Outlookポップアウト設定完全ガイド!勝手に開く問題も解決

毎日のメールチェックや返信作業をしているとき、画面が狭くて作業しづらいと感じたことはありませんか。特に複数のメールを見比べながら文章を書きたい場合、Outlookのポップアウト設定を使いこなすことで効率が劇的に変わります。しかし、最近の新しいOutlookでは仕様が変わり、ショートカットが効かなかったり、勝手に新しいウィンドウで開く挙動に戸惑ったりするケースが増えているようです。また、設定画面が見当たらないために解除や変更ができないといったトラブルも耳にします。そこで今回は、メール作成画面を常に別ウィンドウで開く手順や、意図しない挙動の解決策について、私自身の経験も踏まえて詳しく解説していきます。

ポップアウト設定
  • Outlookでメール作成画面を常に別ウィンドウで開く設定手順
  • シングルクリックでメールが開いてしまう現象の解決策
  • ショートカットキーを使った効率的なウィンドウ操作方法
  • ポップアウトできない場合やボタンが表示されない時の対処法
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Outlookのポップアウト設定の基本手順

ここでは、Outlookをより快適に使うためのウィンドウ管理テクニックについて解説します。特に、メール作成時に毎回手動でウィンドウを分離させている方は、設定を見直すだけでその手間をゼロにできます。お使いのバージョン(従来のClassic版か新しいNew Outlook版か)によって手順が少し異なるため、それぞれのパターンに合わせて確認していきましょう。

常に新しいウィンドウで開く方法

メールの返信や転送を行う際、デフォルトでは閲覧ウィンドウの中でインライン(埋め込み)表示されますが、これを「常に新しいウィンドウ」で開くように設定変更することが可能です。これにより、元のメールやカレンダーを参照しながら広々とした画面で文章を作成できるようになります。

New Outlook (Windows / Web版) の場合

新しいOutlookでは、設定メニューがスマホアプリやWebメールに近い形式になっています。以下の手順で設定を変更してください。

  1. 画面右上の「歯車アイコン(設定)」をクリックします。
  2. 設定メニューが開いたら、「メール」>「作成と返信」を選択します。
  3. 画面を下にスクロールし、「ポップアウト設定」という項目を探します。
  4. 「新しいウィンドウにポップアウト」を選択し、「保存」をクリックします。

「作成と返信」の中にこの項目が見当たらない場合は、設定画面上部の検索窓に「ポップアウト」と入力して検索してみてください。バージョンによってはメニュー配置が異なることがあります。

Classic Outlook (従来のWin32版) の場合

従来のデスクトップアプリ版をお使いの場合は、以下の場所から設定を行います。

  1. 画面左上の「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を選択します。
  2. 左メニューから「メール」を選びます。
  3. 「返信と転送」セクションにある「返信と転送を新しいウィンドウで開く」にチェックを入れます。
  4. 「OK」をクリックして保存します。

ショートカットキーで画面を分離

マウスを使って設定メニューを開くのが面倒な時や、今回だけ別のウィンドウで開きたいという時には、キーボードショートカットが非常に便利です。特に新しいOutlookに移行してから「以前のショートカットが効かない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

操作内容 New Outlook / Web版 Classic Outlook
選択したメールを別窓で開く Shift + Enter Enter または Ctrl + O
新規メール作成(別窓) Ctrl + N Ctrl + N

これまでは「Ctrl + O」やダブルクリックで開くのが一般的でしたが、Webベースの新しいOutlookではブラウザの標準操作に合わせて「Shift + Enter」が推奨されています。これを覚えるだけで、マウスの移動距離が減り、作業スピードが格段に上がります。

シングルクリックで勝手に開く対策

「メール一覧をクリックしただけなのに、勝手に画面が切り替わったり新しいウィンドウが開いたりして困る」という相談をよく受けます。実はこれ、マウスの不具合ではなく「閲覧ウィンドウ」の設定が原因であるケースがほとんどです。

New OutlookやWeb版では、閲覧ウィンドウ(プレビュー画面)を「オフ(非表示)」に設定していると、メールタイトルをクリックした瞬間にそのメールを開く挙動になります。これはGmailなどのWebメールと同様の仕様です。

解決策:閲覧ウィンドウを表示させる

設定 > レイアウト > 閲覧ウィンドウ から、「右に表示」または「下に表示」を選択してください。

閲覧ウィンドウを表示させておけば、シングルクリックは「プレビュー(選択)」、ダブルクリックは「別ウィンドウで開く」という、従来のWindowsライクな挙動に戻すことができます。

ポップアウトの解除と無効化手順

逆に、「常に新しいウィンドウが開くのが煩わしい」「画面上がウィンドウだらけになって混乱する」という場合は、設定を解除してインライン作成に戻しましょう。

手順は有効化の時と同じです。New Outlookなら「設定」>「メール」>「作成と返信」から、ポップアウト設定を「インラインで作成」に戻して保存します。これで、返信ボタンを押しても現在の画面内で入力欄が表示されるようになります。

もしNew Outlook自体の使い勝手が合わず、Classic Outlookに戻したい(解除したい)場合は、画面右上の「新しいOutlookを試す」というトグルスイッチをオフにすることで、従来のバージョンに戻れる可能性があります。

メール作成画面の独立表示設定

設定ですべてをポップアウトさせなくても、必要な時だけ手動でウィンドウを独立させることも可能です。メールを作成している最中に「やっぱりカレンダーを見ながら書きたい」と思った時は、作成画面の右上を見てください。

そこにある「四角形から矢印が飛び出しているアイコン」をクリックすると、作成中のメールだけが独立したウィンドウとして切り離されます。もし画面幅が狭くてアイコンが見当たらない場合は、「…(その他のオプション)」の中に隠れていることが多いので確認してみてください。

Outlookのポップアウト設定の不具合対応

ポップアウト設定1

設定通りに動かない、ボタンが押せないといったトラブルは、単純な操作ミスではなく、ブラウザやアドイン(拡張機能)が影響していることがよくあります。ここでは、よくあるトラブルの原因と具体的な対処法について深掘りしていきます。

ポップアウトできない時の対処法

「新しいウィンドウで開く」をクリックしても反応がない場合、まずはOutlook(またはブラウザ)の一時的な不具合を疑いましょう。特にNew OutlookはWeb技術を使っているため、通信環境が不安定だと動作が遅れることがあります。

また、意外と多いのが「ポップアップブロック」の影響です。これについては後述しますが、まずはアプリやブラウザを再起動し、キャッシュの影響を排除してみてください。それでも直らない場合、複数のGoogleアカウントやMicrosoftアカウントがブラウザ内で競合していないか確認することをおすすめします。

ボタンがグレーアウトする問題

企業でOutlookを使っている場合、セキュリティソフトやアドイン(Azure Information Protectionなど)の影響で、ポップアウトボタンや送信ボタンの上にグレーの帯が重なってしまい、物理的にクリックできなくなる現象が報告されています。

この問題の回避策

ウィンドウの幅をドラッグして広げたり狭めたりすると、画面が再描画されてボタンが現れることがあります。どうしても押せない場合は、前述したショートカットキー(Shift + Enterなど)を試してみてください。

ダブルクリックで開く設定の仕様

「ダブルクリックの設定を変更したい」という声も聞かれますが、残念ながらNew Outlookでは、マウスのダブルクリック動作自体を細かくカスタマイズする機能は提供されていません。基本的には「閲覧ウィンドウの設定」に依存します。

もしダブルクリックの反応がおかしいと感じる場合は、Windows側のマウス設定を確認しましょう。「コントロールパネル」>「マウス」の設定で、ダブルクリックの速度判定を調整することで、意図しないウィンドウ展開を防げる場合があります。

ブラウザのブロック解除と許可

Web版のOutlook(OWA)や一部のNew Outlook環境では、ポップアウトしたウィンドウを「広告ポップアップ」と誤認してブラウザがブロックしてしまうことがあります。アドレスバーの右端に「×」印がついたウィンドウアイコンが出ていないか確認してください。

もし出ていたら、以下の手順で許可を与えます。

  1. アドレスバーのブロック通知アイコンをクリック。
  2. 「https://outlook.office.com のポップアップとリダイレクトを常に許可する」を選択。
  3. 「完了」をクリック。

これにより、次回からはスムーズに別ウィンドウが開くようになります。業務効率を落とさないためにも、この設定は早めに確認しておきましょう。

Outlookのポップアウト設定のまとめ

ポップアウト設定2

Outlookのポップアウト機能は、使いこなせばマルチタスクの強い味方になりますが、バージョンによる仕様の違いやWeb技術特有の挙動に戸惑うことも少なくありません。今回のポイントを整理します。

  • New Outlookでは「Shift + Enter」が最強のショートカット。
  • 「勝手に開く」問題は閲覧ウィンドウを「右」か「下」に表示して解決。
  • 常に別窓にしたいなら、設定の「作成と返信」から「ポップアウト」をオンに。
  • 動かない時はブラウザのポップアップブロックやアドインを確認。

まずはご自身の環境に合わせて設定を見直し、ストレスのないメール環境を整えてみてください。ちょっとした設定変更で、毎日のメール処理が驚くほどスムーズになるはずです。

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