの価値を正直に考えてみましょう。
M4は買うべきか?M3と比較
まず、M3 MacBook AirやM2 MacBook Airを現在使っている方。結論から言うと、「買うべきではない」というのが多くの専門家やレビューアの一致した見解のようです。
もちろんM4はM3より高性能ですが、その差は「破壊的」とまでは言えません。M2/M3ユーザーが今買い替えるのは、正直ちょっともったいないかもしれません。これらのモデルをお持ちの方は、次の「M5モデルまで待つ」のが賢明かなと思います。
ただし、M3の「再生品(リファービッシュ)」と新品のM4で迷っているなら話は別です。保証の充実度や、なにより標準メモリ16GBというスペックを考慮すれば、新品のM4に「わずかにもう少し」多く(約2〜3万円程度)を費やす価値は「間違いなくある」と私は思います。
M1ユーザーは買い替え推奨
では、M1 MacBook Air(2020年モデル)を使っている方はどうでしょうか?
これはもう、「一番買い替えるべき」層だと断言できます。M1からM4への進化は、まさに劇的です。
M1 → M4への主な進化点
- 3世代分のCPU/GPU性能向上
- 筐体デザインの刷新(ウェッジ型→フラットデザイン)
- MagSafe 3(磁石式充電ポート)の採用
- 標準メモリが8GB → 16GBへ倍増
- 外部ディスプレイが1台 → 2台(蓋開け状態)へ対応
- FaceTimeカメラの画質向上
これらすべてが、実用的な大きなアップグレードとなります。M1も名機ですが、もし動作に少しでも不満を感じ始めているなら、M4 Airは最高の買い替え先になるはずです。
M2・M3ユーザーは待つべき?
先ほども触れましたが、M2やM3ユーザーの方は、無理にM4にアップグレードする必要は薄いかなと思います。
M2/M3も現役バリバリの高性能チップです。M4で追加された「デュアルディスプレイ対応」や「12MPカメラ」がどうしても必要!という理由がなければ、安心して「M5モデル」を待つのが良いでしょう。
M3からM4へのリリースサイクルが約12ヶ月だったことを考えると、M5 Airも2026年春頃に登場する可能性が高いです。その頃にまた買い替えを検討するのが合理的かなと思います。
OLED搭載はいつ?
M4 Airの購入をためらう理由があるとすれば、それは「OLED(有機EL)ディスプレイ」の噂ですよね。M4 Airは従来のLCD(液晶)ディスプレイを継続搭載しています。
では、MacBook AirにOLEDが搭載されるのは「いつ」になるのでしょうか?
残念ながら、かなり先になりそうです。最新の予測(2025年11月時点)によると、来年(2026年)に予定されているM5チップ搭載のMacBook Airも、引き続きLCDディスプレイを搭載する見込みだと言われています。
OLED搭載時期の予測
AppleがMacBook AirにOLEDディスプレイを導入するのは、早くても2028年になると予測されています。順当にいけば、その頃には「M7チップ」が搭載されているかもしれませんね。
この予測が意味するのは、「OLEDを待つ」という選択肢は、「3年以上待つ」ことを意味する、ということです。これはあまり現実的ではありませんよね。
そう考えると、M4 MacBook Airは「OLED登場前の、LCD世代の完成形」として、今から3〜4年は安心して使えるモデルと位置づけられそうです。
新規・学生は今が買い時
これから新しくMacBook Airを買おうと思っている方、あるいは学生の方にとって、M4 Airは「最高の選択肢」と言えます。
価格据え置きでメモリが16GBになったベースモデルは「本物のバーゲン」です。さらに、学生・教員の方は「学割価格」が適用されますし、新学期(4月頃)や新生活の時期に合わせて、Appleギフトカードがもらえるキャンペーンが実施されることも多いです。
(例:過去のキャンペーンでは22,000円分のギフトカードが提供され、実質12万円台で購入可能でした)
こうしたキャンペーンは定期的に実施される傾向にあるので、学生・教員の方は、購入タイミングをぜひ検討してみてください。
総括: macbookair m4 発売日の評価
「macbookair m4 発売日」に関する情報をまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか。
M4 MacBook Airは、2025年3月12日に発売されました。単なるチップの更新(Iteration)ではなく、標準メモリ16GBとデュアルディスプレイ対応という、Airを「Pro-lite」マシンへと変貌させる大きな革新(Innovation)を伴うモデルチェンジでした。
私の結論としては、
- M1ユーザーや新規購入者: 間違いなく「買い」です。特にM1からは劇的な進化を体感できます。
- M2 / M3ユーザー: 無理せず「M5を待つ」のが賢明です。
という判断になります。OLEDの搭載もまだ数年先と見られますから、「LCD世代の完成形」として、M4 Airは非常にコストパフォーマンスの高い、魅力的なモデルに仕上がっているなと感じました。
この記事が、あなたの購入の参考になれば幸いです。


