アンドロイドのバージョンアップのやり方がわからなくて困っている、あるいは更新ができないし終わらないのはなぜだろうといった疑問をお持ちではないでしょうか。スマホを使っていると突然通知が来たり、逆に自分から確認する方法が不明だったりして戸惑うこともありますよね。この記事では、そんな時に知っておきたい具体的な手順や時間に関する目安、そしてもしものためのバックアップの重要性について、私自身の経験も踏まえてお話しします。

- 正しいOS更新の手順と機種ごとの違い
- アップデートにかかる時間やタイミング
- エラーで更新できない原因と解決策
- サポート終了後のリスクと買い替え時期
アンドロイドのバージョンアップのやり方と事前準備
まずは、基本となるAndroidのOSアップデート手順について見ていきましょう。一言で「更新」といっても、実は持っているスマホのメーカーや契約している携帯会社によって、微妙にメニューの場所や操作が違うんですよね。ここでは標準的な方法から、少し特殊な機種のケースまで整理してみました。
更新データの確認方法と設定の場所
Androidスマホを使っていると、画面の上部に「システムアップデートが利用可能です」といった通知が来ることがありますよね。基本的にはその通知をタップすればいいんですが、通知を消してしまったり、自分で確認したい場合もあるかと思います。
最も一般的な手順は以下の通りです。
- ホーム画面から「設定」アプリ(歯車のアイコン)を開きます。
- メニューの下の方にある「システム」という項目を探してタップします。
- その中にある「システム アップデート」または「ソフトウェア アップデート」を選びます。
- 画面に「アップデートを確認」というボタンがあれば、それを押してみましょう。
もし新しいバージョンが配信されていれば、「ダウンロードとインストール」という表示が出てきます。Google Pixelシリーズなどは、この手順でほぼ迷わず進めるはずです。ただ、ここで注意したいのが、メーカーによってこの「設定」の中身が結構違うという点なんですよね。
Pixelなどの標準的な機種では、「設定」>「システム」>「システムアップデート」の順に進むのが王道です。
GalaxyやXperia等の機種別操作
私が以前使っていた機種でもそうだったんですが、メーカー独自のカスタマイズが入っているスマホだと、アップデートの項目が見つかりにくいことがあります。特にユーザーが多いGalaxyやXperiaでのやり方をチェックしておきましょう。
Samsung Galaxyシリーズの場合
Galaxyは「One UI」という独自のデザインを採用しているので、設定メニューの構成が少し違います。
- 「設定」アプリを開きます。
- 画面を下にスクロールして、「ソフトウェア更新」という項目を探します(これが独立して存在することが多いです)。
- 見つからない場合は、「バッテリーとデバイスケア」の中にあることもあります。
- 「ダウンロードおよびインストール」をタップして確認します。
Sony Xperiaシリーズの場合
Xperiaは比較的Google標準に近いのですが、古い機種だと場所が違うことも。
- 「設定」>「システム」と進みます。
- 「端末情報」や「詳細設定」の中に「ソフトウェアアップデート」が含まれていることがあります。
- もし通知バーに更新アイコンが出ていれば、そこから直接飛ぶのが一番手っ取り早いですね。
機種によっては名称が「ソフトウェア更新」だったり「システムアップデート」だったりしますが、基本的には同じ機能です。検索窓で「更新」と打って探すのも一つの手ですよ。
AQUOSなどキャリア端末の手順
日本国内でドコモやau、ソフトバンクから販売されているスマホ、特にSHARPのAQUOSシリーズなどは、少し事情が複雑になることがあります。これらは「キャリア版」と呼ばれていて、メーカーの更新だけでなく、携帯会社のネットワーク確認が必要な場合があるんです。
例えば、ドコモの端末だと、OSの更新とは別に「ドコモアプリの更新」があったりしますよね。手順としては以下のようになります。
- 「設定」>「端末情報」>「システムアップデート」の順に進むことが多いです。
- ドコモの場合、更新を行うにはSIMカード(ドコモUIMカード)が挿入されていることや、ドコモの回線に繋がっていることが条件になるケースもあります。
「Wi-Fiに繋いでいるのに更新ボタンがグレーアウトして押せない」という時は、一度Wi-Fiを切ってキャリアの回線(4G/5G)で認証だけ通すと上手くいくことがあるので、試してみる価値はあるかなと思います。
更新にかかる時間とタイミング
「これ、どれくらい時間かかるの?」というのは、皆さんが一番気にされるポイントかもしれません。結論から言うと、メジャーアップデート(例:Android 14から15へ)の場合は、数十分から1時間近くかかると見ておいた方が安全です。
| アップデートの種類 | 内容の目安 | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
| セキュリティパッチ | 不具合修正や脆弱性対策 | 5分 ~ 15分 |
| マイナーアップデート | 機能の小規模な改善 | 10分 ~ 30分 |
| メジャーアップデート | OSのバージョンが変わる | 30分 ~ 60分以上 |
特に大型の更新だと、データのダウンロードだけで数GB(ギガバイト)もあります。ダウンロードに時間がかかるだけでなく、その後の「インストール」と「アプリの最適化」でスマホが操作できなくなる時間が結構長いんですよね。
寝る前に「夜間インストール」を予約しておくのがおすすめです。忙しい朝や、連絡待ちの時に始めてしまうと、スマホが使えなくて焦ることになります。
失敗しないためのデータバックアップ
「アップデートしたら写真が消えた!」なんて悲劇は絶対に避けたいですよね。OSの書き換えはスマホにとって大手術のようなもの。万が一に備えて、バックアップは必須かなと思います。
一番簡単なのは、Googleの標準機能を使う方法です。
- 「設定」>「Google」>「バックアップ」を開きます。
- 「Google One バックアップ」をオンにして、「今すぐバックアップ」をタップします。
これで連絡先や設定、Googleフォトにある写真は守られます。ただ、LINEのトーク履歴やおサイフケータイの預け入れなどは、それぞれのアプリ個別の操作が必要になるので注意してくださいね。「面倒くさい」と思わずに、転ばぬ先の杖としてやっておくことを強くおすすめします。
アンドロイドのバージョンアップができない時のやり方

いざ更新しようと思っても、「エラーが出る」「ボタンが反応しない」「いつまでも終わらない」といったトラブルに直面することもあります。ここでは、そんな困った状況を解決するための具体的な対処法を深掘りしていきます。
更新ボタンが押せない原因と対策
「システムアップデート」の画面までは行けたのに、更新ボタンが押せない、あるいは「お使いのシステムは最新です」と表示されるのに、実際は古いまま…というケースです。
考えられる原因はいくつかあります。
- 充電不足: バッテリー残量が少ないと(例えば50%以下など)、安全のために更新が開始できないようになっています。充電ケーブルを挿したまま再トライしてみてください。
- ネットワーク不安定: 公衆Wi-Fiなど不安定な回線だと、ダウンロードが始まらないことがあります。自宅の安定したWi-Fi推奨です。
- 順次配信の待機中: アップデートは全ユーザー一斉ではなく、少しずつ配信されます。「まだ自分の番が来ていないだけ」という可能性も高いですね。
容量不足で終わらない時の対処法
アップデート失敗の理由で一番多いのが、これかもしれません。「空き容量が不足しています」という警告です。
メジャーアップデートの場合、ダウンロードファイルの展開やシステム処理のために、一時的に3GB〜5GB以上の空き容量を求められることがあります。「ギリギリ足りてるはず」と思っていても、処理中にエラーで止まってしまうと危険です。
不要な動画や使っていないアプリを削除して、余裕を持って空きを作っておきましょう。「Files by Google」などのアプリを使うと、ジャンクファイルを簡単に掃除できますよ。
古い機種にアップデートがこない理由
「友達のスマホには新しいAndroidが来ているのに、自分には来ない」という場合、悲しいですが「サポート終了」の可能性があります。
スマホメーカーは、発売から2〜3年(最近の機種だともっと長いこともありますが)経過すると、OSのアップデート提供を終了してしまいます。これを「EOL(End Of Life)」と呼んだりします。
例えば、キャリア版の古いXperiaやGalaxyを使っている場合、ハードウェアのスペックが新OSに耐えられないと判断されれば、そこで更新はストップします。これは不具合ではなく仕様なので、設定をどう変えても新しいOSは降りてきません。
サポート終了後のリスクと買い替え
「アップデートが来なくても、今のままで使えるからいいや」と思う方もいるかもしれませんが、実はちょっと危険なんです。OSの更新には、新機能だけでなく「セキュリティパッチ」という、ウイルスの侵入やハッキングを防ぐための修正が含まれているからです。
サポートが切れた端末を使い続けることは、家の鍵をかけずに外出するようなものかもしれません。特に銀行アプリや決済アプリを使っている方は、セキュリティリスクが高まるので注意が必要です。
OSが古すぎると、最新のアプリがインストールできなくなることもあります。「LINEが使えなくなった」となる前に、サポート期間を確認して機種変更を検討するのが賢明かなと思います。
手動で更新する裏ワザと注意点
通常の更新が来ない場合、PCを使って強制的にアップデートする方法(ADBコマンドなどを使用)もネット上には情報として存在します。いわゆる「手動アップデート」や「サイドロード」と呼ばれる手法ですね。
ただ、これは正直に言って初心者の方には全くおすすめできません。
- 操作を一つ間違えると、スマホが起動しなくなる(文鎮化する)リスクがあります。
- メーカーの保証対象外になる可能性があります。
- データが全て消える恐れがあります。
私自身も興味本位で試したことがありますが、手順が複雑で冷や汗をかきました。どうしてもという事情がない限り、公式の配信を待つか、正規の手順で運用するのが一番安全です。
安全なアンドロイドのバージョンアップのやり方まとめ
今回は、アンドロイドのバージョンアップのやり方について、基本的な手順からトラブル時の対応までお話ししました。OSを最新に保つことは、スマホを快適に、そして安全に使い続けるための基本中の基本です。
最後に、スムーズに更新するためのポイントをおさらいしておきましょう。
- まずは「設定」>「システム」から更新を確認する。
- 実施前には必ずバックアップを取り、ストレージ容量を確保する。
- 充電器に繋ぎ、安定したWi-Fi環境で行う。
- もし更新が来なくなったら、セキュリティの観点から買い替えを検討する。
「面倒だな」と思わず、通知が来たら時間のある時にサクッと済ませてしまいましょう。最新のAndroidで、より快適なスマホライフを楽しんでくださいね。

