Outlookの未読メールの色を変更する方法!見にくい時の設定術

毎日届く大量のメールの中で未読メッセージが埋もれてしまい、大事な連絡を見落としてヒヤッとした経験はありませんか。Outlookを使っていると、デフォルトの表示だけでは未読メールと既読メールの区別がつきにくく、もっとパッと見て分かるように色や太字をカスタマイズしたいと感じることがあるかもしれません。実は私たちが普段何気なく使っているOutlookにはいくつかの種類があり、使用しているバージョンによって設定できる範囲や背景色の変更可否が大きく異なります。特に最近の新しいOutlookやMac版では仕様がガラリと変わっているため、今まで通りにいかずに戸惑っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、それぞれの環境に合わせた最適な設定方法や、どうしても色が変わらない時の対処法について詳しくお話ししていきます。

未読メールの色
  • 現在使用しているOutlookで未読メールの色を変更できるかどうかが分かります
  • 文字色やフォントをカスタマイズして未読メールを目立たせる具体的な手順を学べます
  • 新しいOutlookやMac版特有の表示ルールと代替案を知ることができます
  • 設定が反映されないトラブルや見にくい画面を解消するテクニックが身につきます
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Outlookの未読メールの色を変更する手順

まずは、未読メールの視認性を高めるための基本的な設定手順について見ていきましょう。ここでは主に、設定の自由度が高い「Classic Outlook(従来のアウトルック)」をメインに解説していきます。「ファイル」タブが左上にあるタイプをお使いの方は、この方法でかなり自由に見やすく調整できるはずですよ。

条件付き書式で文字色を変える

Classic Outlookをお使いの場合、最も確実で効果的なのが「条件付き書式」を使ったカスタマイズです。これは、特定の条件(今回で言えば「未読であること」)に合致したメールに対して、自動的に色やフォントのスタイルを適用させる機能ですね。

具体的な手順は以下の通りです。少し階層が深いところにありますが、一度設定してしまえばずっと有効なので、ぜひ試してみてください。

未読メールの色を変更するステップ
  1. Outlook上部のリボンメニューから[表示]タブをクリックします。
  2. [ビューの設定](または「現在のビュー」グループ内の設定ボタン)を選択します。
  3. 開いたダイアログボックス内の[条件付き書式]ボタンをクリックします。
  4. ルール一覧の中に最初からある「未読メッセージ」にチェックが入っていることを確認し、選択した状態で[フォント]ボタンを押します。
  5. ここで、好きな[色](赤や青など)を選んでOKを押していけば完了です。

これで、受信トレイにある未読メールがパッと鮮やかな色に変わり、見落としがグッと減るはずです。

行の背景色は変更できない仕様

よく「重要な未読メールは、蛍光ペンのように行全体の背景色を変えたい」という相談をいただくことがあります。確かに、背景色が色付けば一目瞭然ですよね。

しかし残念ながら、Outlookの標準機能では、メール一覧の行全体の背景色(ハイライト)を変更することはできません。

条件付き書式で変更できるのは、あくまで「文字(フォント)」のプロパティ(色、サイズ、書体、スタイル)に限られています。

VBAなどのプログラムを使えば理論上は可能な場合もありますが、動作が不安定になったり、一般的なメール画面全体には適用できなかったりと、実用的ではないのが現状です。「背景色は変えられないけれど、文字色を派手にする」という方向で調整するのが、最も安全な解決策かなと思います。

太字設定で見やすく調整する

色を変えるのも良いですが、シンプルに「太字(ボールド)」を強調するだけでも、視認性は大きく向上します。デフォルトでも未読メールは太字になっていますが、フォントの種類によっては「線が細くて既読との違いが分かりにくい」ということもありますよね。

先ほどの条件付き書式の [フォント] 設定画面で、以下の調整を試してみてください。

  • フォント名(日本語用フォント): 「メイリオ」や「BIZ UDゴシック」など、視認性の高いフォントに変更する。
  • スタイル: 「太字」だけでなく「太字 斜体」を選んで、形の変化をつける。

特に「メイリオ」のような画面表示に最適化されたフォントを選ぶと、同じ太字設定でもくっきりとして読みやすくなるのでおすすめです。

特定の相手のみ色を変える設定

全ての未読メールを目立たせるだけでなく、「上司からの未読メールだけは赤色にして、絶対に見逃したくない!」というケースもありますよね。これも条件付き書式で実現可能です。

やり方は、先ほどの画面で「新しいルール」を追加するだけです。

優先順位 ルール名(例) 条件の設定内容 書式設定
1 (高) 上司からの未読 [条件]ボタン > [差出人]に上司のアドレスを指定 + [詳細]タブで「開封状況」が「未読」 赤色・太字・サイズ大
2 (低) 未読メッセージ (デフォルト設定) 青色・太字

ポイントは、リストの上にあるルールが優先されるという点です。特定の相手用のルールを作成したら、[上へ移動] ボタンを使って、デフォルトの「未読メッセージ」よりも上に配置してくださいね。

フォントサイズを大きくする

最近は高解像度のモニターを使っている方も多いと思いますが、画面がきれいな反面、文字が小さすぎて「太字なのかどうかすら分からない」という問題も起きがちです。

そんな時は、色だけでなく文字サイズ(サイズ)も変更しましょう。条件付き書式のフォント設定で、サイズを「標準」から「大きく」あるいはポイント数で指定して大きくすることで、老眼気味な私のようなユーザーでも(笑)、未読メールが目に飛び込んでくるようになります。

Outlookの未読の色が変わらない時の対策

未読メールの色1

ここまで紹介した設定を行おうとしても、「そもそもメニューが見当たらない」「設定したはずなのに色が変わらない」というトラブルに直面することがあります。特に最近はOutlookのバージョンが複雑化しているため、環境に合わせた対策が必要です。

新しいOutlookでの機能制限

もし、お使いのOutlookの右上に「新しいOutlook」というトグルスイッチがあったり、アイコンのデザインが以前と違ったりする場合、それは「New Outlook(新しいOutlook)」です。

残念ながら、2026年時点の仕様において、新しいOutlookでは「未読メールの文字色を自由に変更する機能」は実装されていません。

新しいOutlookにも「条件付き書式」というメニューはあるのですが、条件として「未読/既読」を選ぶことができないのです。これはシステムの基盤がWeb版と同じものに変更されたためで、現時点では「仕様」として諦めるか、もし可能であれば従来のClassic版に戻して使う必要があります。

Mac版での表示カスタマイズ

MacでOutlookを使っている方も、Windows版とは勝手が違いますよね。Mac版Outlook、特に「新しいOutlook for Mac」モードでは、Appleのインターフェースガイドラインに準拠しているため、未読の表示は「左側の青いドット(丸印)」と「太字」が基本となります。

Windows版のように詳細な条件付き書式設定画面が存在しないため、未読メールの文字色だけを赤くするといった高度なカスタマイズは基本的にできません。

Macユーザーの場合は、色を変えようと四苦八苦するよりも、受信トレイの上部にあるフィルタ機能で「未読のみを表示」させて、既読メールを一時的に隠す運用の方が、結果的にストレスなくメール処理ができるかなと思います。

全体のテーマ設定で色を変える

新しいOutlookやWeb版を使っている場合、未読メールの色を個別に設定することはできませんが、「テーマカラー」を変更することで、未読であることを示すパーツ(件名や左側のバー)の色を一括で変えることは可能です。

[設定](歯車アイコン) > [全般] > [外観] から、好きな色を選んでみてください。例えばテーマを「赤」にすると、未読メールの件名やアイコンも赤系に変わります。

ただし、これを変更するとカレンダーの選択色やボタンの色など、アプリ全体のアクセントカラーも変わってしまいます。「未読メールだけ」を変えるわけではない点に注意してくださいね。

未読メールの左のバーの扱い

新しいOutlookやWeb版の特徴として、未読メールの左端に「縦のカラーバー」が表示されますよね。「これが邪魔だから消したい」という声もよく耳にします。

しかし、このバーはデザインの一部として固定されており、設定で非表示にすることはできません。このバーを消す唯一の方法は、そのメールを開いて「既読」にすることです。視覚的にノイズに感じるかもしれませんが、今のところは「未読の目印」として慣れていくしかなさそうです。

見にくい場合はビューリセット

「Classic Outlookを使っているのに、急に太字にならなくなった」「設定をいじりすぎて表示がおかしくなった」という場合は、ビューの設定ファイルが破損している可能性があります。

そんな時は、一度ビューを初期状態にリセットする「核オプション」のようなコマンドを試してみてください。

ビューのリセット方法(Windows)
  1. キーボードの [Windows]キー + [R] を押して、「ファイル名を指定して実行」を開きます。
  2. 入力欄に outlook.exe /cleanviews と入力して実行します。

これを実行すると、すべてのフォルダの表示設定が初期化されるため、自分が手動で設定したお気に入りの表示形式なども消えてしまう点には十分注意が必要ですが、どうしても直らない不具合を解消する最終手段として有効です。

Outlookの未読の色設定まとめ

Outlookの未読メール設定は、使っているバージョンによって「できること」と「できないこと」がハッキリ分かれます。最後にポイントを整理しておきましょう。

  • Classic Outlook (Windows): 条件付き書式で色、太字、サイズを自由に変更可能。最もカスタマイズ性が高い。
  • New Outlook / Web版: 未読のみの色変更は不可。テーマカラーの変更で全体の雰囲気を変えることは可能。
  • Mac版: 基本的にOS準拠のデザイン。青いドットと太字が基本で、詳細な色変更は難しい。
  • 共通の制約: どのバージョンでも、行全体の背景色(ハイライト)を変更する機能はない。

「色を変えたい」という希望が叶わない環境であっても、検索フォルダーを活用したり、フィルタリング機能をうまく使ったりすることで、未読メールの管理は十分に効率化できます。ご自身の環境に合わせて、一番ストレスの少ない方法を見つけてみてくださいね。

※本記事の情報は執筆時点の仕様に基づいています。Microsoftのアップデートにより、機能や名称が変更される可能性がありますので、正確な情報は公式サイト等も併せてご確認ください。

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