急にスマートフォンが固まってしまったり、画面が真っ暗なまま反応しなくなったりすると本当に焦りますよね。「アンドロイドの電源が切れない」とWEB検索をしてここに辿り着いた方は、おそらく今まさにそのトラブルの真っ只中にいるのではないでしょうか。電源ボタンを長押ししてもGoogleアシスタントが出てきてしまったり、そもそも画面がフリーズしてタッチ操作を受け付けなかったりと、症状は様々かなと思います。修理に出す前に自分で試せる強制終了の方法や、再起動できない原因について、一緒に確認していきましょう。

- 画面がフリーズして操作できない時の強制再起動の手順がわかる
- メーカーごとの電源オフや再起動の具体的な操作方法がわかる
- 電源ボタンが反応しない場合や画面が真っ暗な時の対処法を知れる
- 頻繁にフリーズする場合の原因特定やセーフモードの使い方がわかる
アンドロイドの電源が切れない原因と強制終了
まずは、なぜスマートフォンがうんともすんとも言わなくなってしまうのか、その原因と基本的な対処法について見ていきましょう。システムの一時的な不具合であれば、ほとんどの場合は「強制再起動」という操作で解決できます。
画面フリーズで操作不能時の強制再起動
アプリを使っている最中に画面が固まってしまい、タップしてもスワイプしても全く反応しなくなること、ありますよね。これはスマホの処理が追いつかなくなったり、アプリ同士が競合してシステムがロックしてしまった状態、いわゆる「フリーズ」です。
この状態では、画面上の「電源を切る」ボタンを押すこともできないため、物理ボタンを使った強制的な再起動が必要になります。
一般的なAndroid端末での強制再起動は、以下の手順で行うことが多いです。
一般的な強制再起動の方法
「電源ボタン」と「音量ボタンの上(または下)」を同時に、10秒以上長押しする。
これを行うと、バッテリーを一度抜いて差し直したのと同じようなリセット効果が得られます。画面が消えてメーカーのロゴが表示されたら、ボタンから指を離して大丈夫です。
画面真っ暗で音はする場合の対処法
「画面は真っ暗なのに、着信音や通知音は鳴る」「バイブレーションは反応する」というケースもあります。これは「ブラックアウト」と呼ばれる現象で、スマホの脳みそであるCPUは動いているけれど、画面を表示する機能だけが止まっている状態かもしれません。
この場合も、基本的には上記の強制再起動が有効です。画面が見えないので不安になりますが、手元でボタンの感触を確かめながら、強制再起動のコマンド(ボタンの長押し)を試してみてください。
強制再起動を試しても画面が映らない場合は、液晶パネルの故障やケーブルの断線など、ハードウェアの故障の可能性が高いため、修理店への相談を検討してください。
電源ボタン長押しでアシスタントが出る時
最近のAndroid機種(特にAndroid 12以降を搭載したモデル)を使っている方で、「電源ボタンを長押ししても電源メニューが出なくて、GoogleアシスタントやGeminiが起動してしまう」という経験はありませんか?
実はこれ、故障ではなく「仕様」なんです。最近のスマホはデフォルトの設定で、電源ボタンの長押しが音声アシスタントの呼び出しに割り当てられていることが多いんですね。
| 操作 | 従来の動作 | 最近の機種のデフォルト |
|---|---|---|
| 電源ボタン長押し | 電源メニュー表示 | Googleアシスタント起動 |
| 電源メニューを出すには | 電源ボタン長押し | 電源ボタン + 音量上ボタン |
「電源が切れない!」と焦る前に、一度「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に短く押してみてください。これでいつもの「電源を切る」「再起動」のメニューが出てくるはずです。
電源ボタンが反応しない物理故障の対策
長く使っているスマホだと、電源ボタン自体が陥没してしまったり、クリック感がなくなって反応しなくなったりすることもあります。こうなると通常の方法では電源が切れず、困ってしまいますよね。
もし画面操作がまだできる状態なら、「アクセシビリティメニュー(ユーザー補助)」を使うのがおすすめです。
ボタンなしで電源を切る方法
「設定」>「ユーザー補助」>「ユーザー補助機能メニュー」をオンにすると、画面上に人の形などのアイコンが表示されます。そこをタップして「電源」を選ぶと、物理ボタンを使わずに電源メニューを呼び出せます。
完全に電源が落ちてしまった後に起動したい場合は、充電ケーブルを挿すだけで起動する機種もありますが、そうでない場合は修理が必要になる可能性が高いです。
勝手に再起動を繰り返すループ現象
逆に「電源が切れない」のではなく、「勝手に再起動を繰り返してホーム画面に進まない」というトラブルもあります。これは「ブートループ」と呼ばれ、システムファイルの破損やアップデートの失敗などが原因で起こることが多いです。
この場合、まずは強制再起動を一度試してみてください。それでも直らない場合は、バッテリーを完全に使い切って放電させてから、再度満充電にして起動してみるという方法もあります。
ロゴ画面で止まったまま動かない場合、内部ストレージの不具合も考えられます。何度も無理に再起動を繰り返すとデータが破損するリスクもあるため、重要なデータがある場合は慎重な判断が必要です。
アンドロイドの電源が切れない時のメーカー別対処法

Androidと一口に言っても、メーカーによって強制再起動の方法やボタンの組み合わせが微妙に異なります。ここでは主要なメーカーごとの操作方法をまとめてみました。お手持ちの機種に合わせて試してみてください。
AQUOSやXperiaの強制終了コマンド
日本でお馴染みのSHARP製AQUOSや、Sony製Xperiaシリーズの場合です。
Xperiaシリーズ
Xperiaの多くのモデルでは、以下の操作で強制再起動が可能です。
- 操作:「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に長押し。
- ポイント:長押ししていると本体が振動します。1回の振動で放すと再起動ですが、3回連続で振動するまで押し続けると「強制シャットダウン(電源オフ)」になります。
AQUOSシリーズ
AQUOSもモデルによって異なりますが、最近の機種は標準的なAndroidの仕様に近いです。
- 操作:「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に8秒以上長押し。
- 旧モデル:「電源ボタン」のみを長押し(8秒以上)で電源が切れる機種もあります。
GalaxyやPixelの電源操作手順
世界的にシェアの高いSamsungのGalaxyと、Google純正のPixelシリーズについてです。
Galaxyシリーズ
Galaxyは他社と少し違い、音量ボタンの「下」を使うのが特徴です。
- 操作:「サイドキー(電源ボタン)」と「音量下ボタン」を同時に7秒以上長押し。
- 注意:スクリーンショットが撮れてしまうことがありますが、気にせずそのまま押し続けてください。
Google Pixelシリーズ
Pixel 6以降の新しいモデルでは、ボタンの押し方に少しコツがいります。
- 操作:「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に長押し。
- ポイント:Googleのロゴが表示されるまで、しっかりと押し続けることが大切です。数秒で離すと再起動しないことがあります。
arrowsの長押し時間は32秒以上必要
FCNT(旧富士通)製のarrowsシリーズを使っている方は、特に注意が必要です。arrowsの一部の機種(arrows Weなど)は、強制再起動に必要な長押しの時間が非常に長く設定されています。
arrowsの特殊な仕様
「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に長押ししますが、その時間はなんと32秒以上です。
「10秒くらい押しても反応しないから壊れた」と勘違いしてしまいがちですが、時計を見ながら30秒以上、じっと押し続けてみてください。忘れた頃に再起動がかかるはずです。
OPPOやXiaomiなどの中華系端末
OPPOやXiaomi(Redmi、POCO)などのメーカーも、基本的にはAndroid標準の操作に準拠していますが、機種やOSのバージョン(ColorOSやMIUI/HyperOS)によって挙動が変わることがあります。
- 基本操作:「電源ボタン」と「音量上ボタン」を同時に10秒〜15秒長押し。
- Xiaomiの一部:電源ボタンのみを長押し(10秒以上)で強制再起動がかかるモデルもあります。
まずは「電源+音量上」を試してみて、反応がなければ「電源のみ長押し」を試してみるのが良いでしょう。
セーフモードで不具合の原因を特定する
強制再起動で一旦は直るけれど、またすぐにフリーズしてしまう…という場合は、インストールしているアプリが悪さをしている可能性があります。そんな時に役立つのが「セーフモード」です。
セーフモードとは、工場出荷時から入っているアプリ以外を無効にして起動する診断モードのことです。
セーフモードの起動方法(一般的な例)
- 電源ボタン(または電源+音量上)を押して電源メニューを出す。
- 画面上の「電源を切る」アイコンを長押しする。
- 「セーフモードで再起動しますか?」と出るので「OK」を押す。
セーフモードで起動している間はフリーズしないのであれば、原因は後から入れたアプリにある可能性が高いです。最近インストールしたアプリを一つずつ削除して様子を見てみましょう。
アンドロイドの電源が切れない解決策まとめ

アンドロイド端末の電源が切れないトラブルについて、原因と対処法を解説してきました。突然のフリーズは焦りますが、まずは落ち着いて以下のポイントを確認してみてください。
- 画面操作ができない時は、メーカーごとの「強制再起動」コマンド(ボタン長押し)を試す。
- Pixelや最近の機種は「電源ボタン」+「音量上」の同時押しが主流。
- Galaxyは「電源ボタン」+「音量下」を使うことが多い。
- arrowsのように30秒以上の長押しが必要な機種もある。
- 頻繁にフリーズするならセーフモードでアプリの影響を確認する。
これらを試しても改善しない場合や、物理ボタンが完全に壊れてしまっている場合は、無理をせずキャリアショップやメーカーのサポートに相談することをお勧めします。大切なデータを守るためにも、日頃のバックアップは忘れずに行っておきたいですね。

