アンドロイドPIN変更の方法と忘れた時の対処法!機種別解説

Androidスマホを使っているとセキュリティ強化のために4桁や6桁のPINを変更したくなることや逆に番号を忘れたために初期化が必要になるトラブルに遭遇することがあります。SIM PINの設定と混同してロックがかかってしまい通信ができないというケースも少なくありません。この記事では機種ごとの変更手順から裏ワザ的な対処法までを解説します。

PIN変更
  • GalaxyやXperiaなど機種ごとの正確な設定メニューの場所
  • 4桁から6桁へ変更することのセキュリティ上のメリット
  • PINを忘れてしまった場合の強制リセットや復旧の手順
  • SIMカード自体のロック機能と画面ロックの決定的な違い
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アンドロイドのPINを変更する基本手順と機種別の設定

まずは、スマートフォンを安全に使うための基本中の基本、PINコードの変更方法について見ていきましょう。実はAndroidと言っても、メーカーによってメニューの場所や名前が微妙に違うんですよね。ここでは基本の仕組みから、主要な機種ごとの操作手順までを分かりやすく整理してみました。

画面ロックのPINコードとパスワードの違いとは

普段何気なく使っているロック解除の番号ですが、スマホの設定上では「PIN」と「パスワード」は明確に区別されています。これ、意外と混同しやすいポイントなんですよね。

PIN(Personal Identification Number)は、基本的に数字のみで構成される暗証番号のことです。画面には0から9までの数字キーパッドが表示されるのが特徴ですね。一方、パスワードを選ぶと、英字や記号も含められるため、フルキーボードが表示されます。

ここがポイント

日常的に使うなら、入力がスムーズな「PIN」がおすすめです。セキュリティを極限まで高めたい場合は複雑な文字列を作れる「パスワード」が有利ですが、毎回入力するのが大変になるのでバランスが大切ですね。

4桁から6桁へ桁数を増やすセキュリティ効果

昔の携帯電話の感覚だと「暗証番号=4桁」というイメージが強いですが、最近のAndroidでは6桁以上のPIN設定が推奨されています。たった2桁増えるだけですが、その効果は絶大です。

4桁の場合、組み合わせは1万通りしかありません。これだと、根気強い攻撃者なら手当たり次第に入力して突破できてしまうリスクがあります。しかし、6桁にすると組み合わせは一気に100万通りに跳ね上がります。セキュリティ強度は理論上100倍になるわけですね。

さらにAndroid 10以降などの新しいOSでは、設定時に「少なくとも6桁」を推奨するメッセージが出ることが増えています。指紋認証や顔認証をメインに使っているなら、PINを入力する頻度はそこまで多くないので、万が一の紛失に備えて6桁以上に設定変更しておくのが安心かなと思います。

GalaxyやXperiaなど機種ごとの設定場所

Androidの難しいところは、メーカーによって設定画面の「階層」が違うことです。「あれ、どこだっけ?」と迷わないよう、主要な機種ごとの辿り方をまとめました。

Samsung Galaxy (One UI)

Galaxyは機能が豊富なぶん、独自のメニュー構成になっています。

手順: 「設定」 > 「ロック画面」 > 「画面ロックの種類」

Galaxyの特徴として、PIN入力後に「OK」を押さなくても自動でロック解除される「タップの確認」機能のオン・オフが選べたりします。便利ですが、セキュリティ的にはオフ(OKを押して確定)の方が推奨されることもありますね。

Sony Xperia

Xperiaは最近Google標準に近いUIになっていますが、古いモデルを使っている場合は要注意です。

手順: 「設定」 > 「セキュリティ」 > 「画面ロック」

古い機種だと「ロック画面とセキュリティ」という名前だったり、「本体設定」の中の深い場所にあったりするので、見つからない場合は設定画面上部の検索窓で「ロック」と検索するのが手っ取り早いかもしれません。

OPPOやAQUOSでの操作手順と注意点

続いて、日本国内でシェアの高いOPPOやSHARPのAQUOSについても見ていきましょう。特にOPPOはiPhoneに近い独特な操作感なので、少しクセがあります。

OPPO (ColorOS)

OPPOのスマホは「ColorOS」というカスタマイズされたシステムが入っています。

手順: 「設定」 > 「パスワードとセキュリティ」 > 「ロック画面パスワード」

変更する際、古いパスワードを入力したあとに「新しいパスワード」の設定画面になりますが、ここで「異なるパスワードタイプを使用」という文字をタップすると、4桁にするか6桁にするか、あるいは英数字にするかを選べるポップアップが出てきます。これに気づかないと「あれ、桁数が変えられない?」と焦ることがあるので注意してください。

SHARP AQUOS

AQUOSは比較的標準的なAndroidに近いですが、初心者向けの「かんたんモード」などが設定されているとメニューが省略されて見つからないことがあります。

手順: 「設定」 > 「セキュリティ」 > 「画面ロック」

もし見当たらない場合は、一度「かんたんモード」を解除してから設定を探してみるとスムーズに見つかることが多いですよ。

画面ロックとは違うSIMカードのPIN設定

ここで一つ、非常に重要な区別をしておかなければなりません。それが「SIM PIN(シムピン)」です。検索で「PIN 変更」と調べると、このSIMカードのPINの話が出てくることがありますが、これは画面ロックとは全く別の仕組みです。

種類 保存場所 役割
画面ロックPIN スマホ本体 スマホの中身(写真やアプリ)を守る
SIM PIN SIMカード 電話回線や通信機能の不正利用を守る

SIM PINを設定すると、スマホを再起動したりSIMを入れ替えたりするたびにロックがかかります。万が一スマホを盗まれた際、SIMカードを抜かれて勝手に電話をかけられたり、キャリア決済を使われたりするのを防ぐための「最後の砦」なんですね。

ドコモなどキャリア別の初期PINコード一覧

もしSIM PINを変更したり有効化したりしたい場合、まずは「初期値」を入力する必要があります。これを変えていない場合、契約している携帯会社によって決まった番号が設定されています。

注意: 3回間違えるとロックがかかります!自信がない場合は必ず契約書類を確認してください。

  • NTTドコモ: 0000
  • au (KDDI): 1234
  • ソフトバンク: 9999
  • 楽天モバイル: 0000

格安SIM(MVNO)を使っている場合は、回線を借りている元キャリア(ドコモ系なら0000など)と同じことが多いですが、必ず公式サイトで確認してから操作するようにしてくださいね。

アンドロイドのPINを変更できないや忘れた時の対処法

PIN変更1

「PINを変更したいのに、今のPINを忘れてしまってメニューに入れない…」これは最も冷や汗が出るシチュエーションですよね。ここからは、そんな緊急事態に直面した時の対処法と、変更できない原因について、ちょっとディープな視点から解説します。

現在のPINを忘れた場合の確認方法は存在しない

残念ながら、Androidのセキュリティ仕様上、設定してあるPINを「確認する」方法は存在しません。

PINデータは、スマホ内部の非常に強固なセキュリティ領域(TEEなどと呼ばれます)に暗号化されて保存されています。メーカーやキャリアのショップに持ち込んでも、彼らにもこれを見ることはできません。これは私たちのプライバシーを守るための絶対的なルールなんですね。

そのため、「忘れた」場合の解決策は、原則として「デバイスを初期化(リセット)する」ことだけになります。写真やデータは消えてしまいますが、スマホ自体を再び使えるようにするには、この道を通るしかありません。

デバイスを探す機能で初期化してロック解除する

PINを忘れてロック解除できなくなった場合、最も公式的で安全なリセット方法は、Googleの「デバイスを探す(Find My Device)」機能を使うことです。

実行条件

  • スマホの電源が入っている
  • ネット(Wi-Fiやモバイルデータ)に繋がっている
  • Googleアカウントにログインしている

PCや別のスマホから [android.com/find](https://android.com/find) にアクセスし、自分のGoogleアカウントでログインします。そこから対象のスマホを選んで「デバイスを消去」を実行すると、遠隔操作でスマホが初期化され、画面ロックの設定もクリアされます。

ただし、この操作を行うとFRP(Factory Reset Protection)という保護機能が働きます。再セットアップの際に、必ず「以前使っていたGoogleアカウントとパスワード」の入力が求められます。これさえも忘れていると、本当にスマホが使えなくなってしまうので注意が必要です。

画面ロックなしやスワイプ設定に変更できない原因

「毎回PINを入れるのが面倒だから、ロックなし(スワイプのみ)に変更したい」と思っても、設定画面でその項目がグレーアウトして選べないことがあります。これには主に2つの原因が考えられます。

  1. 企業アカウントやセキュリティポリシーの影響

    会社のメールなどを設定している場合、セキュリティ管理者(MDM)によって「画面ロック必須」と決められている可能性があります。


  2. 認証ストレージの使用

    VPN設定や特定のセキュリティ証明書、あるいは一部のおサイフケータイ機能などを使っていると、その鍵を守るためにAndroidシステムが画面ロックを強制することがあります。


どうしても変更したい場合、「認証ストレージの消去」を行うと選べるようになることがありますが、Wi-Fiのパスワードなどが消えてしまうこともあるため、慎重に判断してください。

SIMのPINロック解除に必要なPUKコード

先ほど触れた「SIM PIN」の方で、3回間違えてロックされてしまった(PINロック状態)場合についても触れておきます。この時、スマホは通話も通信も一切できなくなります。

このロックを解除するには、PUKコード(PINロック解除コード)という8桁の番号が必要です。これは自分で決めるものではなく、SIMカードごとに最初から割り振られている番号です。

PUKコードの確認場所:

  • SIMカードがついていたプラスチックの台紙の裏面
  • キャリアのマイページ(My docomo, My SoftBankなど)
  • キャリアのサポートセンターへの電話問い合わせ

恐ろしいことに、このPUKコードの入力を10回連続で間違えると、SIMカードが完全に無効化(自己破壊)されます。こうなるとショップでSIMカードを再発行(手数料がかかります)するしかなくなるので、適当に入力して試すのだけは絶対にやめてくださいね。

まとめ:安全なアンドロイドのPIN変更と運用

AndroidのPIN変更は、単なる番号変更というだけでなく、セキュリティの要となる操作です。4桁から6桁への変更で安全性を高めつつ、機種ごとのメニューの違いを理解しておけば、スムーズに設定できるはずです。

一方で、忘れてしまった場合のリスクは非常に大きいため、変更した新しいPINは必ずメモを取るか、パスワード管理アプリなどに控えておくことを強くお勧めします。また、万が一の初期化に備えて、日頃からGoogleフォトやクラウドへのバックアップを有効にしておくことが、最大の自衛策と言えるでしょう。

※本記事の情報は執筆時点の一般的な仕様に基づいています。OSのバージョンや機種によっては動作が異なる場合がありますので、正確な情報は各公式サイトをご確認ください。

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