Windowsの画面録画で複数ウィンドウを扱う全手順

Windowsのパソコンを使っていて、オンライン会議の様子を残しながら別の作業をしたいと思ったことはありませんか?Windowsの画面録画で複数ウィンドウを特定のウィンドウのみ抽出して録画したいのに、手前に重なった不要な画面を除外するやり方がわからず困っている方もいるかもしれません。また、録画データに音が入らないというトラブルや、目的に合ったおすすめのフリーソフトが知りたいといった声もよく耳にします。私も最初は色々な設定に戸惑いましたが、仕組みや適切なツールを知ることで、マルチタスクをこなしながらきれいな録画データを残せるようになりました。この記事では、OSに最初から入っている機能の限界から、専用ソフトを使った便利なテクニックまで、私が試してわかったことを詳しくまとめています。最後まで読んでいただければ、きっとあなたの目的にぴったりの録画環境が整うはずです。

画面録画
  • 複数ウィンドウ録画の種類とそれぞれの最適な活用シーン
  • 標準搭載されている録画ツールの特徴と注意すべき制限事項
  • 不要な画面の映り込みを防ぎ特定のウィンドウだけを撮る設定
  • 音声トラブルの解決策や合成録画に便利なツールのおすすめ
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Windowsの画面録画で複数ウィンドウを撮る

ここからは、Windows環境で複数のアプリケーションや画面を同時に、あるいは選択して録画する基本的な考え方と、標準ツールの機能について見ていきます。実は、一言で画面録画といっても、やりたいことによって最適な方法は大きく変わってくるんですよね。

複数ウィンドウ録画の目的と種類

画面を録画したいと思ったとき、その目的は人によって結構違いますよね。私が普段パソコンを使っている中で、録画の目的は大きく3つのパターンに分かれるかなと思います。

1. 特定のウィンドウだけをこっそり録画したい

一番多いのがこのパターンかもしれません。ZoomやTeamsの会議画面だけを録画しながら、手前ではメールの返信や別の資料作りをしたいという要望です。普通の録画だと手前の作業画面まで映り込んでしまいますが、特定のウィンドウだけを狙い撃ちする機能を使えば、疑似的なデュアルモニターのような環境を作ることができます。

2. 複数の画面を並べて1つの動画にしたい

ブラウザの画面と、プレゼン資料、それに自分のWebカメラの映像を同時に並べて、1つのチュートリアル動画を作りたい場合ですね。これは配置を自由に決められる合成録画の技術が必要になってきます。

3. 複数モニター全体を丸ごと撮りたい

株のトレード画面や、システム監視など、2つ以上のモニターに表示されている膨大な情報を全部録画したいパターンです。これはパソコンのパワー(特にグラフィックボード)をかなり使うので、やり方には工夫が必要ですね。

ポイント

自分の目的が「隠したい」のか、「並べたい」のか、「全部撮りたい」のかをまずハッキリさせることが、失敗しないソフト選びの第一歩ですね。

標準のXbox Game Barの限界

Windows 10や11を使っている方なら、キーボードの「Windowsキー + G」を押すだけで呼び出せる「Xbox Game Bar」をご存知かもしれません。元々はゲーム録画用の機能ですが、Officeソフトやブラウザの録画にもパッと使えてすごく便利ですよね。

ただ、複数ウィンドウを扱うとなると、このツールにはちょっとした弱点があるんです。Xbox Game Barは「現在アクティブになっている1つのウィンドウ」しか録画できません。つまり、デスクトップ全体を撮ったり、複数のウィンドウをまたいで操作する様子を記録したりすることはできない仕様になっています。

注意点

録画中に別のウィンドウをクリックしてそっちにフォーカスが移ってしまうと、録画が勝手に止まってしまうことがあります。長時間の会議録画などには向かないかもしれないですね。

Snipping Toolでの範囲指定

Windowsのアップデートで進化を続けているのが「Snipping Tool」です。元々は画面のスクリーンショットを撮るだけのツールでしたが、今は動画の録画機能も追加されています。これ、直感的に四角く範囲を指定して録画できるので、複数ウィンドウを並べた状態のデスクトップの一部だけを切り取るのにはぴったりですね。

ただ、私が使ってみて少し不便に感じたのが、音声の録音ができないという点です。Snipping Toolはあくまで「指定した範囲の映像をキャプチャする」ことだけに特化しているみたいで、マイクの音やシステム音を残すことができません。そのため、音声解説を入れたいマニュアル作成などには別のツールを使う必要がありますね。

特定のウィンドウを除外する設定

「裏でWeb会議を録画しつつ、表で別の作業をしたい」という場合に必須になるのが、手前のウィンドウを映像から除外する機能です。これは残念ながらWindows標準のツールでは難しく、Bandicamなどの専用のサードパーティ製ソフトを使うのが手っ取り早いです。

専用ソフトの「特定のウィンドウキャプチャー」という機能を使うと、指定したアプリの映像データだけを直接抜き取ってくれます。画面上に別のブラウザが重なっても、裏側にある目的の映像だけをきれいに録画し続けてくれるんですよね。私も初めてこの機能を使った時は「こんなことができるのか!」と感動しました。

豆知識

ただし、録画対象のウィンドウを完全に「最小化(タスクバーにしまう)」してしまうと、OSの仕様で画面の更新が止まってしまい、録画データが静止画になってしまうことがあります。隠すのはOKですが、最小化ボタンは押さないように気をつけましょう。

録画で音が入らない時の対処法

複数ウィンドウを開いて作業していると、「特定のアプリの音だけ録音したいのに、LINEの通知音まで入っちゃった…」とか「そもそも録画した動画から音が出ない」というトラブルがよく起こりますよね。

音が入らない原因の大半は、録画ソフトで指定している録音デバイスと、実際に音が出ているスピーカーなどの設定がズレていることです。Windows 11なら、設定の「サウンド」から「音量ミキサー」を開くと、アプリごとにどのスピーカーから音を出すかを細かく設定できます。

最近の高機能な録画ソフトだと、難しい設定をしなくても「選択したウィンドウの音だけを直接録音する」機能がついているものもあります。これなら通知音の混入も防げるので、すごく助かりますね。

Windowsの画面録画と複数ウィンドウの応用

画面録画1

基本的なツールの使い方やトラブルの解決方法がわかったところで、次は動画を作ったり自動化したりする少しステップアップしたお話をしていきたいと思います。これらの機能を知っておくと、毎日の作業がグッと楽になるかもしれません。

Clipchampを利用した動画編集

Windows 11に標準で入っている(もしくはすぐ追加できる)「Clipchamp」は、録画と動画編集がセットになったような便利なツールです。画面の録画はもちろん、自分のWebカメラの映像も同時に残せるので、解説動画を作るのにはもってこいですね。

Clipchampの良いところは、録画が終わったらそのまま編集画面に移れることです。不要な部分をカットしたり、AIを使って自動で字幕をつけたりと、少し凝った動画を作りたい時に重宝します。ただ、単に「数秒間の操作をパッと録画して同僚に送りたい」といった軽い用途だと、少し機能が多すぎて動作が重く感じるかもしれません。用途に合わせて使い分けるのが良さそうです。

OBSでの複数画面の合成録画

もしあなたが「左側にブラウザ、右側にプレゼン資料を並べて、綺麗にデザインされた画面を作りたい」と思っているなら、「OBS Studio」というソフトが圧倒的におすすめです。これはゲーム実況の配信などでもよく使われている無料ソフトですね。

OBSの特徴は、画像編集ソフトのレイヤーのように、複数のウィンドウを一つのキャンバス上に自由に配置できることです。ウィンドウのいらない部分だけを切り取って(クロップして)表示することもできるので、見せたい情報だけをスマートにまとめられます。

注意点

複数のウィンドウを同時に取り込んで合成するのは、パソコンの頭脳(CPUやGPU)にかなり負荷がかかります。動きがカクカクにならないよう、本番前に必ずテスト録画をして様子を見るようにしてくださいね。

予約録画機能による自動化のコツ

決まった時間に始まるオンラインセミナーや、深夜のライブ配信など、ずっとパソコンの前に張り付いて録画ボタンを押すのは大変ですよね。そんな時に活躍するのが「スケジュール録画(予約録画)」の機能です。

開始時間と終了時間をセットしておけば、あとはソフトが勝手に録画してくれます。ただ、この自動化を成功させるためには、ちょっとしたコツがいります。それは、パソコンをスリープ状態にさせないことです。

パソコンがスリープに入ってしまうと処理が止まって録画も失敗してしまうので、電源オプションから「ディスプレイの電源を切る」「スリープ状態にする」の時間を「なし」に変更しておくのが確実かなと思います。

おすすめ録画ソフトと高画質化

「結局どのソフトが良いの?」と迷った方のために、目的別に特徴を整理してみました。録画した映像をきれいに残すための設定もあわせて紹介します。

ソフト名 特定ウィンドウ録画 主な特徴とおすすめな人
Xbox Game Bar 不可 単一のアプリを手軽に録画したい人向け。標準搭載で無料。
Bandicam 可能 他の画面を隠して録画したい人向け。動作が軽く高画質。
OBS Studio 不可(※合成は可能) 複数画面を自由にレイアウトして本格的な動画を作りたい人向け。

高画質で録画したい場合は、保存形式を「MP4」にしておくのが一番扱いやすいです。また、設定メニューに「ハードウェアアクセラレーション(GPUエンコード)」という項目があれば、必ずオンにしてみてください。パソコンのグラフィックボードが録画の処理を手伝ってくれるので、動作が重くならずに滑らかな映像が残せますよ。

Windowsの画面録画で複数ウィンドウを総括

ここまで、標準ツールから応用的なソフトの使い方までお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。Windowsの画面録画で複数ウィンドウを扱う場合、まずは自分が「何をどういう風に記録したいのか」を明確にすることが大切ですね。

単なるメモ代わりの録画なら標準のツールでも十分ですし、映り込みを防いだり音声をきれいに分けたりしたい場合は、目的に合った専用ソフトを導入することで、驚くほど作業が快適になります。

なお、本記事で紹介しているソフトウェアの機能や動作の重さなどの数値データは、お使いのパソコンの環境によって変わるため、あくまで一般的な目安としてお考えください。また、録画したデータの社外への共有や著作権など、法律やセキュリティに関わる事柄については、最終的な判断は専門家にご相談いただくか、各ツールの公式サイトなどを必ずご確認くださいね。あなたの目的に合った最適な録画環境が構築できることを応援しています。

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