あれ、スマホの画面がいきなり白黒になってしまったと焦っていませんか。私も朝起きたらアンドロイドの画面が白黒になっていて、故障かなと不安になった経験があります。実はこれ、故障ではなく設定が原因で勝手に切り替わっているケースがほとんどなのです。この記事では、元に戻す方法や考えられる原因について、私の実体験を交えて分かりやすく解説します。

- 勝手に画面の色が変わってしまう主な原因
- おやすみ時間モードの設定を確認する手順
- ユーザー補助やメーカー独自機能の解除方法
- 故障かどうかを見極める簡単なチェック方法
アンドロイドの画面が白黒になる原因と戻し方
まずは、なぜ急に画面から色が消えてしまったのか、その原因を特定して元のカラー画面に戻していきましょう。実は、Androidにはユーザーの健康や使いやすさを考えて、あえて色をなくす機能がいくつも搭載されているんです。
勝手に画面の色が変わる主な理由
スマホが突然モノクロになってしまう現象には、主に3つの「犯人」が考えられます。これらはウイルスや故障ではなく、OSの親切心による機能であることが大半です。
- おやすみ時間モード:睡眠の質を上げるために、夜だけ白黒にする機能。
- ユーザー補助(色補正):色の見え方を調整する設定で、誤ってオンになっている場合。
- 省電力モード:バッテリーが減った際に、消費電力を抑えるために色が消える場合。
私の経験上、最も多いのが「おやすみ時間モード」が勝手にオンになっているパターンですね。OSのアップデート時などに、推奨設定として自動的に有効化されてしまうことがあるんです。
おやすみ時間モードの設定を確認
このモードは、指定した時間(例えば23時から7時まで)や充電中に自動で作動します。「昨日の夜は白黒だったのに、昼間は直っている」という場合は、ほぼ間違いなくこれが原因です。
Pixelシリーズなどの標準的なAndroidの場合、以下の手順で確認してみてください。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」をタップします。
- 「おやすみ時間モード」を選択します。
- もしオンになっていたらオフにするか、「カスタマイズ」から「グレースケール」のチェックを外します。
ポイント
「おやすみ時間モード」自体は使いたいけれど画面の色は変えたくない場合は、モード内の設定で「グレースケール」だけを無効化するのがおすすめです。
ユーザー補助の色補正を直す方法
時間帯に関係なく、常に画面が白黒になってしまっている場合は、「ユーザー補助」の設定を疑ってみましょう。ここは本来、色覚に特性がある方向けの設定なのですが、何かの拍子にオンになってしまうことがあります。
手順は以下の通りです。
- 「設定」>「ユーザー補助」へと進みます。
- 「色と動き」または「視認性向上」といった項目を探してタップします。
- 「色補正」を選択し、スイッチがオンになっていないか確認してください。
- ここがオンで、かつ「グレースケール」が選ばれていると画面が白黒になります。
また、音量ボタンの同時押しなどで機能が発動する「ショートカット」が有効になっていると、ポケットの中で誤操作してしまっている可能性もありますね。
GalaxyやAQUOSなど機種別の対処
Androidはメーカーによって設定メニューの名前や場所が少し違うのがややこしいところです。ここでは主要なメーカーごとの特有の設定を見ていきましょう。
Samsung Galaxyシリーズの場合
Galaxyでは、最近のOS(One UI)だと「モードとルーチン」という機能に統合されていることが多いです。「睡眠」モードがオンになっていると、自動的に「色調整」が掛かる設定になっている場合があります。また、バッテリー残量が極端に減った時の「緊急時長持ちモード」でも画面が白黒になることがあります。
Sharp AQUOSシリーズの場合
AQUOSには「リラックスビュー」という独自の機能があります。これが「リラックスオート」に設定されていると、エモパーなどが判断して就寝前に画面の色味を落とすことがあります。「ディスプレイ」設定内の「画質設定」も確認してみましょう。
XiaomiやOPPOの場合
Xiaomiには「読書モード」があり、その中で「ペーパー」を選ぶと、まるで紙のような質感の白黒画面になります。これが意外と気づきにくい原因の一つです。
スマホの故障か判断するポイント
設定をすべて見直しても直らない場合、ハードウェア(液晶や有機ELパネル)の故障も考えられます。これを切り分けるための非常に有効なテクニックがあります。
スクリーンショットで診断する方法
今の白黒の画面のまま、スクリーンショットを撮ってみてください。
そして、その画像を他の人(家族のスマホやPCなど)に送って見てもらいます。
- 画像が「カラー」で表示される場合:スマホ内部の処理は正常です。画面のパネルやケーブルの故障の可能性が高いです。
- 画像も「白黒」で表示される場合:まだどこかに設定(ソフトウェア)の原因が潜んでいます。
もし画像がカラーなのに画面が白黒なら、一度修理の相談を検討したほうが良いかもしれません。最終的な判断は専門家にご相談ください。
アンドロイドの画面を白黒にするメリットと活用

ここまでは「困ったトラブル」としての白黒画面についてお話ししましたが、実はあえてこの「グレースケール」機能を活用している人たちも増えているんです。私も仕事に集中したい時は、意図的に白黒にすることがあります。
目に優しいグレースケールの効果
画面を白黒、あるいは紙のような質感にすることで、目への刺激を減らす効果が期待できます。特に夜間、布団の中で電子書籍を読んだりニュースをチェックしたりする際、鮮やかな色彩は脳を覚醒させてしまいます。
ブルーライトカットモードと併用してグレースケールにすることで、光の刺激を抑え、目の疲れ(眼精疲労)を軽減できると感じるユーザーは多いようです。
バッテリーの節約効果は本当か
「画面を白黒にすると電池が長持ちする」という話を耳にしたことはありませんか? これは半分正解で、半分間違いです。
最近のスマホに多い「有機EL(OLED)」ディスプレイの場合、黒い部分は「ライトが消えている状態」なので電力を使いいません。しかし、単なるグレー(灰色)は発光しているため、劇的な節約にはならないのです。
注意点
バッテリー節約を主目的にするなら、単に白黒にするだけでなく、背景を真っ黒にする「ダークモード」を併用することが重要です。
スマホ依存対策としての機能活用
実はこれが、私が最もおすすめしたい活用法です。SNSのアイコンや通知バッジの「赤色」は、私たちの脳のドーパミンを刺激し、「もっと見たい」「触りたい」と思わせるようにデザインされています。
画面をモノクロにしてしまうと、InstagramやTikTokを見ても「なんだか味気ないな」と感じるようになります。その結果、無意識にスマホをダラダラ見てしまう時間を自然と減らすことができるのです。デジタルデトックスの第一歩として非常に有効ですよ。
ショートカットで切り替える技
「普段はカラーがいいけど、寝る前や集中したい時だけ白黒にしたい」という場合、毎回設定画面を開くのは面倒ですよね。そこで「ユーザー補助機能のショートカット」を設定しておくと便利です。
設定の「ユーザー補助」>「色補正」の中に、「色補正ショートカット」という項目があります。これをオンにしておくと、画面上の小さなボタンをタップするか、音量ボタンを長押しするだけで、一瞬でカラーとモノクロを切り替えられるようになります。
アンドロイドの画面が白黒な時の総括
突然画面が白黒になると驚きますが、基本的には「おやすみ時間モード」や「アクセシビリティ」の設定によるものがほとんどです。まずは落ち着いて設定を見直してみましょう。
そして、もし設定の直し方を覚えたら、次はぜひ「自分のために」この機能を使ってみてください。目の疲れを癒やしたり、スマホから少し距離を置いたりするために、白黒の世界は意外と心地よいものですよ。

