Outlookを英語から日本語にする設定手順!Inboxも直す方法

ある日突然、いつも使っているOutlookのメニューが英語に変わってしまい、どうやって日本語に戻せばいいのか戸惑っている方は多いのではないでしょうか。特にアップデートのタイミングや、PCの設定を変更した直後などに勝手に英語表記になってしまうと、業務に支障が出て焦ってしまいますよね。また、iPhoneやMacなどデバイスごとに設定場所が異なったり、メニューは日本語になったのにフォルダ名だけが英語のまま残ってしまったりと、Outlookの言語設定に関する悩みは意外と根深いものです。この記事では、私が実際に試して解決した方法を中心に、あらゆる環境での対処法をわかりやすく解説していきます。

英語から日本語
  • 新しいOutlookと従来版それぞれの言語変更手順
  • MacやiPhoneアプリ版での正しい日本語化設定
  • Inboxなどのフォルダ名が英語のまま直らない時の解決策
  • 設定しても勝手に英語に戻ってしまう原因と対処
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Outlookを英語から日本語に変更する全手順

一口にOutlookといっても、実は私たちが使っているバージョンやデバイスによって、設定画面への入り口が全く異なります。まずは、お使いの環境に合わせて基本的な設定変更の手順を見ていきましょう。

New Outlookの日本語設定と切替方法

最近、画面右上に「新しいOutlookを試す」というトグルスイッチが表示され、切り替えた方も多いかと思います。この「New Outlook(新しいOutlook)」やWeb版(OWA)では、従来の「ファイル」メニューが存在しません。

設定は画面右上の歯車アイコンから行います。

  1. 画面右上の歯車アイコン(Settings)をクリックします。
  2. 設定メニューが開いたら、左側のナビゲーションから「General(全般)」を選びます。
  3. その隣に出てくるサブメニューから「Language and time(言語と時刻)」をクリックしましょう。
  4. 「Language」のプルダウンメニューから「日本語 (日本)」を探して選択します。
  5. 最後に「Save(保存)」を押すと、画面が再読み込みされて日本語になります。

ここがポイント

言語を選択した直後に表示される「Rename default folders…」というチェックボックスについては、後半のトラブル対応セクションで詳しく解説しますが、基本的にはチェックを入れることを強くおすすめします。

従来のOutlookを日本語に戻す手順

会社などで長く使われている、画面左上に「ファイル(File)」タブがある従来のWindows版Outlook(Classic Outlook)の場合は、以下の手順で進めます。

  1. 画面左上の「File(ファイル)」タブをクリックします。
  2. 左下のメニューから「Options(オプション)」を選んでください。
  3. オプション画面が開いたら、左側のリストから「Language(言語)」をクリックします。
  4. 「Office display language(Officeの表示言語)」というセクションを見てみましょう。

ここに「Japanese(日本語)」があれば、それを選んで「Move Up(上へ移動)」または「Set as Preferred(優先に設定)」をクリックします。もし日本語が見当たらない場合は、「Install additional display languages…」から日本語を追加インストールする必要があります。

注意点

設定を変更した後は、必ずOutlookを完全に再起動してください。「OK」を押しただけでは反映されないことがあります。

Mac版Outlookの言語設定と注意点

Macを使っている場合、Outlookアプリの中に言語設定メニューが見当たらないことがありますよね。実はMac版のOutlookは、基本的にmacOSのシステム設定に依存する仕組みになっています。

基本的には以下の手順でOSの優先言語を確認します。

  1. Appleメニューから「System Settings(システム設定)」を開きます。
  2. 「General(一般)」の中にある「Language & Region(言語と地域)」へ進みます。
  3. 「Preferred Languages(優先する言語)」のリストで、「日本語」が一番上に来ているか確認してください。もし英語が上にあれば、日本語をドラッグして最上位に移動させます。

また、macOS Ventura以降を使っている場合は、システム全体は英語のままで、Outlookだけを日本語にすることも可能です。「Language & Region」画面の下部にある「Applications(アプリケーション)」設定からOutlookを追加し、個別に日本語を指定してみてください。

iPhone版Outlookが英語の場合の設定

スマホでメールチェックをする際、iPhone本体は英語設定にして学習用に使っているけれど、Outlookだけは日本語で使いたい、あるいはその逆というケースもあるかと思います。

iOS 13以降では、アプリごとに言語を変えられるようになっています。

  1. iPhoneのホーム画面から「Settings(設定)」アプリを開きます(Outlookアプリ内ではありません)。
  2. アプリ一覧が表示されるまで下にスクロールし、「Outlook」をタップします。
  3. 「PREFERRED LANGUAGE(優先する言語)」という項目があるので、ここを「日本語」に変更します。

これで、iPhone全体の設定に関わらず、Outlookだけを指定した言語で利用できるようになります。

Outlookが勝手に英語になる原因

「何もしていないのに、朝起きたら勝手に英語になっていた」という現象、実は私も経験があります。これにはいくつか原因が考えられます。

  • Officeの更新プログラム: アップデートの拍子に、レジストリの設定がリセットされてしまうことがあります。
  • 誤操作: 「新しいOutlookを試す」スイッチを無意識にクリックしてしまい、設定が引き継がれていないNew Outlookの画面になってしまったケースです。
  • サーバー側の不具合: 稀にですが、Exchange Online側のトラブルで一時的に言語設定が読み込めなくなることもあります。

ほとんどの場合は、再度手動で日本語に設定し直せば直りますので、焦らず対応しましょう。

Outlookを英語から日本語にする際のトラブル対応

英語から日本語1

ここからが本題と言ってもいいかもしれません。メニューの文字は日本語になったのに、「Inbox」「Sent Items」といったフォルダ名だけが英語のまま残ってしまう問題。これは非常に多くの人が直面する「Outlookあるある」です。

フォルダ名や受信トレイが英語のままの理由

なぜフォルダ名だけ直らないのでしょうか。それは、Outlookの仕組み上、「表示言語」と「フォルダの名前」が別管理になっているからです。

仕組みの豆知識

メールボックスが最初に作られた時(例えばPCの初期設定時)に言語が英語だと、システムは「受信トレイ」ではなく物理的に「Inbox」という名前でフォルダを作成します。その後で表示言語を日本語に変えても、システムは「フォルダの名前までは勝手に変えないほうがいいだろう(パスが変わると困るかもしれないし)」と判断して、名前をそのまま維持するのです。

Web版設定でInboxを日本語化する

この「Inbox問題」を解決する最も簡単で確実な方法は、Web版Outlook(OWA)を使ってサーバー側でリネーム処理をさせることです。Windows版でもMac版でも、この方法が一番おすすめです。

手順は以下の通りです。

手順1 ブラウザでWeb版Outlookにログインし、右上の歯車アイコンから設定を開きます。
手順2 「General」>「Language and time」へ進みます。
手順3 ここが最重要です。言語を一度「English」にして保存し、再度「日本語」を選択し直してください。
手順4 日本語を選んだ瞬間に、下の方にチェックボックスが表示されます。

「既定のフォルダーの名前を指定した言語と一致するように名前を変更する」

(Rename default folders so their names match the specified language)

手順5 このチェックを必ずONにしてから「保存」をクリックします。

これを実行すると、サーバー上のフォルダ名が正式に「受信トレイ」に書き換わり、同期しているPCやスマホのOutlookの表示も自動的に直ります。

コマンドでフォルダ名をリセットする方法

もしWeb版にアクセスできない環境で、Windowsの従来のOutlookを使っている場合は、コマンドを使って強制的にリセットする「裏技」があります。

  1. Outlookを完全に終了させます。
  2. キーボードの「Windowsキー」を押しながら「Rキー」を押して、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。
  3. 入力欄に outlook.exe /resetfoldernames と入力してEnterキーを押します。

これでOutlookが起動し、現在の言語設定に合わせてフォルダ名を再設定してくれます。昔からある伝統的なトラブルシューティング手法ですね。

言語設定が保存されない場合の対処法

「設定を変えても、再起動するとまた英語に戻ってしまう」という場合は、個人のPCではなく会社のPCで起きていることが多いです。

この場合、会社のIT部門が管理している「グループポリシー(GPO)」という仕組みによって、強制的に言語設定が上書きされている可能性があります。何度やっても戻る場合は、自分の設定ミスを疑う前に、一度システム管理者に「言語設定が固定されていないか」を問い合わせてみるのが近道かなと思います。

Outlookの英語から日本語設定まとめ

Outlookの言語トラブルは、見ている場所(UI)と言語設定の実体(サーバー属性)のズレから生じることがほとんどです。最後に今回のポイントを整理しておきます。

  • New Outlook / Web版: 歯車アイコンの設定から変更し、必ず「フォルダ名変更」のチェックを入れる。
  • Classic Outlook: ファイル > オプションから言語パックの優先順位を変える。
  • Inboxが直らない時: Web版で一時的に言語を切り替え、リネームのチェックボックスを表示させて適用するのが最強の解決策。
  • スマホ/Mac: アプリ内の設定だけでなく、OS側の言語設定も見直す。

これらの手順を試せば、きっと快適な日本語環境のOutlookに戻せるはずです。ぜひ一つずつ確認しながら試してみてくださいね。

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