アンドロイドのスマートフォンを使っていると、ブラウザや無料のゲームアプリで頻繁に表示される広告にストレスを感じることがありますよね。なんとかして消したいと思い、最強の対策法やおすすめのツールを探している方も多いのではないでしょうか。また、特定のアプリだけ広告ブロックの設定解除をしたい場合や、YouTubeの動画広告を消す方法、あるいはDNS設定だけで手軽に対策したいというニーズもあるかと思います。

- アンドロイドで使える安全で効果的な広告ブロックの手法
- YouTubeやゲームアプリの広告を消すための具体的な手順
- アプリを使わずに設定だけで広告をカットする裏技
- セキュリティリスクを避けて快適なスマホ環境を作るコツ
アンドロイドの広告ブロックアプリを選ぶ重要ポイント
一口に広告ブロックといっても、実はその仕組みや効果はさまざまです。とりあえずアプリストアで検索して一番上に出てきたものを入れるのではなく、自分の目的に合ったものを選ぶことが大切ですね。ここでは、ツール選びで失敗しないための基準や、知っておくべき技術的な背景について解説していきます。
最強かつ無料のツールはあるか
「できればお金をかけずに、あらゆる広告を消し去りたい」というのが本音ですよね。結論から言うと、完全無料で最強の環境を作ることは可能ですが、少し知識が必要になります。
例えば、オープンソースで開発されている「Blokada 5」などは、無料で使える非常に強力なツールです。これは「ローカルVPN」という仕組みを使って、スマホ全体の通信をチェックし、広告だけをブロックしてくれます。
一方で、Google Playストアで「無料」と謳っているアプリの中には、効果が薄かったり、逆に怪しい動きをするものも混ざっているので注意が必要です。「タダより高いものはない」という言葉があるように、開発者がどこで利益を得ているのかを考える視点を持つと良いでしょう。
ここがポイント
「なんでもブロックできる」とうたう完全無料アプリには注意。信頼できるオープンソースのものや、実績のあるベンダーのアプリを選ぶのが鉄則です。
危険性やウイルスのリスクを知る
広告ブロックアプリを探していると、どうしても「野良アプリ」と呼ばれる、Google Playストア以外からダウンロードするアプリに行き着くことがあります。ここで気をつけたいのがセキュリティのリスクです。
過去には「広告ブロッカー」を装った偽アプリ(FakeAdsBlockなど)が発見されており、これらをインストールすると、逆に大量の広告が表示されたり、バックグラウンドで勝手に通信されたりする被害に遭う可能性があります。
注意点
アプリをダウンロードする際は、必ず公式サイトやGitHubなどの信頼できる場所から入手してください。出所不明なAPKファイルのインストールは避けましょう。
DNS設定で広告を消す仕組み
「アプリをこれ以上増やしたくない」「バッテリー消費が気になる」という方におすすめなのが、DNS(ドメインネームシステム)を使ったブロック方法です。これは、スマホが「広告サーバー」にアクセスしようとした瞬間に、「その住所は存在しません」と嘘の情報を返すことで、通信そのものを遮断する仕組みです。
この方法の最大のメリットは、スマホのバッテリーや動作速度への影響が極めて少ないことです。アプリを入れる必要すらなく、Androidの設定画面に「ホスト名」を入力するだけで完了します。
ただし、細かい調整ができないため、「このサイトの広告だけは表示させたい」といった融通が利かないのが難点です。
YouTubeの動画広告をブロックする
多くの方が一番消したいと思っているのが、YouTubeの動画広告ではないでしょうか。しかし、残念ながら一般的なDNSブロックや通常の広告ブロックアプリでは、YouTubeアプリ内の広告を消すことはほぼ不可能です。
これは、YouTubeが動画本編と広告を同じサーバーから配信しているため、広告だけを狙い撃ちしてブロックするのが技術的に非常に難しいためです。
対策としては以下の3つが考えられます。
- Braveブラウザを使う: 公式アプリではなく、ブラウザ経由で見ると広告が消えます。
- ReVancedなどの改造アプリ: 上級者向けですが、アプリ自体を改造して広告を消す方法です。
- YouTube Premium: 公式の有料プラン。最も安全で確実です。
補足
改造アプリの使用はGoogleの利用規約に抵触する可能性があります。導入はリスクを理解した上で、自己責任で行う必要があります。
ゲームアプリの広告を消す方法
無料ゲームを遊んでいると、ステージの合間に全画面広告が出たり、画面の下にずっとバナーが出ていたりしますよね。これらを消すには、「ローカルVPN」方式のブロックアプリが有効です。
DNSブロックでも消えることがありますが、ゲームによっては広告がロードできないとフリーズしてしまうことがあります。AdGuardなどのアプリ版を使えば、「このゲームではブロックをオフにする」といった設定ができるため、トラブルを回避しながら快適に遊ぶことができます。
アンドロイドに広告ブロックアプリを導入・設定する

ここからは、実際に私が試してみて効果が高かった方法や、具体的な設定手順をご紹介します。自分のスキルや好みに合わせて、最適な方法を選んでみてくださいね。
AdGuardの導入と使い方
Androidでの広告ブロックにおいて、現状「最強」と言われているのが「AdGuard(アドガード)」です。ただし、フル機能を使うにはGoogle Playストア版ではなく、公式サイトから入手できる「APK版」をインストールする必要があります。
このアプリの凄いところは、暗号化された通信(HTTPS)の中身までチェックして広告を消せるところです。これにより、他のアプリでは消せないしつこい広告も綺麗にブロックできます。
導入手順は以下の通りです。
- AdGuard公式サイトにアクセスし、Android版のインストーラーをダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルを開き、セキュリティ警告が出たら「許可」してインストールする。
- アプリを起動し、初期設定画面で保護を「有効」にする。
280blockerをAndroidで使う
iPhoneユーザーにはおなじみの「280blocker」ですが、実はAndroidでもその恩恵を受けることができます。280blockerは日本のサイト特有の広告や、アダルトサイトの不快なバナーに対して非常に強い効果を発揮します。
Androidアプリ自体はありませんが、「定義ファイル(ブロックリスト)」をAdGuardなどのアプリに読み込ませることで利用可能です。
活用のコツ
AdGuardの設定メニューから「フィルタ」→「カスタムフィルタ」を選び、280blockerの定義ファイルのURLを登録しましょう。これで、海外製のフィルタではすり抜けてしまう日本の広告もしっかりカットできます。
プライベートDNSの設定方法
アプリを一切入れずに広告を減らしたい方は、Android標準の「プライベートDNS」機能を使いましょう。ここでは、無料で使える「AdGuard DNS」を設定する手順を解説します。
機種によってメニュー名が少し違いますが、基本的には以下の流れです。
| 機種タイプ | 設定手順の目安 |
|---|---|
| Pixel / Android One | 設定 > ネットワークとインターネット > プライベートDNS |
| Galaxy | 設定 > 接続 > その他の接続設定 > プライベートDNS |
| Xiaomi / OPPO | 設定 > 接続と共有 > プライベートDNS |
設定画面を開いたら、「プライベートDNSプロバイダのホスト名」を選択し、以下の文字列を入力して保存します。
dns.adguard-dns.com
これだけで、ブラウザや多くのアプリ内の広告が表示されなくなります。
広告ブロックの設定解除が必要な時
広告ブロックを入れていると、たまに「困ったこと」が起きます。例えば以下のようなケースです。
- フリーWi-Fi(スタバなど)のログイン画面が表示されない。
- ポイントサイトやゲームで「広告を見て報酬ゲット」ができない。
- 通販サイトのリンクを踏んでもページが開かない。
特にフリーWi-Fiに繋がらない現象はよく起こります。その際は、一時的にプライベートDNSを「オフ」にするか、広告ブロックアプリを一時停止してください。用が済んだらまたオンに戻すのを忘れないようにしましょう。
アンドロイドの広告ブロックアプリで快適にする
ここまで、Androidでの広告ブロックについて解説してきました。自分に合った方法は見つかりましたか?
初心者の方はまず「プライベートDNS」の設定から始めてみるのがおすすめです。それでも消えない広告や、YouTube広告が気になる場合は、BraveブラウザやAdGuardの導入を検討してみると良いでしょう。
広告を適切にコントロールすることで、通信量の節約にもなりますし、誤タップのストレスからも解放されます。ぜひ、ご自身の環境に合わせて安全に設定を行い、快適なスマホライフを手に入れてくださいね。
免責事項
本記事で紹介したアプリや設定の導入は、ユーザー自身の責任において行ってください。アプリの仕様変更やOSのアップデートにより、動作が異なったり効果が得られなくなったりする場合があります。正確な情報は各サービスの公式サイトをご確認ください。

