Windowsメディアプレイヤー従来版の復活法とCD情報エラー対策

Windows 11にアップグレードしてから、使い慣れたWindows Media Playerが見当たらないと感じたことはありませんか。新しいメディアプレーヤーはデザインがきれいですが、CDの取り込みや書き込みに関しては、やはり昔ながらのWindows Media Player 従来版の方が使い勝手が良いという声もよく耳にします。特に、大量のCDコレクションを管理していたり、自分だけのベストアルバムを作成したりする方にとっては、あのインターフェースこそが最適解なのかもしれません。しかし最近では、CDを入れ手も曲名やアルバム情報が取得できないといった新たな問題も発生しており、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。この記事では、従来版の再インストール方法から、再生できないトラブルの対処法、そして最新のサーバー停止問題への対策まで、私自身が実際に試して分かったことを余すことなくお伝えします。

メディアプレイヤー
  • Windows 11や10で消えてしまった従来版を復活させる手順
  • 新しいアプリと従来版の決定的な機能差と使い分けのポイント
  • 2025年末頃から発生しているCD情報の取得エラーとその解決策
  • 書き込みや再生がうまくいかない時の具体的な対処法
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Windowsメディアプレイヤー従来版の導入と機能

まずは、Windows 11やWindows 10で「Windows Media Player 従来版」を使えるようにする準備から始めましょう。実はこのソフト、最初からパソコンに入っていないわけではなく、ちょっとした設定で見えなくなっているだけなんです。ここでは、OSごとの復活方法と、あえて今このソフトを使うメリットについて、私の経験を交えて詳しくお話ししますね。

Windows 11で従来版がどこにあるか探す手順

Windows 11を使っていると、「あれ?メディアプレーヤーが変わっちゃった?」と驚くことがありますよね。新しい「メディア プレーヤー」は動画再生には便利ですが、CDを扱うならやっぱり従来版が恋しくなります。

実は、Windows 11ではこのアプリが「オプション機能」という扱いで、システムの奥深くに隠されているんです。これを表に出してあげる手順は意外と簡単ですよ。

Windows 11での有効化手順
  1. スタートメニューから「設定(歯車アイコン)」を開きます。
  2. 左側のメニューで「システム」を選び、右側のリストから「オプション機能」をクリックします。
  3. 「オプション機能を追加する」という項目の「機能を表示」ボタンを押します。
  4. 検索バーに「Media」と入力すると、「Windows Media Player 従来版」が出てくるのでチェックを入れます。
  5. 「次へ」をクリックし、「追加」ボタンを押せばインストールが始まります。

これでインストール完了です。スタートメニューの検索で「Windows Media Player」と打てば、あのお馴染みの青と白のアイコンが表示されるはずです。

注意点

もし検索しても出てこない場合は、パソコンを一度再起動してみてください。それでもダメな場合は、後述する「強制リセット」の手順を試してみる必要があるかもしれません。

Windows 10での再インストールと復旧方法

Windows 10でも、誤って削除してしまったり、何かの拍子に無効化されてしまったりすることがあります。Windows 10はまだ現役で使っている方も多いと思いますが、こちらの手順はWindows 11とは少しメニューの場所が違うので注意が必要です。

基本的には「アプリと機能」というメニューから辿っていきます。

  1. 「スタート」ボタンから「設定」を開き、「アプリ」をクリックします。
  2. 「アプリと機能」の画面中央にある「オプション機能の管理」というリンクをクリックします。
  3. 画面上部の「+ 機能の追加」を押します。
  4. リストから「Windows Media Player」を探して選択し、「インストール」をクリックします。

これで元通り使えるようになります。もしここで「インストール済み」と表示されているのに起動できない場合は、システムファイルが少しおかしくなっている可能性があるので、一度アンインストールしてから再度入れ直すのが確実かなと思います。

新しいメディアプレーヤーとの違いを比較

「新しいメディア プレーヤーがあるのに、なんでわざわざ古いのを使うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。でも、実際に両方使い比べてみると、それぞれ得意なことが全く違うんですよね。

私が感じた大きな違いを表にまとめてみました。特にCDの取り扱いや、自分好みの設定にこだわりたい方は、従来版の良さを再確認できるはずです。

機能・特徴 Windows Media Player 従来版 新しいメディア プレーヤー
CD取り込み 非常に得意(自動化設定やWMAの詳細設定が可能) 可能だが設定項目がシンプルすぎる
CD書き込み 柔軟(音量調整やデータディスク作成に対応) 機能が限定的
動画再生 フルHDまでならOK(4K/HDRは苦手) 得意(4K対応、モダンなUI)
見た目 リスト表示で見やすい、スキン変更可能 アルバムアート重視、ダークモード対応

表を見ると分かる通り、「音楽管理とCD作成なら従来版」「動画視聴なら新アプリ」という使い分けが一番賢い選択かなと思います。

CD取り込み設定と高音質リッピングのコツ

従来版を使い続ける最大の理由とも言えるのが、この「CD取り込み(リッピング)」機能の優秀さです。私も昔から、CDを買ったらまずはここで取り込んでライブラリを作るのが習慣になっています。

特に設定でこだわってほしいのが「形式」と「音質」です。

  • WMA (Windows Media Audio): 容量を抑えつつ音質を保ちたいならこれ。昔からある形式なので安定しています。
  • MP3: どのデバイスでも再生できる汎用性が魅力。スマホに入れたいならこれ一択ですね。
  • FLAC / ALAC (ロスレス): CDの音質をそのまま残したいならこちら。容量は食いますが、音の劣化がありません。
おすすめの設定

個人的には、汎用性と音質のバランスが良い「MP3」の「320kbps(最高音質)」設定がおすすめです。「取り込み」タブのメニューから「その他のオプション」を開き、スライダーを一番右(最高音質)に動かしておきましょう。

また、「CDの取り込みを自動的に開始する」と「取り込み後にCDを取り出す」にチェックを入れておくと、CDを入れ替えるだけで次々とデジタル化できるので、大量のコレクションを整理するときには本当に助かりますよ。

CD書き込み機能で音楽ディスクを作成する

最近のパソコンソフトでは省かれがちな「CD書き込み(バーニング)」機能ですが、従来版では健在です。車で聴くためのベスト盤を作ったり、友人にプレゼントするCDを作ったりする時には、この機能が欠かせません。

手順はとても直感的です。「書き込み」タブを選んで、ライブラリから好きな曲をドラッグ&ドロップしていくだけ。700MBの容量ギリギリまでパズルのように曲を組み合わせるのが楽しいんですよね。

知っておくと便利な「音量調整」

書き込みオプションにある「ディスクの音量調整」機能はぜひ使ってみてください。これをオンにすると、録音レベルが違う古い曲と新しい曲を混ぜても、聴くときの音量を自動で揃えてくれるんです。これ、地味ですがすごく優秀な機能だと思います。

また、MP3ファイルをそのまま焼く「データCD」も作れるので、MP3対応のカーステレオなどで長時間再生したい場合にも重宝します。

Windowsメディアプレイヤー従来版の不具合対策

メディアプレイヤー1

便利な従来版ですが、古いソフトならではの悩みや、最近になって発生している深刻なトラブルもあります。ここでは、私が実際に直面した「困った!」とその解決策をシェアします。

CDの曲名やアルバム情報が取得できない問題

これが今、一番ホットで深刻な問題かもしれません。「CDを入れたのに曲名が出ない」「全部『トラック 1』になってしまう」という現象に遭遇していませんか?

実はこれ、私たちのパソコンの設定ミスではなく、マイクロソフト側のサーバーの問題である可能性が高いんです。調査してみると、2025年末頃から、従来版WMPが曲情報を取得するために使っていた古いデータベースサーバー(fai.music.metaservices.microsoft.comなど)が停止、または接続エラーを起こしているようなんです。

手動で「アルバム情報の検索」をしてもエラーページが表示されるだけで、どうにもならない……という状況が続いています。これは非常に残念ですが、サービス終了の一環と考えたほうが良さそうです。

サーバー停止に備える代替ソフトの導入

「じゃあ、もうCDの取り込みはできないの?」と不安になるかもしれませんが、安心してください。曲名情報を取得できる別のソフトを使えば解決します。

私が代替案として強くおすすめしたいのが、「Fre:ac(フリーク)」という無料の変換ソフトです。

Fre:acをおすすめする理由
  • 完全に無料で使えるオープンソースソフト。
  • マイクロソフトのサーバーではなく、有志が運営する「GnuDB」や「MusicBrainz」というデータベースを使うため、曲情報がしっかり取得できる。
  • 日本語に対応していて、使い方もシンプル。

「まずはFre:acでCDを取り込んで、出来上がったファイルをWindows Media Playerのライブラリに追加して管理・再生する」というフローに変えるのが、現状では一番スマートな解決策かなと思います。

動画が再生できない時のコーデック確認

「昔撮った動画が見られない」「DVDが再生できない」というトラブルもよくあります。Windows 8以降、OS標準でDVD再生機能が削除されてしまったため、従来版WMP単体ではDVDを再生できないのが普通なんです。(メーカー製PCなら再生できることもありますが、それは特殊な例です)

また、スマホで撮った動画などが再生できない場合は、「コーデック」という翻訳機のようなプログラムが足りていないことが原因です。

解決策:VLC media playerの活用

コーデックをあれこれ探して入れるのはリスクもあるので、動画再生に関しては「VLC media player」という別の無料ソフトを導入するのが一番手っ取り早いです。これならDVDも、ほとんどの動画ファイルも何も考えずに再生できますよ。

視覚エフェクトやスキンを追加して楽しむ

音楽に合わせて幾何学模様が動く「視覚エフェクト」、懐かしいですよね。これも従来版ならではの楽しみです。標準の「Alchemy」や「Bars and Waves」も良いですが、昔ダウンロードした追加エフェクトを使いたいという方もいるでしょう。

ただ、公式サイトでの配布は終了しているので、過去のファイルをアーカイブサイトなどから探してくる必要があります。`.dll`ファイルを特定のフォルダに入れてコマンドで登録するなど、少し上級者向けの手順になりますが、成功するとWindows 11の画面でレトロな映像が動いて感動します。

スキン(外観変更)に関しても、拡張子が`.wmz`のファイルなら、ダブルクリックするだけで今のWindowsでも適用できることが多いです。ただ、最近の高画質モニターだと表示が豆粒みたいに小さくなってしまうことがあるので、そこだけは注意が必要ですね。

インストールできない場合の強制リセット

最後に、設定メニューから何度やってもインストールに失敗する場合の奥の手をご紹介します。「Windowsの機能の有効化または無効化」という、コントロールパネル由来の古い設定画面を使う方法です。

  1. タスクバーの検索窓に「Windowsの機能」と入力し、「Windowsの機能の有効化または無効化」を開きます。
  2. リストの中から「メディア機能」というフォルダを探して展開します。
  3. 「Windows Media Player」のチェックを一度外して「OK」を押し、再起動します。(これで強制的に削除されます)
  4. 再起動後、もう一度同じ画面を開いて、今度はチェックを入れて「OK」を押します。

これでシステムの中身がクリーンな状態で再構築されるので、エラーが解消されることが多いです。「どうしても入らない!」という時はぜひ試してみてください。

Windowsメディアプレイヤー従来版の活用まとめ

ここまで、Windows Media Player 従来版の復活方法や活用術について見てきました。新しいアプリへの移行が進む中で、これだけ機能が充実していて使いやすいソフトは本当に貴重な存在ですよね。

特にCDの書き込み機能やライブラリ管理のしやすさは、今でも現役最強クラスだと思います。ただ、曲情報の取得サーバー停止のような「時代の流れ」による不便さは避けて通れません。これからは、「取り込みはFre:acなどの外部ツールに任せて、管理と再生、書き込みは使い慣れたWMPで行う」といったように、他のソフトと上手に組み合わせながら愛用していくのが、私たちユーザーにとってのベストな選択肢になるのかなと思います。

少し手間はかかるかもしれませんが、その分、自分だけの音楽環境を整える楽しさもまた格別です。ぜひ、この記事を参考に、快適な音楽ライフを取り戻してくださいね。

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