Outlookは何メガまで?添付ファイルの容量制限と解除法を解説

仕事で重要な書類を送ろうとしたときに、Outlookで「添付ファイルのサイズが大きすぎます」と表示されて焦った経験はないでしょうか。Outlookは何メガまでファイルが送れるのかという疑問は、実は単純な数字だけでは解決できない深い仕組みが関係しています。添付ファイルの容量制限や解除の方法は、個人版か法人版かによって異なりますし、Exchange管理センターでの設定や、容量オーバーを防ぐための大容量ファイルの送り方など、知っておくべきポイントがいくつもあります。

何メガ
  • Outlookのメールサービスごとに異なる添付ファイルの容量制限値
  • ファイルサイズが制限内でも送信エラーになってしまう技術的な理由
  • 管理者が行うExchange Onlineでの容量設定変更の手順
  • 大容量ファイルを安全かつ確実に相手に届けるための代替手段
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Outlookは何メガまで添付できる?基本と実質の壁

「結局のところ、何メガまで送れるの?」という疑問に対する答えは、実は一つではありません。私たちが普段使っているOutlookには、無料の個人用や会社のMicrosoft 365など複数の種類があり、それぞれで「壁」の高さが違うからです。まずは、自分が使っている環境の限界値を知ることから始めましょう。

添付ファイル容量制限の初期値とアカウントの違い

Outlookで送信できる添付ファイルのサイズは、契約しているプランやサーバーの環境によって大きく異なります。一般的に「20MB」や「25MB」と言われることが多いですが、詳細を見ていくと微妙な違いがあることに気づきます。

まず、個人で利用する無料のOutlook.com(hotmail.comなどを含む)の場合、添付ファイルの制限は一律で25MBとなっています。これはサーバー側で固定された仕様なので、私たちユーザー側で増やすことはできません。

一方で、会社などで利用するMicrosoft 365(旧Office 365)のExchange Onlineの場合、初期設定では35MBに設定されていることが多いです。ただし、これはあくまで「初期値」であって、管理者の設定次第では最大150MBまで拡張されているケースもあります。

ポイント

無料版は25MB固定ですが、法人版は組織のポリシーによって最大150MBまで変動する可能性があります。まずは自分の会社のルールを確認してみるのが良いでしょう。

容量オーバーの原因はエンコードによるサイズ増加

「20MBまでの制限だから、19MBのファイルを添付すれば送れるはず」と思って送信ボタンを押したらエラーになった、という経験はありませんか?実はこれ、電子メールの仕組み上、避けられない現象なんです。

電子メールはもともと文字を送るためのシステムなので、画像やExcelなどのファイルを添付する際、「Base64」という方式で文字データに変換(エンコード)して送信されます。この変換処理を行うと、元のファイルサイズよりもデータ量が約1.37倍に膨れ上がるという特性があります。

制限値 実質送れるファイルサイズ(目安)
20 MB 約 14 MB 〜 15 MB
25 MB 約 18 MB 〜 19 MB
35 MB 約 25 MB 〜 26 MB

つまり、システム上で「35MBまでOK」となっていても、手元のファイルが35MBあれば確実に容量オーバーになります。この「見えない増分」を計算に入れておくことが大切ですね。

添付ファイル制限解除のレジストリ設定とリスク

ネットで検索すると、「レジストリをいじって制限を解除する方法」という情報が出てくることがあります。具体的には、OutlookのレジストリキーにあるMaximumAttachmentSizeの値を変更するというものです。

しかし、これには大きな落とし穴があります。この設定変更はあくまで「Outlookアプリが警告を出さないようにする」だけであって、メールサーバー側の制限を突破できるわけではないからです。

注意点

レジストリで制限を解除して巨大なファイルを送信しようとすると、送信トレイにメールが残り続け、Outlookの動作が重くなったり、忘れた頃にエラーメール(NDR)が返ってきたりする原因になります。サーバーの制限値を超えた設定にするのは避けたほうが無難です。

Exchange管理センターで組織の制限を変更する

もしあなたが職場のシステム管理者であれば、組織全体のメールサイズ制限を変更することが可能です。これはユーザー個人の設定ではなく、Exchange管理センター(EAC)から行います。

現在は「モダンEAC」が主流になっており、以下の手順で設定を確認・変更できるはずです。

  • Microsoft 365管理センターから「Exchange」を開く
  • 「受信者」メニューの「メールボックス」を選択
  • 対象のユーザー(または一括設定)を選び、「メッセージサイズ制限」の設定を開く
  • 「送信メッセージの最大サイズ」と「受信メッセージの最大サイズ」に数値を入力(最大153600KB=150MB)

ただ、これを最大値に設定しても、前述のエンコードによる増加分を考慮すると、実質的に送れるのは110MB程度になることは覚えておきたいですね。

受信は何メガまで?相手側の制限とエラーの関係

意外と盲点なのが、「自分が送れても、相手が受け取れるとは限らない」という点です。例えば、自社のOutlookが150MBまで送信できるように設定されていても、取引先が使っているメールサーバーが「受信は10MBまで」という古い制限のままだった場合、メールは届かずにエラーとして返ってきます。

特に相手がGmailなどのフリーメールを使っている場合、受信制限は約25MBであることが一般的です。ビジネスメールを送る際は、相手の受信環境のスペックにも配慮が必要ですね。

Outlookは何メガまで拡張可能?送れない時の対処

何メガ1

制限の仕組みはわかったけれど、どうしても大きなデータを送らなければならない時もありますよね。ここからは、単に制限値を気にするだけでなく、スマートに大容量ファイルを相手に届けるための具体的なテクニックをご紹介します。

大容量ファイルの送り方はOneDriveが最適解

現代のOutlookにおいて、最も推奨されている解決策がOneDrive for Businessとの連携です。ファイルをメール本体に「添付」するのではなく、クラウド上のリンクとして「共有」する方法ですね。

Outlookで一定サイズ以上のファイルを添付しようとすると、「OneDriveにアップロードして共有しますか?」と提案されることがあります。これを利用すれば、実質的なファイルサイズの制限はほぼ気にしなくて良くなりますし、何よりメールサーバーを圧迫しません。

メリット

相手のメールボックスをパンクさせる心配がなく、後からアクセス権を取り消すこともできるため、セキュリティ面でもメリットが大きいです。

圧縮しても送れない?ファイル形式とサイズの関係

昔からの習慣で「とりあえずZipファイルに圧縮すれば小さくなる」と思っている方も多いかもしれません。しかし、最近のOfficeファイル(.docx, .xlsx)や画像ファイル(.jpg, .png)は、すでにファイル形式自体が圧縮技術を使っているため、Zipにしてもほとんどサイズが減らないことが多いんです。

一方で、CSVファイルやログデータのような純粋なテキストデータであれば、圧縮することで劇的に軽くなります。送りたいファイルの種類によって、圧縮が有効かどうかを見極めるのがコツですね。

メールボックス容量オーバーの確認と整理方法

「添付ファイルは小さいはずなのに送れない」という場合、もしかするとあなた自身の、あるいは相手のメールボックスが満杯になっている可能性があります。

Outlookでは、メールボックス全体の容量(クォータ)が決まっており、これを超えると送受信ができなくなります。「ファイル > 情報」の画面で、現在の使用量を確認してみましょう。もし一杯になっている場合は、古いメールを「アーカイブ」に移動するか、不要な「送信済みアイテム」を削除して空き容量を作る必要があります。

分割送信やリンク共有で制限を賢く回避する

クラウドストレージがセキュリティの都合で使えない場合、アナログですが確実な方法として「分割送信」があります。例えば、10枚の写真を送りたいなら、3通のメールに分けて送るという手法です。

また、大容量ファイル転送サービスを利用するのも一つの手ですが、ビジネスで利用する場合は会社のセキュリティポリシーに違反しないよう注意が必要です。やはり、Outlookの機能を最大限活かすなら、OneDriveリンクの活用が一番スマートな選択肢かなと思います。

まとめ:Outlookは何メガまで送れるか正しく理解

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今回は「Outlookは何メガまで送れるのか」という疑問から、その裏側にある技術的な仕組みや対処法までを深掘りしてみました。最後に要点を振り返ってみましょう。

記事のまとめ
  • https://www.google.com/search?q=%E7%84%A1%E6%96%99%E7%89%88Outlook.comは25MB、法人版は設定により最大150MBまで
  • エンコード処理で容量が約1.4倍になるため、制限値ギリギリはNG
  • レジストリでの制限解除は送信エラーの原因になるので非推奨
  • 大容量ファイルを送るなら、添付ではなくOneDriveリンク共有が現代のスタンダード

「送れない!」と慌てる前に、まずは自分の環境が何メガまで許容されているのかを確認し、状況に合わせてOneDriveなどのツールを使い分けていくのが、ストレスなくOutlookを使いこなす近道ですね。

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