ExcelでCEILING関数とCEILING.PRECISE関数の違いは?

ExcelでCEILING関数を使用すると、基準値となる倍数から最も近い値に数値を切り上げることが可能です。但し、CELING関数を使う場合は、基準値がプラスの場合でないと上手く切り上げることが出来ない可能性があり、office2010以降では、CEILING.PRECISE関数を使って基準値がマイナスの場合も上手く切り上げることが可能になります。

ExcelでCEILING関数とCEILING.PRECISE関数の違いは?

※基準値がプラスの場合は、どちらの関数も同じ値になります。なのでここでは基準値がマイナスの場合の違いを紹介したいと思います。

数値がプラスで基準値がマイナスの場合

1、CEILING関数の場合は、#NUM で値無しのエラーになります。

CEILING関数

#NUM

2、CEILING.PRECISE関数の場合は、基準値を絶対値とした倍数を取って切り上げを行います。

関数

数値がマイナスで基準値がマイナスの場合

1、CEILING関数の場合は、マイナスの倍数から、切り上げではなくて切り捨てのようなイメージで値が算出されます。

マイナス

切り捨て

2、CEILING.PRECISE関数の場合は、基準値を絶対値とした倍数を取って切り上げを行います。-24の場合だと、-20(増加)になります。

マイナス

 

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