googleスライド セクション機能がない?疑似的に分ける実践テク

プレゼン資料を作っていて、googleスライド セクションの分け方について悩んだことはありませんか。PowerPointのようにスライドを束ねて、googleスライド セクションの折りたたみができないかと設定を探した経験がある人も多いと思います。実は、現在の仕様ではボタン一つでgoogleスライド セクションを追加するようなネイティブな機能は備わっていません。しかし、大量のスライドを分かりやすく整理したり、チームで分担して作業したりするためには、何かしらの形で構造化したいですよね。この記事では、組み込み機能がない中で、いかにして視覚的かつ論理的にスライドをグループ化し、見やすく管理していくかについて、私が実践している代替テクニックをまとめてみました。

セクション機能
  • 視覚的な工夫によるスライドの疑似的なグループ化
  • 目次やショートカットを駆使した快適なナビゲーション
  • PowerPointとのファイル変換時に発生する互換性の問題
  • AIを活用した最新の自動生成による構成管理のトレンド
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googleスライドのセクション分け代替手法

標準のセクション機能が存在しないからといって、数十枚以上のスライドをフラットなまま管理するのはとても大変です。ここでは、視覚的なアンカーやリンク機能などを活用して、実質的にスライドを区切っていくための具体的なアイデアを4つご紹介しますね。

セクションヘッダーで視覚的に区切る

もっとも直感的で、私が一番よく使っているのが、新しいトピックへ切り替わるタイミングで「扉絵」となる専用の区切りスライドを挿入するという方法です。これがあるだけで、プレゼン全体の流れにメリハリが生まれ、話す側も聞く側も「ここから話題が変わるんだな」と視覚的に認識しやすくなります。

具体的なやり方はとてもシンプルです。対象となる箇所で、上部メニューの「挿入」から「新しいスライド」を追加するか、左側のサムネイル一覧(フィルムストリップ)で右クリックして追加します。次に、上部メニューの「スライド」から「レイアウトを適用」を選び、「セクションヘッダー」や「タイトルと説明」といったレイアウトを適用するだけです。

扉絵を目立たせるコツ

通常のコンテンツスライドとは明確に差をつけるため、大きく太字のフォントでタイトルを中央に配置するのがおすすめです。また、トピックを象徴するアイコンや背景画像を組み合わせると、よりプロフェッショナルな印象になりますよ。

背景色を変えてグループ化を強調する

次におすすめなのが、トピックごとにスライドの背景色(カラーパレット)を割り当てる手法です。例えば、第1章はライトグレー、第2章はライトブルーといった具合に、薄めの色を敷いておきます。こうすることで、全体のコーポレートカラーやテーマを邪魔することなく、構造を明示できるんです。

この作業を効率よく進めるには、左側のサムネイル一覧での一括操作が便利です。グループ化したい最初のスライドをクリックし、キーボードのShiftキーを押しながら最後のスライドをクリックすると、連続したスライドをまとめて選択できます。その状態で上部の「背景」ボタンを押し、専用の色を適用します。

色の統一感を持たせると、「グリッド表示(表示>グリッド表示)」にしたときに、どのスライドがどのまとまりに属しているか、全体のバランスが一目でわかるようになり、その後の構成の並び替え作業などもぐっと楽になります。

目次とスライド内リンクで移動を円滑に

50枚を超えるような大規模な資料や、社内マニュアルとして使う資料なら、インタラクティブな目次(TOC)を作るのがすごくおすすめです。静的な資料が、クリック一つで飛び回れるウェブサイトのような動的リソースに早変わりします。

作り方は、まず冒頭に「アジェンダ」や「目次」となるスライドを挿入し、各トピックのタイトルを箇条書きで入力します。次に、そのテキストを選択してハイライト状態にし、右クリックまたは上部の「挿入」から「リンク」を選びます。ここでウェブアドレスではなく、「このプレゼンテーションのスライド」という項目を展開して、該当する区切りスライドなどをリンク先に指定します。

さらに親切な設計にするなら、各スライドの端っこに「目次に戻る」というテキストやホームアイコンを配置し、目次スライドへの逆リンクを貼っておくと、閲覧者が迷子にならなくて済みますよ。

スキップ機能で非表示スライドを管理

PowerPointによくある「非表示スライド」の機能ですが、実はGoogleスライドにも「スライドをスキップ」という名前で用意されているのをご存じですか。これは、ファイルを削除することなく、スライドショーの実行時だけそのページを表示させない(スキップさせる)ことができる便利な機能です。

設定は簡単で、左側のサムネイルで対象のスライドを右クリックし、「スライドをスキップ」を選ぶだけです。設定されると、サムネイルに斜線の入った目のアイコンが表示されます。複数のスライドに一気に設定したい場合は、ShiftCtrl(MacならCmd)を押しながら複数選択してから右クリックすればOKです。

こんなシーンで大活躍します

用途別の出し分け:社内会議用の詳細データスライドをスキップにしておき、外部クライアント向けのプレゼン時にはそのまま使い回す。

Q&A用のバックアップ:本編では使わないけれど、マニアックな質問が来たときのために詳細データを末尾にスキップ状態で仕込んでおく。

これを使えば、似たような内容のファイルをいくつも二重管理する手間が省けるので、バージョン管理の混乱も防げるかなと思います。

ショートカットキーによる一括操作術

大量のスライドを扱うようになると、マウスでいちいちスクロールして操作するのが時間の無駄になってきます。生産性をあげるためにも、スライドの選択や移動を一瞬で行えるキーボードショートカットを覚えておくと非常に便利です。

私がよく使う、絶対覚えておきたいショートカットをいくつか紹介しますね。

操作の目的Windows / ChromeOSMac
複数の連続するスライドを選択Shift + ↑ または ↓Shift + ↑ または ↓
スライドを先頭/末尾へ一気に移動Ctrl + Shift + ↑ または ↓Cmd + Shift + ↑ または ↓
スライドを1つ上/下へ移動Ctrl + ↑ または ↓Cmd + ↑ または ↓
サムネイル一覧へフォーカスCtrl + Alt + Shift + FCmd + Option + Shift + F
現在のスライドからプレゼン開始Ctrl + Shift + F5Cmd + Shift + Enter

特に、スライド群をガサッと移動させたいときなどは、Shiftで複数選択してからCtrl + ↑/↓を使うと、ドラッグ&ドロップで指が滑って変なところに入ってしまうミスも防げます。

googleスライドのセクション管理と高度な技

セクション機能1

ここまで紹介した視覚的な工夫に加えて、さらに共同編集時のレイアウト崩れを防いだり、他社のファイル形式とのやり取りをスムーズに行ったりするための、ちょっと踏み込んだ管理方法やテクニックについて解説していきます。

オブジェクトのグループ化で配置を固定

複数人で同時にスライドを編集していると、他の人が誤ってテキストボックスや画像をずらしてしまう「レイアウト崩れ」の事故がよく起きます。これを防ぐために、「グループ化」という機能を積極的に使っていくのがコツです。

図形やテキストなど、ひとかたまりとして扱いたい要素をドラッグで複数選択し、右クリックメニューから「グループ化」を選びます。ショートカットなら Ctrl + Alt + G(Macは Cmd + Option + G)です。これで、相対的な位置関係を保ったまま移動やサイズ変更ができるようになり、デザインの保護にも繋がります。

グループ化できない要素に注意

Googleスライドの仕様上、もともとのレイアウトに含まれる「プレースホルダー(タイトルや本文の入力欄)」や「動画」、スプレッドシートからリンクした「グラフ・表」は、一緒にグループ化することができません。メニューがグレーアウトしてしまう場合は、これらが選択範囲に入っていないか確認してみてくださいね。

きっちりとしたレイアウトを作る際は、目分量だけでなく定規の機能を使うとより正確です。

PowerPointとの互換性問題と対策

ビジネスの現場では、クライアントからPowerPoint(.pptx)形式のファイルが送られてきたり、逆にこちらから納品したりするケースも多いですよね。ここで絶対に知っておくべきなのが、PowerPoint側で設定されたネイティブな「セクション」の構造は、Googleスライドにインポートした瞬間に完全に消滅(フラット化)してしまうという事実です。

また、大きなファイルをそのままインポートすると、スライドの順番がランダムにシャッフルされてしまうという恐ろしいバグも報告されています。これを防ぐためには、いきなりインポートせず、一度Googleドライブにアップロードし、プレビュー画面から「Googleスライドとして保存」を選択する手順を踏むのが安全です。

さらに、フォントが強制的に「Arial」などに置き換わってレイアウトが崩れたり、複雑なアニメーションがうまく動かなかったりすることもあります。もしアニメーションの動きがおかしくなってしまったら、必要に応じてGoogleスライド側で再設定を検討してみてください。

印刷やPDF出力時の最適化プロセス

できあがったスライドを印刷して配布したり、PDFにしてメールで送ったりする際の出力設定も、構造化された資料を綺麗に見せる上で重要です。

上部メニューの「ファイル」から「印刷設定とプレビュー」を開くと、出力用の細かい設定ができます。私がよく使うのが、ドロップダウンメニューから選べる「ハンドアウト – 1ページあたり3枚のスライド」です。これを選ぶと、左側にスライドが縦に3つ並び、右側にメモ書き用の罫線が自動で追加されるので、研修やワークショップなどの配布資料としてめちゃくちゃ実用的です。

非表示(スキップ)スライドに関する重大な罠

ここが一番の注意点なのですが、通常の「ファイル」>「ダウンロード」>「PDFドキュメント」という手順で保存すると、スキップ設定にしたはずの非表示スライド(社外秘データなど)まで全部PDFに含まれて出力されてしまいます!

これを防ぐためには、必ず「印刷設定とプレビュー」画面を開き、上部の「スキップしたスライドを含める」のチェックを外してから、PDF保存や印刷を実行してください。情報漏洩リスクに繋がるので、外部へ送る前は本当に気をつけてくださいね。(※セキュリティに関する最終確認は、各自の自己責任の下で厳重に行ってください)

AIとアウトライン機能による自動生成

これまでは手作業でスライドを分けたりレイアウトを整えたりしてきましたが、最近は生成AIの進化によって、資料作成の常識が根底から覆りつつあります。GoogleのAIである「Gemini」がWorkspaceに統合されたことで、今後は過去の資料などを読み込ませるだけで、デザインも構造も整ったスライドデッキを自動生成できるようになってきています。

また、サードパーティ製のアドオン(SlidesAIなど)を使えば、Googleドキュメントなどで作った「テキストのアウトライン(構成案)」を読み込ませるだけで、AIが文脈を解析し、勝手に区切りスライドを挿入してページを分割してくれるんです。

構成の骨組みだけテキストで作っておけば、面倒な作業はAIが数秒で終わらせてくれる。これからは、私たちが「どうセクションを分けるべきか」と悩む時間すらなくなり、より中身のブラッシュアップに集中できるようになるかもれませんね。

googleスライドのセクション活用まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、デフォルトでgoogleスライド セクションの機能が存在しない中で、いかにして見やすく管理しやすい資料を作っていくかについて解説してきました。

専用のボタン一つで折りたたむことはできなくても、セクションヘッダーで視覚的な区切りを入れたり、背景色でグループを強調したり、リンクで目次を作ったりすることで、十分にナビゲーションのしやすい資料に仕立て上げることは可能です。また、ショートカットキーを使いこなし、スキップ機能やグループ化をうまく組み合わせることで、チームでの共同作業もずっと快適になるはずです。

互換性の問題やPDF出力時の設定漏れには十分注意しつつ、今回ご紹介した代替テクニックをご自身の資料作りに活かしてみてください。今後のAIによる自動化の波も楽しみですが、まずは基本となる情報の構造化スキルを身につけて、説得力のあるプレゼンテーションを目指していきましょう!

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