Outlookでメールを作成しているときに画像を埋め込みたいのに添付ファイルになってしまったり表示されないトラブルに遭遇して困った経験はありませんか。私自身も業務でメールを送る際に画像のサイズが勝手に変わってしまったり赤い×印が出て焦ったことが何度もあります。この記事ではOutlookの画像埋め込みに関する設定やできないときの原因について私の経験をもとに詳しく解説していきます。

- メール形式による画像挿入と添付ファイルの挙動の違い
- 新しいOutlookやスマホ版での具体的な操作手順
- 画像が表示されない場合やサイズが変わるトラブルの対処法
- ビジネスメールにおける画像の適切な扱い方とマナー
Outlookで画像を埋め込みメールを作成する基本手順
Outlookで画像を本文中に埋め込むためには、使用しているOutlookのバージョンやメールの形式を正しく理解しておくことが大切です。ここでは基本的な操作手順から、少し特殊な環境での対応方法までを解説します。
メール形式をHTMLにして画像を直接挿入する方法
まず大前提として、画像をメールの本文内に埋め込む(インライン表示する)ためには、メールの形式が「HTML形式」になっている必要があります。テキスト形式では画像情報を持てないため、すべて添付ファイルとして扱われてしまうからです。
HTML形式への変更方法
メール作成画面の「書式設定」タブを確認し、「HTML」が選択されているかチェックしましょう。ここが「テキスト」になっていると、いくら画像を貼り付けても埋め込みにはなりません。
HTML形式になっていれば、「挿入」タブから「画像」を選択するか、単純に画像をメール本文へドラッグ&ドロップするだけで、文章の流れの中に画像を配置することができます。手順書やスクリーンショットを見せたい場合は、この方法が一番相手に伝わりやすいですね。
新しいOutlookで画像を埋め込む際の手順と注意
最近普及してきた「新しいOutlook(New Outlook)」を使っている場合、従来の操作感と少し違う部分があるので注意が必要です。新しいOutlookはWebブラウザに近い仕組みで動いているため、クリップボードからの貼り付けやドラッグ&ドロップに制限がかかることがあります。
コピペができない時の対処法
画像をコピーして貼り付けても反応しないときは、ブラウザのセキュリティ設定が関係している可能性があります。その場合は、面倒でも一度画像をPCに保存してから、「挿入」メニューを使って配置するのが確実ですよ。
また、エクスプローラーからメール本文へ直接ドラッグしても上手くいかないときは、無理に操作せずメニューバーの「挿入」>「画像」を利用することをおすすめします。
スマホやMac版での画像挿入と添付の違い
出先からスマホ(iPhoneやAndroid)のOutlookアプリで画像を送るとき、「添付ファイルにしたいのに、勝手に本文に埋め込まれてしまう」と感じたことはありませんか。実はこれ、モバイル版Outlookの仕様なんです。
スマホアプリでは、基本的に画像を選択すると自動的にインライン(埋め込み)として処理されます。「メールの流れの中で写真が見られるように」という配慮なのですが、ビジネス資料として送りたいときは少し困りますよね。
スマホで添付ファイルとして送る裏技
Outlookアプリを開いてから画像を選ぶのではなく、スマホの「写真(ギャラリー)」アプリを開き、送りたい画像を選んで「共有」ボタンからOutlookを選択してみてください。この手順だと、埋め込みではなく添付ファイルとして扱われることが多いので試してみてください。
Mac版の場合は、Windows版とUIが異なりますが、「写真ブラウザー」機能を使ってMac内のライブラリからスムーズにドラッグ&ドロップできるのが便利な点です。
インライン画像と添付ファイルの使い分けマナー
「画像を埋め込むか、添付にするか」は、実はビジネスマナーの観点からも重要です。私が普段意識している使い分けの基準をご紹介します。
| 項目 | インライン埋め込み | 添付ファイル |
|---|---|---|
| 適したシーン | 操作手順の解説、挨拶状、軽い連絡 | 公式文書、契約書、高画質な資料写真 |
| メリット | 開封してすぐ内容が伝わる | レイアウトが崩れず、保存しやすい |
| 注意点 | メール容量が増えがち | 開封する手間がかかる |
特に相手の環境によっては、HTMLメールの画像がセキュリティソフトにブロックされることもあります。「見てほしい画像」なら埋め込み、「保管してほしい資料」なら添付、という風に目的で使い分けるのがスマートかなと思います。
ハイパーリンクを設定して画像をリンク化する技
マーケティング担当の方や、自社サイトへ誘導したい場合に便利なのが「画像へのリンク設定」です。埋め込んだバナー画像をクリックすると、指定したWebサイトに飛ぶように設定できます。
手順は簡単で、埋め込んだ画像を選択した状態で、右クリックメニューまたは「挿入」タブから「リンク」を選び、URLを入力するだけです。これを活用すれば、文字だけのリンクよりも視覚的にクリックを促すことができますよ。
Outlookの画像埋め込みでよくあるトラブルと対処法

便利な画像埋め込みですが、実はトラブルが非常に多い機能でもあります。「赤い×印が出る」「画像が巨大化する」といった現象には、Outlook特有の技術的な理由があるんです。ここではその原因と解決策を見ていきましょう。
画像が表示されずに赤い×印が出る原因と設定
受信したメールの画像部分に「赤い×印」が表示されて見られない場合、その多くはOutlookのセキュリティ設定が原因です。Outlookはウイルス対策として、外部サーバーにある画像の自動ダウンロードを標準でブロックしています。
表示させるための解決策
メール上部の情報バーに出てくる「画像を表示するには、ここをクリックします」を押せば表示されます。もし毎回これが面倒なら、セキュリティセンター(トラストセンター)の設定で「画像の自動ダウンロードを許可する」に変更もできますが、セキュリティリスクを考えると「信頼できる差出人」に登録する方が安全でおすすめです。
埋め込んだ画像のサイズが勝手に変わる問題の解消
「スマホで撮った写真を送ったら、PCで見ると画面からはみ出すほど巨大になっていた」なんて経験はありませんか。また、縮小したはずなのに相手側では大きく表示されてしまうこともあります。
これは、Windowsの画面設定(DPI)とOutlookの処理エンジンの相性が原因で起こります。特に最近の高解像度モニターを使っていると発生しやすいですね。
確実な対処法としては、Outlookに貼り付ける前に、画像編集ソフトで物理的なサイズ(ピクセル数)を小さくしておくことです。Outlook上で縮小するのではなく、元画像の幅を600px〜800px程度にリサイズしてから挿入すると、意図しない巨大化を防げます。
意図せず添付ファイルになってしまう場合の回避策
HTML形式にしているはずなのに、なぜか画像が添付ファイルになってしまう…。そんな時は「リッチテキスト形式」の設定が悪さをしているかもしれません。
特に社外(Gmailなど)へ送る際、Microsoft独自の「リッチテキスト形式」で送ってしまうと、画像はおろか添付ファイルが「winmail.dat」という謎のファイルに変換されてしまい、相手が開けないというトラブルに繋がります。
注意点
SEOやメールマーケティングの観点からも、リッチテキスト形式は推奨されません。必ず「HTML形式」が選択されているか確認する癖をつけましょう。
画像をドラッグ&ドロップできない時の解決法
先ほども少し触れましたが、新しいOutlookではデスクトップやフォルダからメール本文へのドラッグ&ドロップが上手くいかないことがあります。これはアプリの仕組みがWebベースに変わったことによる制限です。
この場合、無理にドラッグで入れようとせず、「挿入」タブ > 「画像」 > 「このデバイスから」の手順でファイルを選択するのが一番の近道です。急がば回れですね。
テキスト形式で画像が消える現象への対策
最後に、意外と見落としがちなのが「受信側がテキスト形式で表示している」ケースです。いくらこちらがHTML形式で綺麗に画像を埋め込んでも、相手がセキュリティ対策や好みで「すべてのメールをテキスト形式で読み取る」設定にしていると、画像はすべて添付ファイルとして扱われ、本文からは消えてしまいます。
これは送信側ではコントロールできない部分ですが、「画像が見られない場合でも意味が通じる文章にしておく」ことや、重要な画像には代替テキスト(Alt属性)を設定しておくといった配慮が、プロフェッショナルな対応だと言えるでしょう。
まとめ:Outlookの画像埋め込みを極め業務効率化
Outlookでの画像埋め込みは、視覚的に情報を伝えるための強力な武器ですが、バージョンや形式によって挙動が異なるため、少しコツが必要です。「HTML形式を確認する」「事前にリサイズする」といった基本を押さえておけば、赤い×印や巨大化といったトラブルも怖くありません。ぜひ今回の内容を参考にして、ストレスのないメールコミュニケーションを実現してくださいね。

