Outlookルーラー表示と設定!ない時の対処法も解説

仕事でメールを作成しているとき、文章のレイアウトを綺麗に整えたいと思うことはありませんか。特に箇条書きの頭を揃えたり、特定の場所から文字を始めたりしたい場合に便利なのが「ルーラー」という機能です。しかし、いざ使おうと思ってOutlookの画面を見渡しても、あるはずの場所にルーラーが表示されていなかったり、単位がインチになっていて使いづらかったりすることがあります。また、最近切り替わった新しいOutlookでは、そもそもルーラーが見当たらないという声もよく耳にします。この記事では、私が実際に試して確認したOutlookのルーラーに関する表示設定や、インデントを調整するための具体的な手順、そしてルーラー機能がない環境での対処法について詳しく解説していきます。

ルーラー表示
  • ルーラーを表示させるための具体的な手順と設定
  • 機能が表示されない原因となっている形式の違い
  • インデントやタブを使ってレイアウトを整える方法
  • 新しいOutlookでルーラー機能の代わりになる対策
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Outlookのルーラーを表示させる手順

普段何気なく使っているOutlookですが、いざ「定規(ルーラー)」を使いたいと思ったときに、パッと表示させるボタンが見つからないことってありますよね。実はこれ、Outlook特有の「画面の仕組み」が関係しているんです。まずは基本となる、従来のOutlook(Classic版)での表示方法から、ちょっとした設定のコツまでを詳しく見ていきましょう。

ルーラーの出し方とリボンの設定

一番最初に押さえておきたいポイントは、「ルーラーはメールの作成画面でしか表示できない」ということです。

受信トレイでメールを読んでいる最中の「閲覧ウィンドウ」には、どんなに探してもルーラーを表示するオプションはありません。これが「見つからない!」と焦ってしまう最大の原因かなと思います。

ルーラーを表示させるには、まず「新しいメール」をクリックして、メールの作成ウィンドウを立ち上げてください。返信の場合も、「ポップアップ」ボタンを押して別ウィンドウにするのがコツです。

ルーラーを表示する手順

  • メール作成ウィンドウ(メッセージタブがある画面)を開く
  • 上部のリボンメニューから[表示]タブをクリックする
  • 「表示」グループにある[ルーラー]のチェックボックスをオンにする

これで、メール本文の上部に目盛りのついた定規が表示されたはずです。一度設定しておけば、次回からは自動的に表示されるようになりますよ。

表示されない原因はテキスト形式

「手順通りにやったのに、[ルーラー]のチェックボックスがグレーアウトしていて押せない…」

そんな経験はありませんか?実はこれ、メールの形式設定が原因である可能性が非常に高いです。

Outlookには「HTML形式」「テキスト形式」「リッチテキスト形式」という3つのメール形式がありますが、ルーラー機能が使えるのは、リッチな装飾ができる「HTML形式」などの場合のみです。文字情報しか持たない「テキスト形式」では、レイアウト調整という概念がないため、ルーラーも使えなくなってしまうんですね。

形式の確認と変更方法

メール作成画面の[書式設定]タブを開き、「形式」グループを確認してください。「テキスト」が選択されている場合は、[HTML]をクリックして変更しましょう。これでルーラーの機能が有効化されるはずです。

インデントやタブを正確に揃える

ルーラーを表示させたら、ぜひ使いこなしてほしいのが「インデントマーカー」です。ルーラーの左端にある小さな図形たちですが、これらを動かすことで文章の開始位置を自在に操ることができます。

私も最初は適当にいじっていましたが、それぞれの役割を理解するとメール作成の効率が劇的に上がりました。

  • 1行目のインデント(逆三角形 ▽):段落の最初の1行だけ開始位置をずらします。段落の頭を一文字空けたい時などに使います。
  • ぶら下げインデント(上向き三角形 △):これが一番重要かも。「注:」などの見出しの後に続く文章の頭を揃えたい時に使います。2行目以降の開始位置だけを調整できます。
  • 左インデント(長方形 □):段落全体の左端をまとめて動かします。

特に「ぶら下げインデント」を使いこなすと、箇条書きや注意事項の見た目がプロっぽく仕上がるのでおすすめです。

ルーラーの単位をセンチに変える

「ルーラーは出たけど、目盛りの数字が荒くて使いにくい…」と感じたことはありませんか?

それは恐らく、単位が「インチ(inch)」になっているからです。日本人の感覚だと、やっぱりセンチメートルやミリメートルの方が直感的に分かりますよね。

でも、Outlookの設定画面をいくら探しても単位変更の項目は見つかりません。実はこれ、Wordの設定と連動しているという、ちょっとした落とし穴があるんです。

単位をセンチメートルに変更する方法

Outlookではなく、Microsoft Wordを起動して設定を行います。

  1. Wordを開き、[ファイル] > [オプション]へ進む
  2. [詳細設定]をクリックし、下にスクロールして「表示」セクションを探す
  3. 「使用する単位」を「インチ」から「センチメートル」や「ミリメートル」に変更してOKを押す

これでOutlookに戻ってメール作成画面を開き直すと、ルーラーの単位が変わっていますよ!

ショートカットで効率的に操作する

マウスでポチポチ設定するのも良いですが、頻繁にインデント調整をするならキーボード操作も覚えておくと便利です。

例えば、インデントを増やしたい時は [Ctrl] + [M]、減らしたい時は [Ctrl] + [Shift] + [M] というショートカットが使えます。ルーラー上のマーカーをドラッグする微調整ほどの自由度はありませんが、既定の幅でサクサク階層を作りたい時には、このショートカットが一番速いかなと思います。

また、よく使う機能として「クイックアクセスツールバー」にルーラーの表示切替を登録しておくのも、私のおすすめの設定です。

新しいOutlookでルーラーを使うには

ルーラー表示1

さて、ここからが最近の悩みどころです。Windowsの右上に「新しいOutlookを試す」というスイッチが出てきたり、職場のパソコンが勝手に「New Outlook」に切り替わったりしていませんか?

実は、この「新しいOutlook for Windows」には、現状ルーラー機能が存在しません。(2025年時点)

「えっ、退化してるの?」と思うかもしれませんが、これには技術的な事情と、私たちユーザーができる対策があります。

アップデートで機能が消えた背景

なぜ便利なルーラーが消えてしまったのか。それは、新しいOutlookが「Webブラウザベース」の技術で作られているからです。

従来のOutlookはWordのエンジンを使ってメールを編集していましたが、新しいOutlookはEdgeなどのブラウザと同じ仕組みで動いています。Webページを作る感覚に近いため、Wordのような「印刷プレビューに基づいた厳密なピクセル単位のルーラー」を実装するのが技術的に難しいんですね。

Microsoftへの要望は多数上がっているようなので将来的には実装されるかもしれませんが、現時点では「機能がない」という前提で工夫する必要があります。

代替策として表による配置を行う

では、ルーラーなしでどうやって綺麗にレイアウトを整えるか。私が一番おすすめする代替策は、「透明な表(テーブル)」を使うことです。

例えば、日時の案内などで「日時:」と「場所:」の頭を揃えたい場合、スペースキーで調整すると、スマホで見た時にガタガタに崩れてしまうことが多いですよね。

透明な表テクニックの手順

  1. メール本文に「2列×数行」の表を挿入する
  2. 左の列に項目名、右の列に内容を入力する
  3. 表のプロパティやスタイル変更で、枠線を「なし」(または白)に設定する

こうすれば、見た目は普通の文章なのに、見えないグリッド線のおかげで縦のラインがビシッと揃います。これはWebデザイナーもよく使う手法で、受信側の環境に左右されにくいというメリットもあります。

インデントボタンでの調整テク

「表を入れるほどでもないかな」という時は、ツールバーにある基本的なボタンを活用しましょう。

新しいOutlookのリボンにも、[書式設定]の中に「インデントを増やす」「インデントを減らす」というボタンは用意されています。ルーラーのようにミリ単位での調整はできませんが、段落全体を右にずらして階層構造を作る程度なら、これで十分対応できます。

無理にスペースキーを連打して揃えようとするより、このボタンを使った方がデータ的にも綺麗で、相手にとっても読みやすいメールになりますよ。

外部エディタのWordを活用する

「どうしても契約書の条項のように、複雑なぶら下げインデントが必要!」

そんな時は、無理にOutlookだけで完結させようとせず、「Wordで書いてコピペする」のが最強の解決策です。

Wordで文書を作成し、ルーラーを使って完璧にレイアウトを整えてから、その文章をコピーして新しいOutlookに貼り付けます。完全に再現されるわけではありませんが、インデント設定などは比較的綺麗に引き継がれることが多いです。

「急がば回れ」ではないですが、こだわりたい時こそ、使い慣れたWordという道具を頼るのが賢い選択かなと思います。

Outlookのルーラー活用法まとめ

ルーラー表示2

Outlookのルーラー機能について、表示方法から新しいOutlookでの対策まで解説してきました。最後に要点を振り返っておきましょう。

  • Classic版では、メール作成画面の[表示]タブからルーラーをオンにする
  • 表示されない場合は、メール形式を「HTML」に変更する
  • 単位がインチの場合は、Wordのオプション設定からセンチに変更する
  • 新しいOutlookにはルーラーがないため、透明な表やWordからのコピペで代用する

ルーラーひとつとっても、バージョンの違いや設定の裏技など、奥が深いですよね。ご自身の環境に合わせて、最適な方法で美しいメール作成に役立ててみてください。

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