Windowsの準備をしていますが終わらない!強制終了の判断と修復

パソコンを使おうとしたら「Windowsの準備をしています コンピューターの電源を切らないでください」と表示されたまま、画面が全く進まないという経験はありませんか。仕事や作業の続きがあるのに、いつまで待てばいいのか分からないと本当に焦ってしまいますよね。何時間も待つべきなのか、それとも思い切って強制終了していいのか迷うところです。実はこの現象には、システムが裏で行っている処理に応じた適切な待ち時間や、リスクを最小限に抑えて電源を切るタイミングが存在します。この記事では、私が実際に試して効果があった対処法や、万が一のデータ消失や起動トラブルを防ぐための安全な手順を分かりやすく紹介します。

準備をしています
  • 適切な待機時間の目安と強制終了すべきかどうかの判断基準
  • HDDアクセスランプの状態でフリーズか処理中かを見極める方法
  • パソコンへの負担を減らして安全に電源を切るための具体的な手順
  • 再起動後にWindowsが正常に動作しない場合の修復と再発防止策
スポンサーリンク

Windowsの準備をしていますが終わらない時の強制終了判断

「終わらない」と感じてすぐに電源ボタンに手を伸ばすのは少し待ってください。この画面が出ているとき、Windowsはシステムの重要な部分を書き換えている最中かもしれません。まずは、本当にパソコンがフリーズしているのか、それとも単に重たい処理を頑張っているだけなのかを冷静に見極める必要があります。ここでは、私がいつも行っている判断のポイントを解説します。

画面のくるくるが動くか止まっているか確認

一番最初に見るべきなのは、画面上で回転しているローディングアイコン(くるくる回る点々)の動きです。

もし、このアニメーションが少しでも動いているなら、システムは完全に停止しているわけではありません。映像を出力する機能は生きていて、裏側で一生懸命計算をしている最中の可能性が高いです。逆に、アニメーションが完全にピタッと止まっていて、マウスカーソルすら動かない場合は、システム全体がフリーズしている「ハングアップ」の状態かもしれません。

チェックポイント

キーボードの「NumLock」キーや「CapsLock」キーを押してみてください。キーボード上のLEDランプが反応して点灯・消灯すれば、PCの制御機能はまだ生きています。

アクセスランプの点滅でHDD動作を診断

画面の動きよりもさらに重要なのが、パソコン本体についている「アクセスランプ」の状態です。これは円筒の形をしたアイコンや、HDDのマークがついている小さなランプのことですね。

このランプがチカチカと不規則に激しく点滅している場合、ハードディスク(HDD)やSSDに対してデータの読み書きが行われています。つまり、Windows Updateのファイルを懸命にインストールしている最中です。この状態で強制終了をしてしまうと、書き込み中のデータが破損して、最悪の場合Windowsが二度と起動しなくなるリスクがあります。

注意点

最近の薄型ノートPCなどではアクセスランプがない機種もあります。その場合は、耳を澄ましてファンの音やディスクの回転音(カリカリ音)がするかどうかで判断しましょう。

待機時間の目安は最低でも2時間から3時間

「どれくらい待てばいいの?」という疑問ですが、私の経験上、最低でも2時間から3時間は待つことを強くおすすめします。

特に大型のアップデート(機能更新プログラム)の場合、データの量は数ギガバイトにも及びます。性能が控えめなパソコンや、長年使っていて動作が重くなっているパソコンだと、処理が終わるまでに一晩かかることも珍しくありません。「30分待ったけど終わらない」というのは、Windowsにとってはまだ準備運動の段階かもしれないんです。

もし可能であれば、電源ケーブルを繋いだまま一晩放置してみてください。翌朝にはケロッと終わっていることもよくあります。

周辺機器をすべて取り外して負荷を下げる

待機しても状況が変わらない場合、強制終了をする前に必ずやっておきたいのが「周辺機器の取り外し」です。

USBメモリ、外付けHDD、プリンター、無線マウスのレシーバーなど、パソコンに繋がっているものは、電源ケーブルとモニター(デスクトップの場合)以外すべて外してください。実は、これらの機器を制御する「ドライバ」というソフトが更新の邪魔をしていて、処理が止まっているケースが意外と多いんです。

これらを外すだけで、詰まっていた処理が急に流れ出して完了することもありますよ。

電源ボタンの長押しによる正しい電源の切り方

数時間待ってもダメ、アクセスランプも消えている、あるいは規則的な点滅(リトライの繰り返し)しかしない。ここまで確認して初めて「強制終了」を選択します。

手順は以下の通りです。

  1. アクセスランプが消灯している瞬間を狙います。
  2. 電源ボタンを指で押し込み、そのまま10秒以上押し続けます。
  3. 画面が消え、ファンの回転音が止まり、電源ランプが完全に消えるまで指を離さないでください。

コンセントをいきなり抜くのは絶対にNGです。マザーボードなどの基盤に過電流が流れて、物理的に故障する原因になります。

放電処置を行いパソコンの帯電を解消する

強制終了した直後にすぐ電源を入れるのではなく、「放電」という作業を行うと復旧率が上がります。

パソコン内部に不要な電気(静電気など)が溜まっていると、誤動作の原因になります。電源コードを抜き(ノートPCならバッテリーも外せるなら外す)、その状態で数分間放置します。これだけで、内部の回路がリセットされて、次はスムーズに起動できるようになることが多いんです。

Windowsの準備をしていますが終わらない際の強制終了と修復

準備をしています1

強制終了はあくまで緊急措置です。再起動した後、無事にWindowsが立ち上がれば良いのですが、場合によっては「自動修復」の画面が出たり、また同じところで止まってしまったりすることがあります。ここでは、強制終了後のトラブルシューティングについて解説します。

自動修復が終わらないループの対処法

強制終了後に電源を入れると、「自動修復を準備しています」という画面が出ることがあります。これはWindowsが自分で自分の傷を治そうとしている状態なので、まずは終わるまで待ちましょう。

しかし、稀に「PCを修復できませんでした」と表示されて、再起動してもまた修復画面に戻ってしまう「修復ループ」に陥ることがあります。この場合は、「詳細オプション」ボタンから手動での修復を試みる必要があります。

セーフモードで起動し更新データを削除する

もし通常通り起動しない場合は、「セーフモード」での起動を試してみてください。セーフモードとは、必要最小限の機能だけでWindowsを立ち上げる診断モードのことです。

「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ設定」からセーフモードに入れます。無事に画面が開いたら、直前にインストールしようとしていた更新プログラムが悪さをしている可能性が高いです。

手順のヒント

設定メニューの「更新とセキュリティ」から「更新の履歴」を確認し、日付が新しい更新プログラムをアンインストールすることで、問題が解決することがあります。

システムの復元で正常な時点まで戻す手順

更新プログラムを消しても直らない場合は、「システムの復元」が有効です。これは、パソコンの状態を、トラブルが起きる前の日時(復元ポイント)までタイムスリップさせる機能です。

保存している写真やExcelファイルなどの個人データは基本的には消えませんが、復元ポイント以降にインストールしたアプリやドライバは消えてしまいます。リスクはありますが、システムを正常だった頃の状態に丸ごと戻せるので、非常に強力な修復手段です。

コマンドプロンプトを利用した高度な修復

ここまでの方法でダメなら、少し専門的になりますが「コマンドプロンプト」を使って、壊れたシステムファイルを直接直す方法があります。

詳細オプションからコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを入力します。

sfc /scannow

このコマンドを実行すると、システムファイルの整合性をチェックして、壊れている部分があれば正常なファイルに置き換えてくれます。黒い画面に文字を打つのは少し怖いかもしれませんが、自動で診断してくれるので試す価値はありますよ。

高速スタートアップを無効化して再発を防ぐ設定

無事にパソコンが直ったら、今後同じトラブルに遭わないための設定をしておきましょう。一番の原因になりやすいのが「高速スタートアップ」という機能です。

これは起動を速くするために、シャットダウン時にメモリの状態を保存しておく機能なのですが、古いデータやエラー情報まで保存してしまい、更新プログラムの適用を邪魔することがよくあります。

「コントロールパネル」>「電源オプション」から、この高速スタートアップのチェックを外しておくことで、毎回クリーンな状態で起動するようになり、トラブルが激減します。

故障のサイン?HDDの異音や物理障害の確認

もし、パソコンから「カチカチ」「ジー」といった聞き慣れない異音がする場合、それはHDD自体の寿命や物理的な故障の可能性があります。

こうなると、Windowsの設定云々ではなく、部品の交換が必要です。無理に動かし続けると大切なデータが全て消えてしまう恐れがあります。「おかしいな」と思ったら、速やかに専門業者に診断してもらうことをおすすめします。

重要

物理障害が疑われる場合は、システムの復元やチェックディスクなどの操作は行わないでください。HDDにとどめを刺してしまう可能性があります。

Windowsの準備をしていますが終わらない際の強制終了まとめ

「Windowsの準備をしています」が終わらない現象は、本当に焦りますし、強制終了にはリスクが伴います。しかし、アクセスランプを確認し、十分に時間を置き、正しい手順で電源を切ることで、トラブルを最小限に食い止めることができます。

大切なのは「待つ勇気」と「冷静な観察」です。今回紹介した対処法が、皆さんのパソコントラブル解決の助けになれば嬉しいです。もしどうしても直らない場合は、無理せずメーカーサポートなどを頼ってくださいね。

タイトルとURLをコピーしました