エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替える完全手順

エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替えたいのに、うまくできなくて困っていませんか。資料作成の中で、エクセルグラフの縦軸と横軸の入れ替えが必要になる場面はよくありますよね。特に折れ線グラフや棒グラフで項目と数値を逆にしたい時や、散布図でXY軸が逆にプロットされてしまった時などは、設定の変更が必要です。しかし、いざ行と列の切り替えボタンを押そうとしてもグレーアウトして押せなかったり、Mac環境で操作方法がわからなかったりして、できないと悩む方も多いのかなと思います。この記事では、私が普段からエクセルを触っている中で見つけた、グラフの縦横を思い通りに入れ替える手順や、関数を使ったデータの転置方法などを分かりやすく解説していきますね。

グラフで縦軸と横軸
  • カテゴリ型グラフでの行と列の切り替え方法
  • 散布図におけるXY軸の正しい反転手順
  • ボタンがグレーアウトして押せない原因と解決策
  • 関数の活用やMac環境など応用的な設定手法
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エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替える基本

まずは、エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替える際の基本的な考え方と、実際の操作手順について見ていきましょう。グラフの種類によって設定の仕組みが少し違うので、そこを押さえておくとスムーズですよ。

折れ線グラフでの行と列の切り替え

売上の推移などを表す折れ線グラフや棒グラフでは、「カテゴリ」と「数値」の組み合わせでグラフが作られています。ここで縦軸と横軸を入れ替えるというのは、横軸の項目と凡例(色分けされている項目)の役割をチェンジする、ということになりますね。

やり方はとても簡単です。グラフをクリックして選択状態にしたら、上部のメニューから「グラフのデザイン」タブを開きます。そこにある「行/列の切り替え」というボタンをポチッと押すだけです。

このボタンを押すたびに、横軸と凡例が交互に入れ替わります。表のデータ自体は書き換わらないので、見せ方を変えたい時にどんどん試してみるのがおすすめですよ。

散布図のX軸とY軸を手動で逆にする

よくつまずきやすいのが、散布図やバブルチャートを作った時かなと思います。散布図は、2つの数値を「X座標」と「Y座標」としてプロットするものなので、さきほどの「行/列の切り替え」の概念がそもそも通用しないんですね。

散布図でX軸とY軸を入れ替えるには、データの参照先を手動で書き換える必要があります。

  1. グラフを選択して「グラフのデザイン」タブから「データの選択」を開きます。
  2. 左側の系列リストから対象を選んで「編集」をクリックします。
  3. 「系列 X の値」と「系列 Y の値」に入力されているセル範囲を、それぞれ入れ替えて指定し直します。

少し手間かもですが、この方法なら表のレイアウトをいじらずにXY軸をひっくり返すことができます。

切り替えができない原因と解決策

いざ操作しようとしたら、なぜか切り替えができないケースもありますよね。よくある原因の一つが、グラフの選択ミスです。

グラフ全体ではなく、タイトルや凡例などの中の要素だけをクリックしてしまっていると、設定メニューがうまく機能しません。必ずグラフの外枠の余白部分をクリックして、全体が選択されている状態にしてから操作してみてくださいね。

また、シートの保護がかかっている場合も、グラフの構造変更がロックされてしまいます。その場合は「校閲」タブからシートの保護を解除する必要があります。

ボタンがグレーアウトする時の対処法

「行/列の切り替え」ボタンが灰色になっていて(グレーアウトして)押せない!というトラブルもよく耳にします。これはエクセルの不具合ではなく、仕様によるものがほとんどですね。

原因 対処法
散布図を使っている 「データの選択」から系列ごとのX値とY値を編集する
データが1次元しかない 行と列の両方に項目があるクロス集計表の形にデータを整える
グラフの一部だけ選択している グラフの余白をクリックして全体を選択し直す

自分が作っているグラフが散布図なのに、このボタンを押そうとしていないか、まずは確認してみるのが解決の近道かなと思います。

データ選択ダイアログからの設定手順

さきほど少し触れましたが、「データソースの選択」ダイアログは、グラフの裏側でどのデータを読み込んでいるかを細かく制御できる重要な画面です。

「データの選択」ボタンから開くこの画面では、系列の追加や削除だけでなく、横軸のラベルに表示するテキストの範囲を再指定することもできます。もし自動で作成されたグラフの軸ラベルがずれている場合は、このダイアログ右側の「横(項目)軸ラベル」の編集ボタンから、正しい見出しのセル範囲を指定し直してみてください。

複雑な表からグラフを作る時は、このダイアログの仕組みを理解しておくと本当に助かりますよ。

エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替える応用

グラフで縦軸と横軸1

ここからは、少し複雑なグラフでの対応や、根本的に表のデータを入れ替えてしまう方法など、応用的なテクニックをご紹介していきます。これができるようになると、エクセルのスキルがグッと上がりますよ。

複合グラフにおける2軸の入れ替え方

売上額と利益率のように、単位の違う2つのデータを1つのグラフにまとめる時、左右に異なる縦軸(主軸と第2軸)を持つ複合グラフを作りますよね。でも、エクセルが自動で作ると、意図したのとは逆に軸が割り当てられてしまうことがよくあります。

この左右の軸を入れ替えるには、グラフ上のデータ系列(折れ線や棒)を右クリックして、「データ系列の書式設定」を開きます。そこで「使用する軸」を「主軸」から「第2軸」へ、あるいはその逆に切り替えるだけでOKです。

一時的にグラフの形が崩れるように見えるかもですが、2つの系列両方の設定を変更し終えれば、ちゃんときれいなバランスに戻るので安心してくださいね。

Mac環境での操作手順や画面の違い

Mac版のエクセルを使っていると、ネットの記事と画面が違って戸惑うことがありますよね。でも、裏側で動いている仕組みはWindows版と同じなので安心してください。

たとえばWindowsの「データの選択」ボタンは、Macだと「データソースの選択」というダイアログ名になっていることが多いです。メニューバーの「データ」から「グラフの元データ」を選ぶか、リボンの「グラフのデザイン」タブからアクセスできます。

表をコピーして貼り付ける時のショートカットも、CtrlキーではなくCommandキーを使いますが、その後の「形式を選択して貼り付け」を使った流れはまったく一緒ですよ。

関数を使って元データを転置させる

グラフの設定をポチポチいじるよりも、いっそのこと元データの表自体を縦横入れ替えてしまった方が早いケースもあります。

コピーして「形式を選択して貼り付け」から「行/列の入れ替え」を選ぶのが簡単ですが、元データが更新されるたびにやり直すのは面倒ですよね。そんな時はTRANSPOSE関数を使うのがおすすめです。

新しい場所に「=TRANSPOSE(元の表の範囲)」と入力するだけで、縦横が反転した表が自動で作られます。最近のエクセルならスピル機能で勝手に表が展開されるので、これをグラフの元データにすれば、常に最新の状態が保てますよ。

棒グラフのレイアウト変更と軸設定

データの参照先は変えずに、見た目だけを調整したい時もありますよね。例えば、縦軸の目盛りを左端から右端に持っていきたい、といった場合です。

対象の軸を右クリックして「軸の書式設定」を開くと、かなり細かいレイアウト変更ができます。「ラベルの位置」を「高」にすれば軸が右側に移動しますし、「軸を反転する」にチェックを入れれば、データのプロット方向を上下左右逆にすることも可能です。

順位のデータなど、「数字が小さいほど上」に表示したい場合は、この反転機能を活用すると視覚的にすごく分かりやすくなりますね。

まとめ:エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替える

今回は、エクセルのグラフで縦軸と横軸を入れ替えるさまざまな方法について見てきました。折れ線グラフならリボンのボタン一つで解決しますし、散布図ならダイアログから手動で参照先を変えるのがポイントでしたね。

グラフの作成は、データをどう見せたいかという目的が一番大切です。お伝えしたTRANSPOSE関数なども組み合わせて、柔軟にレイアウトをコントロールしてみてくださいね。

なお、本記事で解説したエクセルの仕様や画面配置はバージョンによって異なる場合があります。各種設定や数値データはあくまで一般的な目安として捉えてください。業務の大切なデータを扱う際は必ずバックアップを取り、ご自身の責任で操作を行っていただきますようお願いします。正確な仕様についてはMicrosoftの公式サイトをご確認いただき、システムの不具合など最終的な判断は専門家にご相談されることをおすすめします。

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