Outlookで下線が勝手に入る!消し方と原因を徹底解説

仕事やプライベートでOutlookを使ってメールを作成していると、意図しないタイミングで勝手に下線が入って困ることはありませんか。URLやメールアドレスを入力した瞬間に青いリンクになったり、文章の下に赤い波線や点線が表示されたりすると、気になって集中できませんよね。また、最近では入力中にグレーの文字が出てくる予測機能など、便利さを通り越しておせっかいに感じる機能も増えています。これらの邪魔な表示を消す方法や設定を探しているあなたのために、それぞれの線の正体と具体的な対策をまとめました。私自身も最初は戸惑いましたが、設定さえ分かれば快適に入力できるようになりますよ。

下線
  • Outlookで表示される青、赤、グレーの線がそれぞれ何を意味するかが分かります
  • 勝手にハイパーリンク化される機能を完全に停止させる手順を学べます
  • 新しいOutlook(New Outlook)特有の設定や回避テクニックを習得できます
  • ショートカットキーを使って一瞬で下線やリンクを削除する裏技が身につきます
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## Outlookで下線が勝手に入る原因を特定する

一言で「下線」といっても、Outlookには様々な種類の線が存在します。実はこれ、全てが同じ機能によるものではなく、それぞれ全く別のプログラムが動いているんです。まずは、あなたが今悩まされているその線が、一体どの機能によるものなのかを特定することから始めましょう。敵を知れば、対処法も自然と見えてきます。

### 青い線やリンクが勝手に出る現象

最も多くの人が遭遇し、「余計なお世話だ」と感じるのがこのタイプではないでしょうか。メール本文にウェブサイトのアドレス(URL)やメールアドレスを入力し、スペースキーやEnterキーを押した瞬間に、文字が青くなり、青い実線の下線が引かれる現象です。

これは「オートフォーマット(入力オートフォーマット)」と呼ばれる機能が働いています。「あなたが入力したのはURLですね? クリックできるようにしておきましたよ!」というOutlookなりの親切心なのですが、ビジネスメールなどでは「あえてリンクにしたくない」「プレーンなテキストのまま送りたい」というケースも多いはずです。セキュリティの観点からリンクを無効化したい場合にも、この機能が邪魔になることがあります。

### 赤い波線が文字の下に表示される理由

文章を入力していると、単語の下にウネウネとした赤い波線が表示されることがあります。これは「スペルチェック」機能によるものです。OutlookはWordと同じ文章校正エンジンを使っているため、辞書に載っていない単語を見つけると「これ、綴りが間違っていませんか?」と指摘してくるのです。

英語のメールであれば助かることも多いですが、日本語のメールでは、人の名前、会社名、専門用語、あるいは少し砕けた表現などがすべて「ミス」として判定されてしまい、画面が赤線だらけになってしまうことも珍しくありません。視覚的にノイズになりますし、「間違っている」と言われているようで気分が良いものではありませんよね。

### グレーの予測文字が勝手に出る仕組み

最近のOutlookを使っていて、入力しようとした文字の先に、薄いグレーの色で文字や文章が勝手に表示されることはありませんか? これは「テキスト予測」や「スマート作成」と呼ばれるAI機能です。

例えば「よろしく」と打つと、その後に続く「お願いいたします。」をAIが予測して表示します。この状態でTabキーを押すとその文章が確定されるのですが、自分の言葉で書きたい時や、違う言い回しをしたい時には、思考の邪魔になりがちです。また、下線が表示されるわけではありませんが、視覚的な違和感として「消したい」と感じるユーザーが急増している機能の一つです。

### 入力中の黒い下線はIMEの仕様

日本語を入力している最中、まだ変換を確定する前の文字の下に表示される、黒い実線や点線。あるいは、文字の背景色が少し変わっている状態。これはOutlookの不具合ではなく、WindowsなどのOSに標準搭載されているIME(日本語入力システム)の仕様です。

「今、この文字を変換中ですよ」ということを示すための必須の表示であり、基本的にこれを消すことはできません。Enterキーを押して文字を確定させれば消えるものなので、これについては「そういうものだ」と割り切る必要があります。ただし、変換確定後も線が残る場合は、別の問題(ハイパーリンクなど)を疑う必要があります。

### メールの取り消し線が消えない原因

文字の下ではなく、文字の真ん中を貫くように引かれる「取り消し線」。これが意図せず表示される場合、主に2つの原因が考えられます。

  • IMAPアカウントの削除フラグ: メールの設定でIMAPを使用している場合、メールを削除してもサーバーから完全に消えず、「削除予定」の印として取り消し線が表示されたままフォルダに残ることがあります。
  • 書式設定の誤操作: 文字入力中に誤ってショートカットキーを押してしまい、書式設定の「取り消し線」がオンになっているケースです。

## Outlookの下線を勝手に出さない設定手順

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原因がはっきりしたところで、いよいよ具体的な解決策に移りましょう。Outlookは歴史の長いソフトなので、設定画面が少し奥まった場所に隠れていることが多いです。また、従来の「Classic Outlook」と、最新の「New Outlook」では対処法が大きく異なる場合があるので、ご自身の環境に合わせて試してみてください。

### URLのリンク自動作成を停止する

URLが勝手にリンクになる機能を止めるには、「オートコレクト」の設定を変更する必要があります。これが一番奥深くに隠れているので、迷子にならないように注意してください。

【Classic Outlookでの設定手順】

  1. 画面左上の「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
  2. 左側のメニューから「メール」を選び、「メッセージの作成」セクションにある「編集オプション」ボタンをクリックします。
  3. 新しく開いたウィンドウで「文章校正」を選び、「オートコレクトのオプション」ボタンをクリックします。
  4. さらに開いた画面で、「入力オートフォーマット」タブを選択します。(ここが重要!デフォルトの「オートコレクト」タブではありません)
  5. 「入力中に自動で変更する項目」の中にある、「インターネットとネットワークのアドレスをハイパーリンクに変更する」のチェックを外します。
  6. 「OK」を何度か押して全ての画面を閉じます。

これで、今後入力するURLは勝手に青くなることはありません。もし「リンクにはしたいけど、誤クリックを防ぎたい」という場合は、同じ設定画面の詳細設定で「Ctrlキー + クリックでハイパーリンクを表示する」を有効にするのもおすすめです。

### 邪魔なテキスト予測機能をオフにする

勝手に出てくるグレーの予測文字を消す設定は、比較的浅い階層にあります。

Classic Outlookの場合は、「ファイル」>「オプション」>「メール」と進み、「メッセージの作成」欄にある「入力時に予測入力候補を表示する」のチェックを外せばOKです。

Web版やNew Outlookの場合は、右上の歯車アイコン(設定)から「メール」>「スマート作成」や「作成と返信」といった項目を探し、「テキスト入力の候補」に関連するチェックボックスをオフにしてください。これで、AIに急かされることなく自分のペースで文章を打てるようになります。

### 新しいOutlookの設定場所はどこか

最近Windowsに標準搭載されるようになった「New Outlook(新しいOutlook)」を使っている方から、「上記の設定画面が見つからない!」という声をよく聞きます。残念ながら、New OutlookはWebベースの技術で作られているため、従来の細かいオートコレクト設定が存在しない、あるいはアクセスできないケースが多いのです。

注意: New Outlookでは、オートフォーマット(勝手にリンク化)を恒久的にオフにする設定項目がまだ実装されていないか、非常に分かりにくい場所に移動している可能性があります。

そんな時の最強の対処法は、「Ctrl + Z」キー(元に戻す)です。URLを入力して勝手にリンクになった瞬間に、すかさず「Ctrl + Z」を押してください。すると、リンク化の処理だけが取り消され、プレーンなテキストに戻ります。設定がない場合は、この「事後処理」が最も確実で手っ取り早い解決策になります。

### ショートカットで下線を一括削除する

既に書き終えたメールや、Webサイトからコピペした文章に含まれる大量のリンクや下線を、一つ一つ右クリックで消していくのは大変ですよね。そんな時はショートカットキーを活用しましょう。

覚えておきたい時短テクニック

  • リンクを一括解除 (Classic Outlook/Word):

    解除したい範囲を選択して、Ctrl + Shift + F9 を押します。これでリンク情報だけが消え、文字はそのまま残ります。

  • 書式なしで貼り付け (New Outlook/Web):

    他からテキストを持ってくる際、Ctrl + V ではなく Ctrl + Shift + V を使って貼り付けます。これなら、最初から余計なリンクや装飾がつかない状態で貼り付けられます。

### 文章校正の波線を無効化する方法

赤い波線(スペルチェック)や青い二重線(文法チェック)が目障りな場合は、文章校正の設定を見直しましょう。

「ファイル」>「オプション」>「メール」>「編集オプション」>「文章校正」と進みます。ここで「入力時にスペルチェックを行う」「入力時に文法エラーを確認する」のチェックを外せば、波線は表示されなくなります。

補足: 全てオフにすると、本当に恥ずかしい誤字脱字を見逃すリスクもあります。特定の社内用語だけが引っかかる場合は、機能をオフにするのではなく、その単語を右クリックして「辞書に追加」することをお勧めします。

### Outlookで勝手に出る下線の対処まとめ

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Outlookの勝手な下線やフォーマット変更は、マイクロソフトなりの「おもてなし」機能なのですが、時としてそれが作業の妨げになってしまいます。最後に要点を振り返りましょう。

  • 青いリンク: オートコレクト設定で「インターネットとネットワークのアドレスを…」をオフにする。New Outlookなら「Ctrl + Z」で即時撤回。
  • 赤い波線: 文章校正のスペルチェック設定をオフにするか、辞書登録を活用する。
  • グレーの予測: 「予測入力候補を表示する」のチェックを外す。
  • 一括削除: 「Ctrl + Shift + F9」や「Ctrl + Shift + V」のショートカットを駆使する。

これらの設定を一度行ってしまえば、毎回のメール作成でイライラすることはなくなります。ご自身の使いやすい環境(ClassicまたはNew)に合わせて、最適な設定を行ってみてくださいね。これで、勝手な下線に邪魔されることなく、スムーズにメールが書けるようになるはずです。

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