Windows 11 25H2はいつ公開されるのか、多くのユーザーが気になっているはずです。実はもうリリースされていますが、自分のPCにはいつ届くのか、不具合はないのか不安ですよね。この記事では、アップデートのタイミングや新機能、そしてISOファイルを使ったインストール方法まで、2025年の大型アップデートに関する情報をわかりやすく解説します。

- 25H2の具体的なリリース日とサポート期限
- AI機能「Recall」や「Click to Do」の使い方
- アップデートが来ない原因と強制的に行う手順
- Outlookフリーズなど既知の不具合と解決策
Windows 11 25H2はいつ公開?日程と新機能解説
まずは、皆さんが一番気になっているであろう「25H2はいつ使えるようになるのか」というスケジュール感と、今回のアップデートで追加された目玉機能についてお話しします。特にAI周りの進化は凄まじいですよ。
25H2の日本でのリリース日とアップデート時期
結論から言うと、Windows 11 Version 25H2(2025 Update)は、2025年9月30日に一般提供(GA)が開始されました。
ただ、「えっ、まだ自分のパソコンには来ていないけど?」と思った方も多いのではないでしょうか。実はこれ、Microsoftが採用している「段階的なロールアウト」という手法の影響なんです。全世界のPCに一斉に配信するとサーバーがパンクしてしまいますし、予期せぬ不具合で大混乱になるのを防ぐため、徐々に提供範囲を広げているんですね。
特に重要なのが、一つ前のバージョンである「23H2」のサポート終了日が2025年11月11日だったという点です。もし皆さんがまだ23H2を使っているなら、セキュリティ更新を受け取るためにも、この25H2へのアップデートは「待ったなし」の状況と言えるでしょう。
バージョンの確認方法
「設定」→「システム」→「バージョン情報」から、現在のバージョンを確認できます。「24H2」なら安心ですが、「23H2」の場合は急いで対応が必要です。
注目の新機能RecallやAI統合のメリットとは
今回の25H2は、中身が「Germanium」というプラットフォームで、AI機能の統合がこれでもかというほど強化されています。中でも話題なのが「Recall(リコール)」機能ですよね。
これは、過去にPCで行った操作(見たウェブサイトや編集したファイルなど)をAIが記憶し、「先週見た青い靴の画像」のように曖昧な言葉で検索できる機能です。正直、最初は「監視されているみたいで怖い」と感じたのですが、実際に使ってみると仕事の効率が段違いに上がります。
プライバシーへの配慮も万全です
批判を受けて、MicrosoftはRecallを「デフォルトでオフ(オプトイン)」に変更しました。使うには以下の条件が必要です。
- ユーザー自身が有効化する設定を行うこと
- Windows Hello(顔認証や指紋認証)の登録が必須
- データはローカルにのみ保存され、クラウドには送信されない
このほかにも、画面上の文字や画像を認識してアクションを提案してくれる「Click to Do」や、ファイルの中身までAIが理解して探してくれる進化したエクスプローラーなど、使いこなせば強力な武器になる機能が満載です。
サポート期間と23H2終了に伴う更新の重要性
OSのアップデートで地味に大切なのが「いつまで使えるか」というサポート期間の話です。ここを勘違いしていると、気づかないうちにセキュリティのリスクに晒されてしまうかもしれません。
25H2のサポート期間は、エディションによって異なります。
| エディション | サポート期間 | 終了日 |
|---|---|---|
| Home / Pro | 24ヶ月(2年) | 2027年10月12日 |
| Enterprise / Education | 36ヶ月(3年) | 2028年10月10日 |
一般のユーザーや中小企業の皆さんは、基本的に2027年の秋まで安心して使えることになりますね。一方で、企業向けの長期サポート版である「LTSC」には25H2ベースのものは存在せず、24H2ベースのLTSC 2024を使う必要がある点は、情シスの担当者さんは要注意です。
ISOファイルのダウンロード方法とインストール手順
「Windows Updateに全然降ってこないから、手動で入れたい!」という上級者の方もいますよね。そんな時は、Microsoft公式サイトからISOファイルをダウンロードしてインストールする方法があります。
これを「インプレースアップグレード」と呼ぶのですが、既存のデータやアプリを残したままOSだけを最新にできるので便利です。手順は以下の通りシンプルです。
- Microsoft公式サイトからWindows 11 25H2のISOファイルをダウンロードする。
- ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてマウント(開く)。
- 中にある「setup.exe」を実行する。
- ウィザードに従って「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選択して進める。
注意点
手動インストールは便利ですが、メーカー製のPCなどでは独自のドライバが対応しておらず、不具合が出るリスクもゼロではありません。必ず事前にバックアップを取ってから行いましょう。
システム要件と非対応PCへの導入リスクについて
ここで少しデリケートな話をします。古いPC、いわゆる「システム要件を満たしていないPC」を使っている場合です。
ネット上には「Rufus」などのツールを使って、TPM 2.0やCPUチェックを回避して25H2をインストールする方法が出回っています。私自身も検証用PCで試したことがありますが、正直おすすめはできません。
なぜなら、25H2では古いシステムファイルの刷新(WMICの削除など)が進んでおり、無理やり入れたとしても将来的に大型アップデートがブロックされたり、ドライバが動かずにブルースクリーンが頻発したりする可能性が高いからです。
特に今回は「23H2以前からのアップデートはフルOSスワップ」という大掛かりな更新になるため、システム要件のチェックがかなり厳格になっています。リスクを承知で裏技を使うよりは、そろそろ買い替えを検討したほうが幸せになれるかもしれません。
Windows 11 25H2がいつ適用されるかと不具合対策

ここからは、実際にアップデートしようとした際にぶつかるトラブルや、更新後に発生している具体的な不具合について、現場の視点から解決策をお伝えします。
アップデートできない原因と強制実行のやり方
「アップデートボタンを押してもエラーが出る」「ダウンロードが0%から進まない」……よくある悩みですよね。これには、あなたが今使っているバージョンによって原因が違うことが多いんです。
もしあなたが「Version 24H2」を使っているなら、話は簡単です。実は24H2と25H2はベースが同じなので、アップデートといっても「イネーブルメントパッケージ(eKB)」という小さなスイッチを入れるだけ。数分で終わります。
一方で、「23H2」以前からアップデートする場合は、OSの中身を総入れ替えする処理が走ります。時間がかかるのはもちろん、空き容量不足や、セキュリティソフトとの競合で失敗しやすいんです。よくあるエラーコード「0x800f081f」が出た場合は、Windows Updateのトラブルシューティングツールを試すか、先ほど紹介したISOファイルでの上書きインストールが一番の近道です。
更新が降ってこない場合の確認ポイントと対処法
「友達のPCには来ているのに、自分には来ない」。これは疎外感がありますよね。
更新が降ってこない主な理由は、Microsoftが意図的に止めている「セーフガードホールド」の対象になっている可能性があります。これは、あなたのPCに入っている特定のドライバやアプリに既知の不具合があり、「今アップデートすると壊れますよ」というMicrosoftからの親切な(おせっかいな?)措置です。
チェックすべきポイント
- メーカー公式サイトで、BIOSやドライバの最新版が出ていないか確認する。
- 特にオーディオ機器やプリンターの古いドライバが原因になることが多いです。
- 「Windows Update」の設定で「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」をオンにしておく。
Outlookがフリーズする不具合と修正パッチ情報
これは仕事でPCを使っている人には致命的な情報です。2026年1月ごろ、「Outlookがフリーズして動かない!」という悲鳴がSNSなどで溢れました。
原因は、OneDriveなどのクラウドストレージにあるデータファイルにアクセスしようとすると応答不能になるバグでした。私もこれに遭遇して焦りましたが、現在は解決策が出ています。
Microsoftは2026年1月24日に、この問題を修正するパッチ「KB5078127」を緊急リリースしています。もし同じ症状で困っている方がいたら、Windows Updateを手動でチェックして、このパッチが当たっているか確認してください。
Azure Virtual Desktop(AVD)の不具合も
同じ時期に、リモートデスクトップ接続で認証画面が出ないというトラブルもありましたが、これも同じKB5078127で直ります。
2026年以降のロードマップと次期バージョンの展望
最後に、少し未来の話をしましょう。25H2の次はどうなるのでしょうか?「Windows 12」が出るという噂も絶えませんが、今のところその可能性は低そうです。
実は2026年は、ちょっと変わったスケジュールが予定されています。
- 26H1(2026年初頭): 新しいSnapdragon X2などを搭載したAI PC向けに限定リリース。
- 26H2(2026年後半): 全ユーザー向けの大型アップデート。「Bromine」という新しいベースになる予定。
つまり、当面は「Windows 11」という名前のまま、中身だけがどんどん進化していく形になりそうです。「Windows 12待ち」をして古いOSを使い続けるよりは、今のうちに最新のWindows 11に慣れておいたほうが良さそうですね。
まとめ:Windows 11 25H2はいつ導入すべきか
ここまで、Windows 11 25H2がいつ自分のPCに来るのか、その詳細や注意点を見てきました。
結論として、23H2を使っているユーザーは、サポート終了リスクを避けるためにも、通知が来たらすぐにアップデートすべきです。AI機能「Recall」なども、食わず嫌いせずに試してみると、意外な便利さに気づくかもしれません。不具合情報には注意しつつ、新しいWindowsの世界を体験してみてくださいね。

