Windowsの再起動が長い!終わらない原因と解決法

パソコンを使っているとWindowsの再起動が長いと感じることや、画面がくるくるしたままで終わらないという経験はありませんか。急いでいる時に限って更新が進まない状況になると、故障したのではないかと不安になってしまいますよね。アクセスランプが点滅している間は待つべきなのか、それとも強制終了していいのか迷うところです。実はこれ、多くの人が直面する問題であり、正しい対処法を知っていれば冷静に解決できることが多いんですよ。

再起動
  • 再起動が遅くなる仕組みと高速スタートアップの影響
  • 画面が止まった際にまず確認すべきハードウェアのサイン
  • 安全にシステムを復旧させるための段階的な対処手順
  • コマンドプロンプトを使った本格的な修復方法
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Windowsの再起動が長い主な原因と理由

「たかが再起動」と思いがちですが、実は裏側でパソコンは非常に多くの作業を行っています。特にWindows 10や11では、私たちの利便性を上げるための機能が、逆にあだとなって再起動時間を引き伸ばしているケースも少なくありません。まずは、なぜこれほど時間がかかるのか、そのメカニズムを一緒に見ていきましょう。

再起動が終わらないでくるくるする時

画面中央で白い点がくるくると回り続け、「再起動しています」の文字が出たまま進まない状態。これは、システムが何らかの処理を完了できずに足踏みしているサインです。

多くの場合、バックグラウンドで動いているプログラムが終了信号に応答していなかったり、ドライバーというハードウェアを制御するソフトが「ちょっと待って!」とOSを引き止めていたりします。特に、セキュリティソフトなどがシステムの深部でスキャンを行っていると、この待機時間が長引く傾向にあります。

ポイント

くるくる回っている間は、フリーズ(完全に停止)しているわけではなく、システムが一生懸命「後片付け」や「準備」をしている最中の可能性が高いです。

アップデート中で再起動が進まない

Windows Update、特に大型の更新があった直後の再起動は、通常の何倍もの時間がかかるのが「正常」です。

更新プログラムは、ダウンロードしただけでは終わらず、再起動のタイミングで古いファイルを新しいファイルに置き換える「コミット」という作業を行います。これが非常に重い処理なんです。もし「Windowsの準備をしています」や「構成しています XX%」という表示が出ているなら、それは不具合ではなく、パソコンが進化している真っ最中だと思ってください。

注意

アップデート処理中にしびれを切らして電源を切ると、システムファイルが中途半端な状態になり、最悪の場合Windowsが起動しなくなるリスクがあります。

Windows10や11特有の遅い理由

最近のWindowsには「高速スタートアップ」という機能が標準で備わっています。これは、シャットダウン時にシステムの状態を保存しておき、次回起動時にそれを読み込むことで立ち上がりを速くする技術です。

しかし、「再起動」を選んだ場合は、この高速スタートアップ機能がバイパス(無視)され、完全なゼロからの起動(コールドブート)が行われます。 つまり、普段シャットダウンからの起動が速いと感じている人ほど、リセット処理を行う再起動の遅さが際立って感じられるというわけです。

知っておきたい豆知識

「シャットダウン」は前回作業の続きに近い状態で起きますが、「再起動」はシステムを完全にリフレッシュするために行われます。そのため、トラブル解消には再起動の方が効果的なんです。

HDDのアクセスランプで状況を判断

画面が動かなくなってフリーズしたかどうを見極める最大のヒントは、パソコン本体にある「アクセスランプ」です。円筒のようなマークが描かれたLEDランプを見てください。

もしこのランプがチカチカと点滅、あるいは点灯しているなら、ハードディスクやSSDがデータの読み書きを必死に行っています。この状態で電源を落とすのは、執筆中のノートを無理やり閉じるようなもので、データ破損の元です。

ランプが動いている限り、パソコンは生きています。数時間かかるケースもあるので、まずは「待つ」ことが最善の解決策になることが多いです。

画面が真っ暗で再起動しない場合

再起動の途中で画面がブラックアウトし、カーソルだけが表示されていたり、完全に真っ暗なまま反応がない場合もあります。

これは、モニターへの出力信号が途切れているか、グラフィックドライバーの読み込みに失敗している可能性があります。また、稀なケースですが、パソコン内部に電気が溜まりすぎている「帯電」によって、一時的に誤作動を起こしていることもあります。この場合、ソフトウェア的な問題というよりは、ハードウェア環境を見直す必要があります。

Windowsの再起動が長い時の対処法

再起動1

原因がなんとなく分かったところで、次は具体的な解決策を試していきましょう。リスクの低い簡単な方法から、コマンドを使った少し高度な修復まで、順を追って解説します。

解決しない場合は強制終了を試す

数時間待ってもアクセスランプが全く光らず、画面も変わらない。キーボードの操作も受け付けない。そんな時は、最終手段として強制終了を行います。

一般的な方法は電源ボタンの長押し(10秒以上)ですが、メーカーによっては専用のリセットホールがある場合もあります。

強制終了のリスク

ハードディスクが動作中に電源を切ると、物理的な故障に繋がる恐れがあります。「本当に何も動いていないか」を耳と目でよく確認してから行ってください。

周辺機器を外して再起動してみる

意外と多いのが、USBメモリや外付けHDD、プリンターなどの周辺機器が「悪さ」をしているケースです。

パソコンは起動時に「接続されている機器の中に、起動システムが入っているものはないか?」とチェックして回ります。この時、反応の悪いUSB機器などが繋がっていると、そのチェックで長時間待たされてしまうのです。

マウスとキーボード以外の全てのケーブルを一度抜いてから再起動してみてください。これだけで嘘のようにすんなり起動することがあります。

高速スタートアップ無効化で改善

先ほど説明した「高速スタートアップ」が、実は不具合の原因になることがあります。古い情報のまま保存されたシステムデータを読み込もうとして、起動に失敗するケースです。これを無効化することで動作が安定する場合があります。

設定手順

  1. 「コントロールパネル」を開き、「システムとセキュリティ」>「電源オプション」へ進みます。
  2. 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  3. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、グレーアウトを解除します。
  4. 「高速スタートアップを有効にする(推奨)」のチェックを外し、「変更の保存」を押します。

セーフモードや放電処置を行う

パソコン内部の「帯電」を解消する放電処置も有効です。電源を切り、ACアダプターやバッテリーを全て外して数分放置するだけです。これだけで回路の状態がリセットされ、スムーズに動くようになることがあります。

また、後から入れたアプリが原因かもしれない場合は、「セーフモード」での起動を試してください。必要最小限の機能だけでWindowsを立ち上げるモードで、これで問題なく再起動できるなら、直近でインストールしたソフトが原因だと特定できます。

コマンドプロンプトでシステム修復

システムファイル自体が破損している場合は、Windowsに標準搭載されている修復ツールを使います。これには「管理者権限」でコマンドプロンプトを開く必要があります。

重要なのは実行する「順番」です。いきなり修復するのではなく、まずは「修復するための正しいデータ」を確保してからスキャンを行います。

順序 入力するコマンド 役割
1 DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth 修復用のイメージデータを正常化します。
2 sfc /scannow システムファイルの破損を検知して修復します。

この2ステップを踏むことで、より確実にシステムトラブルを修復できる可能性が高まります。

Windowsの再起動が長い問題の総括

Windowsの再起動が長いという現象は、アップデートの待機時間や設定による仕様であることも多いですが、中にはハードウェアの不調やシステムファイルの破損が隠れていることもあります。

まずは焦らずアクセスランプを確認し、周辺機器を外すなどの基本的な対処から始めてみてください。それでも改善しない場合は、コマンドによる修復や専門家への相談を検討しましょう。日頃から不要なファイルやアプリを整理しておくことも、スムーズな動作を保つ秘訣ですよ。

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