最近スマートフォンを機種変更したり、久しぶりに友人に連絡を取ろうとしたりしたときに、アンドロイドのショートメールが送れないトラブルや、画像の送り方がわからなくて困ったことはありませんか。実は私たちが普段何気なく使っているショートメールには、文字数による料金の変動や、相手が使っている機種によって届かないケースなど、意外と知られていない落とし穴がたくさんあるのです。また、既読がつかない仕様や迷惑メールの拒否設定など、日々の使い勝手に関する疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、そんなアンドロイドのショートメールに関する基礎知識から、トラブル解決に役立つ具体的な設定方法までをわかりやすく解説していきます。

- ショートメールで画像を送る方法と料金の仕組みがわかります
- Googleメッセージとプラスメッセージの違いや使い分けが理解できます
- 送れない時や届かない時の原因と具体的な解決策が学べます
- 既読確認の設定やバックアップ方法など便利な機能を知ることができます
アンドロイドのショートメールのアプリと送り方
Androidスマホでメッセージやり取りをする際、実はいくつかのアプリや通信規格が裏側で動いていることをご存知でしょうか。「ただメッセージを送りたいだけなのに」と思っても、アプリの選び方や設定一つで、送れる内容や料金が大きく変わってきます。まずは、基本的なアプリの使い分けと、多くの人がつまづきやすい画像の送信方法や料金体系について、整理して見ていきましょう。
アンドロイドで画像をショートメールで送る方法
「ショートメールで写真を送りたいのに送れない!」というのは、Androidユーザーなら一度は経験する悩みかもしれませんね。基本的に、昔ながらのSMS(電話番号だけで送るメッセージ)は、テキスト専用の規格であるため、直接画像を添付して送ることができません。
しかし、最近のアンドロイド端末では、以下の3つの方法で擬似的に、あるいは新しい規格を使って画像を送ることができるようになっています。
画像を送るための主なアプローチ
- RCS(チャット機能)を使う: 「Google メッセージ」や「+メッセージ」を使っていて、相手も同じ規格に対応している場合、LINEのようにデータ通信で高画質な画像を送れます。
- リンク共有を使う: 「Google メッセージ」の機能で、画像一旦Googleフォトにアップロードし、そのURLを相手にSMSで送る方法です。これなら相手がガラケーでも画像を見てもらえます。
- MMSを使う: キャリアメールのアドレスなどを使い、画像を添付して送る古い方法ですが、設定が複雑で画質も落ちるため、最近はあまり推奨されません。
一番のおすすめは、アプリが自動で判断してくれる「Google メッセージ」のリンク共有機能を活用することです。これなら、「相手が見られないかも」と心配する必要が少なくなりますよ。
ショートメールの料金や文字数による違い
LINEなどの無料アプリに慣れていると忘れがちですが、ショートメール(SMS)は基本的に「1通ごとに料金がかかる」従量課金制です。しかも、この「1通」の定義が少しややこしいので注意が必要です。
一般的に、全角70文字までが1通分(約3.3円)として計算されますが、Androidでは長文も送れるようになっています。しかし、長文を送ると内部的には複数のメッセージに分割され、その分だけ料金が加算されてしまうのです。
| 文字数(全角) | 送信料金(税込目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 1 〜 70文字 | 3.3円 | 基本料金 |
| 71 〜 134文字 | 6.6円 | 2通分として計算 |
| 135 〜 201文字 | 9.9円 | 3通分として計算 |
| 604 〜 670文字 | 33.0円 | 10通分(最大) |
絵文字に注意!
絵文字や特殊記号は、1文字に見えてもデータサイズが大きいため、文字数カウントを一気に消費してしまうことがあります。「70文字以内のつもりだったのに料金が倍になった」というケースの多くがこれが原因です。
Googleメッセージとプラスメッセージの違い
Androidスマホには、最初から入っている「Google メッセージ」と、ドコモ・au・ソフトバンクが提供している「+メッセージ(プラスメッセージ)」という2つの主要なアプリがあります。どちらも電話番号でやり取りできますが、中身は少し違います。
Google メッセージは、Androidの標準として世界中で使われているアプリです。最近はiPhoneとの互換性も向上していて、スパムメールを自動でブロックしてくれる機能がとても優秀だと感じます。
一方、+メッセージは日本のキャリアが作ったアプリで、LINEのようにスタンプが使えたり、公式アカウントがあったりと、日本人に馴染みやすい機能が充実しています。ただし、格安SIM(MVNO)の一部や、アプリを入れていない相手には自動的にSMS(有料)になってしまう点には注意が必要です。
ショートメールで既読確認をする設定
「メールを送ったのに読んでくれたかわからない」というのもSMSの弱点でしたが、現在はRCS(リッチ・コミュニケーション・サービス)という新規格のおかげで、既読確認ができるようになっています。
Google メッセージの場合、設定メニューから「RCSチャット」をオンにすることで、相手が既読になったかどうかがわかるようになります。ただし、これは「自分と相手の両方がRCSを有効にしている場合」に限られます。
相手がiPhoneの場合
最近のiPhone(iOS 18以降)もRCSに対応し始めたため、AndroidとiPhoneの間でも既読確認ができるケースが増えてきました。ただし、相手の設定次第では表示されないこともあるので、「既読がつかない=読んでいない」とは限らないことを覚えておきましょう。
機種変更に備えたデータのバックアップ方法
スマホを買い替えるとき、LINEの引き継ぎは気にするのに、ショートメールのバックアップを忘れて真っ青になる…なんてことは避けたいですよね。Androidのショートメールは、Googleアカウントを使ってクラウドに保存しておくのが一番簡単です。
設定画面の「Google」>「バックアップ」の項目を確認し、「SMSとMMSメッセージ」がオンになっているかチェックしてみてください。ここがオンになっていれば、新しいスマホで同じGoogleアカウントにログインするだけで、過去のやり取りが復元されます。
もし、もっと細かく管理したい場合や、キャリア独自のメッセージアプリを使っている場合は、専用のバックアップアプリやSDカードへの保存が必要になることもあります。念のため、機種変更の前には必ず手動で「今すぐバックアップ」ボタンを押しておくことをおすすめします。
アンドロイドのショートメールが送れない時の対策

急ぎの連絡をショートメールで送ろうとしたら、「未配信」と表示されて送れない。そんな時は焦ってしまいますよね。通信トラブルから設定ミスまで、原因はさまざまですが、一つずつ確認していけば必ず解決の糸口が見つかります。ここでは、よくあるトラブルの原因とその対処法について詳しく解説していきます。
ショートメールが送れない原因と解決策
ショートメールが送れない原因のナンバーワンは、意外にも「モバイル通信の電波状況」です。SMSはWi-Fiに繋がっていても、電話回線の電波が入っていないと送ることができません。
まずは画面上部のアンテナピクトを確認してみてください。「圏外」や「緊急通報のみ」になっていませんか? もし電波が悪い場合は、一度「機内モード」をオンにして、数秒後にオフにすることで電波を掴み直せる可能性があります。
その他のよくある原因
- 電話番号の間違い: 固定電話宛に送ろうとしていませんか?(Lモードなどは現在使えません)
- 1日の送信上限: キャリアによっては、迷惑メール対策として1日に送信できるSMSの数(例: 200通など)に制限を設けています。
- デュアルSIMの設定ミス: SIMカードを2枚入れている場合、SMS契約がない方のSIM(データ通信専用SIMなど)から送ろうとしてエラーになっていることがあります。
ショートメールが届かない時の確認事項
逆に「相手からのメールが自分に届かない」という場合は、少し複雑な事情が絡んでいるかもしれません。特に多いのが、以前iPhoneを使っていた方がAndroidに乗り換えた時に起こる「iMessage問題」です。
Appleのサーバー上にあなたの電話番号が「iPhoneユーザー」として登録されたままになっていると、他のiPhoneユーザーからのメッセージがあなたのAndroidに届かず、迷子になってしまうのです。心当たりがある方は、Appleの公式サイトから「iMessageの登録解除」を行う必要があります。
また、格安SIM(MVNO)を使っている場合、そもそも契約しているプランが「SMS機能なし」のデータ専用プランだった、というオチもたまにありますので、契約内容も一度確認してみましょう。
通知がこない時の設定チェックポイント
「メールは届いているのに、通知が鳴らなくて気づかない」というのも困りものです。Androidは省電力機能が優秀すぎて、たまにアプリの通知を勝手に止めてしまうことがあります。
設定アプリから「アプリ」>「メッセージ」>「通知」と進み、通知スイッチがすべてオンになっているか確認してください。特に「サイレント」設定になっていないかが重要です。
バッテリー最適化の除外
通知が遅れる場合は、バッテリーの設定でメッセージアプリを「最適化しない(制限なし)」に設定変更すると改善することがあります。即時性を重視するなら、少し電池持ちが悪くなってもこの設定をしておくと安心です。
迷惑メールの拒否設定とブロック方法
最近は、宅配便の不在通知を装った詐欺SMS(スミッシング)が本当に増えていますよね。怪しいメッセージが届いたら、絶対にURLをタップせず、すぐにブロックしましょう。
Google メッセージアプリなら、メッセージを開いてメニューから「ブロックしてスパムとして報告」を選ぶだけでOKです。これで同じ番号からは二度と届きませんし、Googleの迷惑メールフィルターの精度向上にも貢献できます。
また、海外からの怪しいSMSが多い場合は、My docomoやMy auなどのキャリア側の設定ページで「国際SMS拒否」や「非通知SMS拒否」を設定しておくと、スマホに届く前にブロックできるのでより安全です。
アンドロイドのショートメールを快適に使うコツ

ここまでAndroidのショートメールについて、仕組みやトラブル対策を見てきました。最後に、これらを快適に使いこなすためのポイントをまとめます。
ショートメールは「電話番号だけで誰にでも届く」という最強のツールですが、「画像や長文は料金がかかる」「Wi-Fiだけでは送れない場合がある」という特性を理解しておくことが大切です。普段はLINEやRCS(チャット機能)を使いつつ、大切な連絡や緊急時にはSMSを使う、といった使い分けができれば、コストも抑えつつ確実なコミュニケーションができるようになります。
もしトラブルが起きたら、まずは「再起動」と「電波の確認」。それでもダメならこの記事の設定を見直してみてください。少しの知識で、毎日のスマホライフがぐっと快適になるはずですよ。

