OutlookのQRコードの出し方について調べていると、ログインに使いたいのか、それとも署名に入れたいのかで操作が全然違って戸惑うことがありますよね。スマホでの読み取りや作成方法など、やりたいことは明確なのに機能が見つからないというのはよくある話です。特に最近は画面のデザインも変わったりして、以前あった場所にメニューがないなんてことも珍しくありません。この記事では、私が実際に試行錯誤して見つけた、それぞれの目的に合わせたQRコードの活用手順を分かりやすく紹介していきます。

- スマホアプリへ一瞬でログインするための表示手順
- 2段階認証設定でつまずきやすいポイントの解消
- メール署名に自分のQRコードを入れて活用する方法
- うまく表示されないや読み取れない時の解決策
OutlookのQRコードの出し方を目的別に解説
一口に「QRコードを出したい」と言っても、その目的はログインだったりアプリのダウンロードだったりと様々ですよね。ここでは、それぞれのシーンに合わせて、どこからどうやってコードを表示すればいいのか、私が実際に操作しながら確認した手順を整理してみました。
スマホでのログイン用QRコードを表示する
PCでOutlookを使っていると、スマホでも同じようにメールチェックしたくなる瞬間ってありますよね。そんな時に便利なのが、PC画面にQRコードを出してスマホで読み取るだけでログインできる機能です。これ、パスワードをポチポチ入力しなくていいので本当に楽なんですよ。
Web版のOutlook(Outlook on the Web)や新しいWindows版Outlookを使っている場合、以下の手順でサクッと表示できました。
- 画面右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックします。
- 設定メニューが開くので、「全般」>「モバイルデバイス」と進みます。
- ここに「Outlook Mobileのセットアップ」や「電話でOutlookにすばやくサインイン」という項目があるので、ボタンを押すとQRコードが表示されます。
このQRコードは、あくまで「すでにログインしているPCの情報をスマホに渡す」ためのものです。なので、会社や学校のアカウントを使っている場合は、管理者側の設定によっては表示されないこともあるみたいですね。
PCとスマホを連携させるこの機能は「Sign in faster」と呼ばれていて、セキュリティ的にもパスワードを入力するより安全とされています。
2段階認証とAuthenticator設定の手順
「セキュリティ強化のために2段階認証を設定してください」と言われて、その設定途中でQRコードの読み取りを求められることも多いですよね。実はこれ、Outlookのメール設定画面ではなく、Microsoftアカウント全体の管理画面から出す必要があるんです。
私が設定したときは、以下の流れで進めました。
まずはブラウザで「マイアカウント(myaccount.microsoft.com)」にアクセスします。そこで「セキュリティ情報」というメニューを選んで、「サインイン方法の追加」から「認証アプリ」を選択すると、ようやく目的の正方形のコードが出てきました。
この画面で表示されるQRコードは有効期限が短いです。「スマホのアプリを準備している間にタイムアウトしてしまった」なんてことにならないよう、手元にスマホを用意してから表示させるのがコツです。
アプリをダウンロードするQRコードの場所
まだスマホにOutlookアプリ自体が入っていない場合、アプリストアで検索するのも手間ですよね。そんな時は、Microsoftの公式サイトに用意されているダウンロード用のQRコードを使うのが手っ取り早いです。
「Outlook for iOS and Android」の製品ページに行くと、かなり目立つ場所にQRコードが置いてあります。これをスマホのカメラで読み取れば、iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playに自動で飛ばしてくれるので迷いません。
社内で「スマホにOutlookを入れておいてね」と案内する場合なんかも、このページのコードやリンクを共有してあげると親切かなと思います。
設定メニューにQRコードが表示されない時
「手順通りにやったはずなのに、モバイルデバイスというメニューが見当たらない!」という経験、私もありました。これ、実は使っているOutlookのバージョンや環境に大きく左右されるんです。
特に多いのが、従来のデスクトップアプリ(いわゆるClassic版)を使っているケースです。残念ながら、古いタイプのOutlookにはこのQRコード表示機能が実装されていないことが多いんですよね。その場合は、ブラウザからWeb版のOutlookにログインし直してみると、あっさりメニューが出てくることがあります。
会社のPCなどの場合、IT管理者がセキュリティポリシー(MDMなど)で個人のスマホ接続を制限していると、そもそもメニュー自体が非表示になっている可能性もあります。どうしても出ない時は、システム管理者に聞いてみるのが一番の近道かもしれません。
PC画面のQRコードを読み取りする方法
逆に、「メールで送られてきたQRコードをPC上で読み取りたいけれど、手元にスマホがない」という状況もありますよね。そんな時に私がよく使うのが、Google ChromeやEdgeの標準機能です。
ブラウザでOutlookを開いているなら、表示されているQRコード画像を右クリックして「Googleで画像を検索」を選ぶだけ。そうすると、画面の右側に検索結果としてQRコードの中身(URLなど)が表示されるんです。これを知ってからは、わざわざスマホを取り出す頻度が減りました。
Windows 11を使っているなら、「Snipping Tool」でスクリーンショットを撮って、そこからテキストアクション機能で読み取るのもスマートですね。
OutlookのQRコードの出し方と署名への活用

ここからは少し視点を変えて、メールの「署名」にQRコードを活用する話です。最近、名刺代わりにLINEや自社サイトのQRコードを署名に入れている方をよく見かけませんか?「あれ、どうやるんだろう?」と思って私も試してみたので、その手順とちょっとしたコツをシェアします。
メールの署名にQRコードを作成して貼る
まず大前提として、Outlook自体には「自分のQRコードを作る機能」はありません。なので、以下の2ステップで進めることになります。
- 外部のサイトやツールでQRコードの画像を作る
- その画像をOutlookの署名欄に貼り付ける
私は普段、無料のQRコード作成サイトやCanvaなどを使って画像を作っています。URLを入れるだけで簡単にPNG画像として保存できるので便利ですよ。おすすめはvCard形式で作ること。これなら読み取った相手がワンタップで電話帳に登録できるので、まさにデジタル名刺として機能します。
画像の貼り付けとサイズ調整のコツ
画像ができたら、Outlookの署名設定画面(「ファイル」>「オプション」>「メール」>「署名」)を開きます。編集ツールバーにある「画像の挿入」アイコンから、先ほど作った画像を選んで入れるだけなのですが、ここで一つ注意点があります。
貼り付けた直後、画像が巨大すぎて署名欄からはみ出してしまうことがよくあるんです。そんな時は、画像を右クリックしてサイズを調整するか、角をドラッグして小さくしましょう。個人的には、2cm×2cmくらいのサイズが、主張しすぎず読み取りもしやすくて丁度いいかなと感じています。
Web版のOutlookではドラッグでのサイズ変更が直感的にできますが、アプリ版だと少し挙動に癖があることも。何度か自分宛にテストメールを送って、見え方を確認するのが確実です。
デジタル名刺として署名を活用する
署名にQRコードを入れる最大のメリットは、相手がスマホでメールを見ている時ではなく、PCでメールを見ている時に発揮されます。PC画面上のコードをスマホでパシャっと読み取れば、一瞬でLINEの友だち追加ができたり、Webサイトへ誘導できたりしますよね。
ただ、コードだけをポンと置いても「これは何のコード?」と怪しまれてしまうかもしれません。私は必ずコードの横に「スマホで読み取って連絡先を登録」とか「HPはこちら」といった一言を添えるようにしています。この一工夫があるだけで、クリック(スキャン)してもらえる確率がグッと上がる気がします。
QRコードが無効ですと出る場合の対処法
せっかくQRコードを準備したのに、読み取ろうとすると「無効です」とか「読み取れません」となるトラブル。これにはいくつか原因がありますが、一番多いのは「画像が粗すぎる」か「色が薄すぎる」パターンです。
特に署名の画像は、メールソフトによっては勝手に圧縮されて画質が落ちることがあります。作成する際は、できるだけ高画質のPNG形式で保存するのがベターです。また、背景色にも注意が必要です。
QRコード利用時のセキュリティ注意点
最近は「Quishing(クイッシング)」といって、QRコードを使ったフィッシング詐欺も増えているそうです。自分が送る側としても、受け取る側としても、セキュリティには気を配りたいですよね。
特に署名などでQRコードを使う際は、「ダークモード」への配慮が欠かせません。もし背景が透明なQRコード(黒い点だけの画像)を使っていると、相手がOutlookをダークモード(黒背景)で見ていた場合、コードが背景に同化して全く見えなくなってしまいます。
これを防ぐためには、必ず「白い背景」を含んだ画像としてQRコードを作成するか、白い枠線をつけたデザインにする必要があります。見落としがちなポイントなので要注意です。
OutlookのQRコードの出し方を総括

今回は、OutlookでのQRコードの出し方について、ログイン、アプリ導入、そして署名への活用と、色々な角度からまとめてみました。一言で「出し方」と言っても、目的によって見るべき画面が全く違うのがOutlookのややこしいところであり、奥深いところでもありますね。
ログインや設定用のコードは、セキュリティに関わる部分なので手順をしっかり確認することが大切ですし、署名での活用は、ちょっとした工夫で相手とのコミュニケーションをスムーズにしてくれます。この記事の手順が、皆さんの「やりたいこと」を実現する手助けになれば嬉しいです。ぜひ、それぞれの目的に合わせて活用してみてください。

