毎日使うOutlookのカレンダーに日本の祝日が表示されないと、予定を立てる時に困ってしまいますよね。実はOutlookには最初から祝日データが入っていないことが多く、自分で設定を追加する必要があります。また、古いバージョンのまま使っていると2025年や2026年の祝日が反映されないことや、iPhoneのカレンダーと同期した際にうまく表示されないといったトラブルもよく耳にします。さらに、何度も追加操作をしてしまって祝日が重複して表示されたり、削除したくても消し方がわからなかったりすることもあるかもしれません。Macを使っている場合もWindowsとは少し勝手が違うので戸惑いますよね。この記事では、そんなOutlookの祝日に関する悩みを、私の経験をもとに詳しく解説していきます。

- Outlookのバージョンごとの正しい祝日追加手順と設定方法
- 2025年以降のデータが表示されない原因と最新データの更新
- 重複してしまった祝日データを一括で削除する裏ワザ的な操作
- iPhoneやMacで日本の祝日をスムーズに表示・同期させるコツ
Outlookに日本の祝日を設定する基本手順
まずは、Outlookに日本の祝日を表示させるための基本的な手順を見ていきましょう。実は使っているOutlookの種類(新しいOutlookか、従来のClassic版か)によって操作が全然違うんです。「設定したはずなのに表示されない」という方は、ここをチェックしてみると解決の糸口が見つかるかなと思います。
デフォルトで入っていない理由
Outlookをインストールした直後のカレンダーって、実は真っ白で祝日が何も入っていないんですよね。「日本のソフトなんだから最初から入れておいてよ」と私も最初は思いましたが、これには理由があるんです。
Outlookは世界中で使われているソフトなので、どの国の祝日を表示するかはユーザーが選ぶ仕組みになっています。勝手にすべての国の祝日が入っていたら、カレンダーが大変なことになってしまいますからね。
従来のClassic版Outlookでは、パソコンの中に「outlook.hol」というテキストファイルを持っていて、そこから情報を「インポート(取り込み)」する仕組みになっています。あくまで「予定」として祝日データをコピーしてくるイメージですね。
この「インポート方式」が、後で説明する「重複」や「データ切れ」の原因になりやすいんです。仕組みを知っておくと、トラブルの時に慌てずに済みますよ。
2025年や2026年のデータ更新
「今まで表示されていたのに、2025年や2026年の祝日が出てこない!」という声をよく聞きます。これは、お使いのOutlookに入っている祝日データファイルの期限が切れてしまっている可能性が高いです。
特にパッケージ版のOffice 2016や2019などを長く使っていると、内蔵されているデータが古く、最新の祝日情報(天皇誕生日の変更やスポーツの日など)に対応していないことがあるんです。Microsoftも数年おきにデータを更新していますが、Windows UpdateなどでOffice自体を最新の状態にしておかないと、新しい祝日データは降りてきません。
手動で「祝日の追加」を行っても「完了しました」と出るだけでカレンダーが空白のままなら、データファイル自体が古い可能性大です。Officeの更新プログラムを確認するか、Microsoftの公式サイトから最新のoutlook.holファイルを入手する必要があります。
New Outlookでの追加手順
最近Windowsでも標準になりつつある「新しいOutlook(New Outlook)」やWeb版を使っている方は、操作がもっと直感的で簡単です。こちらはデータをコピーするのではなく、インターネット上のカレンダーを「購読(サブスクリプション)」する形になります。
具体的な手順は以下の通りです。
- カレンダー画面を開き、「予定表の追加」をクリックします。
- メニューから「祝日」を選択します。
- 国のリストが表示されるので、「日本」にチェックを入れます。
これだけで完了です。この方式の最大のメリットは、Microsoft側で祝日データが更新されれば、自動的に手元のカレンダーにも反映されることです。法改正で祝日が移動しても、自分でメンテナンスする必要がないのは本当に楽ですね。
iPhoneでの設定と同期方法
移動中にiPhoneのOutlookアプリで予定を確認することも多いと思いますが、「PCでは見えている祝日がiPhoneアプリには出ない」ということもよくあります。
iPhoneのOutlookアプリで祝日を表示させるには、アプリ内の設定から「カレンダー」→「祝日カレンダー」と進み、日本を追加するのが基本です。ただ、同期に時間がかかったり、うまく表示されないことも。
そんな時に私がおすすめしているのが、iPhone標準のカレンダー(iOSカレンダー)を表示させる設定です。
Outlookアプリの設定で、PCのアカウントだけでなく「ローカルカレンダー」や「iCloudカレンダー」の表示をオンにしてみてください。iPhone自体が持っている日本の祝日データを、Outlookアプリ越しに見ることができるようになります。
これなら、Outlook側のサーバー同期を待たずに、すぐに祝日を確認できるのでストレスがありません。
Mac版での追加とWeb版活用
Mac版のOutlookは、Windows版とはまた違った進化をしているので少し癖があります。特に古いバージョンのMac版Outlook(Legacy)では、macOSのシステム設定を参照して祝日を表示している場合があり、アプリ内に「祝日の追加」ボタンが見当たらないことも。
最新のMac版Outlookを使っていて設定メニューが見つからない、あるいはうまくいかない場合は、「Web版Outlook(OWA)」をハブとして使う方法が一番確実です。
ブラウザでWeb版のOutlookにログインし、そこで「日本の祝日」を追加してみてください。アカウント自体に設定が紐づくので、その後Mac版のアプリで同期(送受信)を行えば、Webで設定した祝日が綺麗に降りてきます。これはMacに限らず、設定に行き詰まった時の万能な解決策かなと思います。
Outlookの日本の祝日でよくあるトラブル

祝日はただ表示されれば良いというものでもありません。長く使っていると、データが重複したり、消せなくなったりといったトラブルに必ずと言っていいほど直面します。ここでは、そんな「困った」を解決するテクニックを紹介します。
重複した予定を一括削除する
「カレンダーを見たら、元日が3つも4つも並んでる…」なんてこと、ありませんか?これはClassic版Outlookで、「祝日の追加」操作を何度も行ってしまったことが原因です。Outlookは親切心でデータを追加してくれますが、既に同じ祝日があるかどうかまではチェックしてくれないんですよね。
一つ一つ右クリックして削除するのは気が遠くなりますが、「リストビュー」を使えば一発で解決できます。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| 1. ビューの切り替え | 「表示」タブから「ビューの変更」→「一覧」を選択します。 |
| 2. グループ化 | 「分類項目」という列をクリックして、項目ごとに並べ替えます。 |
| 3. 一括選択 | 「祝日」または「Holiday」というグループが見つかるので、その見出しごと選択します。 |
| 4. 削除 | キーボードのDeleteキーを押せば、数百件あっても一瞬で消えます。 |
一度きれいに全削除してから、もう一度だけ「祝日の追加」を行えば、重複のないきれいなカレンダーに戻りますよ。
祝日が消せない時の対処法
「海外の祝日を間違えて追加してしまったので消したい」という時も、基本的には上記のリストビューでの削除が有効です。
もしNew OutlookやWeb版を使っている場合は、もっと簡単です。カレンダーリストにある「日本の祝日」や「米国の祝日」といった項目の横にあるメニューから、「カレンダーの削除」や「色」の変更を選ぶだけです。
Classic版では祝日が「自分の予定」として混ざってしまいますが、New Outlookでは「別レイヤーのカレンダー」として扱われているので、チェックを外せば非表示になりますし、削除もワンクリックで済みます。
色を変更して見やすくする
「他の予定と祝日の色が同じで見にくい」というのもよくある悩みです。Classic版Outlookでは、祝日には自動的に「祝日」という分類項目(カテゴリ)が付いています。
予定表のアイテムを右クリックして「分類項目」から色を変更すれば、すべての祝日の色を一括で変えることができます。私は祝日をあえて目立つ「赤」や「オレンジ」に設定して、仕事の予定と区別しやすくしています。
一方、New Outlookではカレンダーそのものの色を変更します。左側のカレンダーリストで「日本の祝日」の色を変更すれば、祝日だけ別の色で表示されるので視認性が抜群に上がります。
表示されない不具合の解消
設定は正しいはずなのに、なぜかカレンダーに表示されない。そんな時は以下のポイントを確認してみてください。
- チェックボックスの状態: 左側のカレンダーリストで、「日本の祝日」のチェックが外れていませんか?
- ビューの設定: 「稼働日のみ表示」にしていると、土日の祝日が見えなくなっていることがあります。
- 同期ラグ: Web版で追加した直後は、PCやスマホアプリに反映されるまで数時間〜24時間程度かかることがあります。気長に待ってみるのも手です。
どうしても直らない場合は、一度祝日カレンダーを削除(または登録解除)して、再度追加し直すのが一番の近道です。データがリフレッシュされて正常に表示されることが多いですよ。
まとめ:Outlookで日本の祝日管理

Outlookでの日本の祝日管理は、使っているバージョンによって「インポート」なのか「サブスクリプション」なのかが異なる点が最大のポイントです。
Classic版をお使いの方は、重複に気をつけながら「リストビューでの管理」を覚えておくと便利です。一方、New Outlookやスマホメインの方は、Web版の設定をベースに同期させるのが最もトラブルが少ない運用方法かなと思います。
2026年以降も祝日の移動などは起こり得ますので、仕組みを理解して、快適なカレンダー環境を整えてみてくださいね。

