Windowsで画面録画しデスクトップ全体を保存する方法

パソコンの操作手順を動画で残したいときや、オンライン会議の様子を記録したいとき、Windowsの画面録画機能を使ってデスクトップ全体を保存したいと思うことはよくありますよね。でも、実際にやってみると、指定したウィンドウしか録画できない状態になったり、録画時間の制限で途中で切れてしまったりと、意外とすんなりいかないことが多いかもしれません。また、映像は撮れているのに音声が入らないというトラブルや、再生したら画面が真っ黒になっていて焦った経験がある方もいると思います。ショートカットキーを押しても反応しなかったり、やっと録画できたと思ったらファイルの保存先がどこか分からなくなってしまったりと、ちょっとしたつまずきポイントが多いんですよね。そこでこの記事では、標準機能から便利なフリーソフトまで、デスクトップ全体をスムーズに録画するための具体的な方法や、よくあるエラーの解決策についてお伝えしていきます。

画面録画
  • 標準機能を使ってデスクトップ全体を録画する具体的な手順
  • 録画したファイルの保存先を確認して変更する方法
  • 音声が入らないなどのよくあるエラーの原因と対処法
  • 長時間の録画に適した安全なおすすめのフリーソフト
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Windowsの画面録画でデスクトップ全体を撮る

まずは、Windowsに標準で備わっている機能や安全なツールを使って、デスクトップ全体を録画する基本的な方法についてお話ししていきますね。目的に合わせてツールを使い分けるのがコツかなと思います。

Xbox Game Barで録画できない理由

Windowsの録画機能と聞いて、ショートカットキーで手軽に呼び出せる「Xbox Game Bar」を思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが、これを使ってデスクトップ全体を録画しようとしても、うまくいかないんですよね。

Xbox Game Barは元々ゲームのプレイ動画をキャプチャするために作られた機能なので、録画開始時に一番手前にあるひとつのウィンドウしか録画できないという制限があります。

そのため、ウィンドウを閉じた状態のデスクトップ背景やエクスプローラーの画面は録画の対象として認識されません。さらに、録画中にブラウザからExcelなど別のアプリに切り替えたり、ウィンドウのサイズを変えたりすると、録画が途中で勝手に終了してしまう仕組みになっています。画面全体を使った操作マニュアルなどを作りたい場合は、別の方法を選ぶ必要がありますね。

Snipping Toolの録画手順

Windows 11をお使いなら、画面録画に一番おすすめしたいのが「Snipping Tool」です。以前はスクリーンショット専用でしたが、アップデートで動画のキャプチャもできるようになりました。

Snipping Toolで画面録画を始める手順

1. キーボードの「Windowsキー + Shiftキー + Sキー」を押して上部のビデオアイコンを選ぶか、「Windowsキー + Shiftキー + Rキー」で直接録画モードを呼び出します。
2. 画面が少し暗くなるので、マウスをドラッグしてデスクトップ全体を囲みます。
3. 「スタート」ボタンを押すと、3秒のカウントダウンの後に録画が始まります。

録画を始める前に、画面上部にあるマイクとスピーカーのアイコンを確認してみてください。ここが斜線でミュート状態になっていると音声が入らないので、必要に応じてクリックして解除しておくのがポイントです。

Clipchampの録画と時間制限

動画の簡単な編集も一緒に済ませたい場合は、「Microsoft Clipchamp」が便利ですね。Windows 11には標準で入っていますし、Windows 10でも使うことができます。

アプリ内のメニューから「画面」や「画面とカメラ」を選んで、録画する範囲を「画面全体」に設定すれば、デスクトップ全体を録画できます。ウェブカメラの映像を重ねるワイプ表示もできるので、プレゼン動画を作るときなんかにも重宝するかもしれません。

とても便利なツールですが、1回の録画につき最大30分までという時間制限があります。長時間の会議などを録画したい場合は、30分ごとにこまめに区切って、あとから編集画面でつなぎ合わせるなどの工夫が必要になります。

おすすめの安全なフリーソフト

標準機能ではどうしても時間が足りなかったり、もっと細かい設定をしたかったりする場合は、安全に使えるサードパーティ製のフリーソフトを導入するのも一つの手です。特におすすめなものをいくつかご紹介しますね。

ソフト名 特徴とおすすめな人 録画時間の制限
OBS Studio 完全無料でロゴも入らず、長時間の録画が可能。設定は少し複雑ですが、配信もこなせる本格派。 無制限
Bandicam 動作が軽く、録画中にペンで画面に書き込める機能が便利。マニュアル作成向け。 無料版は最大10分

長時間の録画を安定して行いたいなら「OBS Studio」がおすすめですが、最初の設定が少し大変かもしれません。ご自身のパソコン環境に合わせて選んでみてください。

録画ファイルの保存先と変更手順

「録画したはずの動画が見つからない!」と焦った経験、ありませんか?ツールごとに初期の保存先が決まっているので、あらかじめ確認しておくと安心です。

Snipping ToolやXbox Game Barで録画した動画は、基本的には「PC」フォルダの中の「ビデオ」>「キャプチャ」という場所に保存されます。もしCドライブの容量がいっぱいで保存先を変えたい場合は、エクスプローラー上で「キャプチャ」フォルダを右クリックして「プロパティ」を開き、「場所」タブから移動先を指定することで変更できます。

一方、Clipchampで出力した動画などは、通常「ダウンロード」フォルダに入ることが多いですね。ツールによって保存場所が違うので注意してみてください。

Windows画面録画でデスクトップ全体の悩み解決

画面録画1

ここからは、画面録画をしているときによく起こるトラブルやエラーについて、その原因と具体的な解決策をまとめていきます。意外と設定ひとつで直ることも多いので、困ったときは試してみてください。

音声が入らない原因とマイク設定

映像は綺麗に撮れているのに、自分の声や相手の声などの音声が入らないというトラブルは本当によくあります。これは大抵、録画アプリの設定か、Windowsのプライバシー設定が原因です。

まずはWindowsの「設定」から「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」へと進んでみてください。ここで「マイクへのアクセス」が全体でオンになっているか、そして使っている録画アプリ(Snipping Toolなど)の個別許可もオンになっているかを確認しましょう。

OS側でマイクへのアクセスをブロックしていると、アプリ側でいくら設定しても音を拾ってくれません。また、マイクが複数繋がっている場合は、アプリの設定画面で正しいマイクを選べているかもチェックしてみてください。

システム音と同時録音する設定

パソコンの中で鳴っているBGMや通話相手の声(システム音)と、自分の声(マイク音)を同時に録音したいのに、どちらかしか入らないこともありますよね。

システム音がどうしても入らない場合は、「ステレオミキサー」が無効になっている可能性があります。「サウンドのコントロールパネル」の「録音」タブで、何もないところを右クリックし「無効なデバイスの表示」にチェックを入れます。もしステレオミキサーが出てきたら、右クリックで有効にしてみてください。

また、Zoomなど別のアプリがマイクを独占(排他制御)していると、録画ソフトに音声が届きません。サウンド設定のプロパティから「アプリケーションによりこのデバイスを排他的に制御できるようにする」のチェックを外すことで解決することがあります。

画面が真っ黒になるエラーの対処法

録画した動画を再生してみたら、画面が真っ黒で音しか聞こえないという場合は、大きく分けて二つの原因が考えられます。

一つ目は、ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」という機能が邪魔をしているケースです。Google ChromeやEdgeなどを使っている場合、設定から「ハードウェアアクセラレーションを使用する」をオフにしてからブラウザを再起動し、もう一度録画を試してみてください。これで直ることが多いです。

二つ目は、NetflixやAmazonプライムビデオなどの動画配信サービスを録画しようとしたケースです。これらは著作権保護の技術(DRM)で守られているため、録画しようとすると画面が黒く塗りつぶされる仕様になっています。これは正常な動作ですので、規約を守って利用するようにしましょう。

録画がカクつく場合の解決策

デスクトップ全体を綺麗な画質で録画しようとすると、パソコンにかなり大きな負担がかかります。その結果、処理が追いつかずに映像がカクカクしてしまうことがあります。

カクつきを抑えるための手っ取り早い解決策は、録画ソフト側の設定でフレームレート(fps)を60fpsから30fpsに下げるか、録画する解像度を少し落とすことです。

もしOBS Studioなどの高機能なソフトを使っていて、お使いのパソコンにNVIDIAなどのグラフィックボードが搭載されている場合は、設定で「ハードウェアエンコーダ(NVENCなど)」を指定してみてください。CPUの負担がぐっと減って、スムーズに録画できるようになりますよ。

Windows画面録画でデスクトップ全体のまとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、Windowsの画面録画機能を使ってデスクトップ全体を綺麗に保存するための手順や、よくあるトラブルの解決策についてお伝えしました。

手軽にサクッと録画したいならWindows 11の「Snipping Tool」が一番便利ですし、長時間の録画や細かい設定にこだわりたいなら「OBS Studio」などのフリーソフトを活用するのが良いかなと思います。音声設定や画面が真っ黒になるエラーも、設定を見直すことで案外すんなり解決することが多いです。

なお、パソコンの設定変更やソフトウェアの導入による影響は環境によって異なりますので、ご紹介した数値や手順はあくまで一般的な目安としてお考えください。正確な情報は各ツールの公式サイトをご確認いただき、もし複雑なトラブルが続く場合は最終的な判断は専門家にご相談されることをおすすめします。

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