Windows 11のウィジェットが重い?原因と無効化の完全ガイド

最近になってWindows 11のPCがなんとなく遅いと感じてタスクマネージャーを開いてみたところ、ウィジェットやmsedgewebview2.exeというプロセスがCPUやメモリを大量に消費していて驚いたという経験はないでしょうか。特に24H2へのアップデート以降に不具合や重さを感じるようになったり、ニュースフィードの無効化や完全削除を検討したりする方も増えているようです。レジストリを操作してでもシステムを軽量化したいと考えるのは自然なことですが、実はその背後にはアプリの仕組みやドライバーの問題が隠れていることもあります。この記事では、私が実際に調べた設定変更や対処法を分かりやすくまとめてみました。

ウィジェット
  • ウィジェット機能がCPUやメモリを消費してしまう原因と仕組み
  • 設定画面やレジストリ操作で機能を無効化する具体的な手順
  • コマンドを使ってパッケージ自体をシステムから完全に削除する方法
  • バージョン24H2特有の不具合やドライバーに関連する解決策
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Windows 11のウィジェットが重い原因と無効化の方法

便利なはずのウィジェット機能が、なぜPCの動作を重くしてしまうのでしょうか。まずはその原因を正しく理解し、手軽にできる設定変更から試してみることが大切です。ここでは、システムのリソースを消費するメカニズムと、段階的な無効化の手順について解説していきますね。

CPUやメモリを消費する原因と解決策

ウィジェットが重いと感じる主な原因は、実は私たちが思っている以上に「裏側で頑張りすぎている」ことにあります。Windows 11のウィジェットは、単なるアイコンではなく、Web技術を使った小さなブラウザのようなものが常に動いている状態なんです。

具体的には、ニュースや天気予報を最新の状態に保つために、バックグラウンドで頻繁に通信を行っています。PCを起動した直後やスリープから復帰した瞬間に、これらが一斉に更新を始めると、CPUの使用率がグンと上がってしまうんですね。特にメモリに関しては、Webコンテンツを表示するためにそれなりの容量を必要とするため、数百MBから数GB単位で消費されることも珍しくありません。

ここがポイント
  • ウィジェットはWeb技術で動いており、メモリ消費が大きめ
  • 更新のタイミングでCPU負荷が一気に高まることがある
  • バックグラウンドでの通信がPC全体の動作に影響している

解決策としては、まずは「不要な情報を読み込ませない」ことが第一歩になります。使っていないウィジェットを削除したり、サインアウトしてパーソナライズ機能を止めたりするだけでも、リソースの節約には効果的かなと思います。

msedgewebview2.exeの役割と対処法

タスクマネージャーを見ていると、「msedgewebview2.exe」というプロセスがたくさん並んでいて不安になったことはありませんか?私も最初は「これってウイルスかな?」と心配になりましたが、実はこれ、Windows 11にとって非常に重要なプログラムなんです。

このプロセスは「Microsoft Edge WebView2」というもので、ウィジェットだけでなく、TeamsやOutlookなど、最近のMicrosoft製アプリがWebコンテンツを表示するために共通して使っているエンジンです。ChromeやEdgeのタブがたくさん開いているのと同じで、安全性と安定性を保つために、あえて複数のプロセスに分かれて動く仕組みになっています。

注意点

msedgewebview2.exeを無理やり削除したり停止したりするのは非常に危険です。ウィジェット以外のアプリ(TeamsやOutlookなど)まで起動しなくなったり、エラーが出たりする原因になります。

基本的には削除せず、ウィジェット機能をオフにすることで自然とプロセス数を減らすのが正解です。どうしても挙動がおかしい場合は、破損を疑ってランタイムの再インストールを検討するのが良いかもしれませんね。

24H2での不具合とドライバー更新

2024年後半の大型アップデート「Windows 11 24H2」を適用してから、急にPCが重くなったという声もよく耳にします。調べてみると、どうやらウィジェットそのものというよりは、グラフィックドライバーとの相性問題が影響しているケースがあるようです。

特にNVIDIA製のGPUを使っている環境で、特定のバージョンのドライバーを使っていると、システムプロセス(ntoskrnl.exe)のCPU使用率が下がらないという報告が上がっています。ウィジェットも描画にGPUを使うため、この不具合の影響をもろに受けてしまうんですね。

対処法のヒント

もし24H2にしてから調子が悪い場合は、最新のドライバーだけでなく、少し前の安定していたバージョン(例:561.09など)に戻してみるのも一つの手です。

OSのアップデートは大切ですが、時には最新版が原因になることもあるので、少し様子を見ながら対応するのが良いかなと思います。

設定からニュースフィードを非表示にする手順

まずは一番簡単でリスクの少ない方法から試してみましょう。タスクバーにあるウィジェットアイコンを消すだけでも、誤操作で開いてしまうイライラからは解放されますし、視覚的にもスッキリします。

手順 操作内容
1 タスクバーの何もないところを右クリックし、「タスクバーの設定」を開きます。
2 「タスクバー項目」の中にある「ウィジェット」のスイッチをオフにします。

これだけでアイコンは消えますが、実は裏で動いているプロセスが完全に止まるとは限りません。さらに負荷を減らしたい場合は、ウィジェットボードを開いて(Win + W)、右上のアイコンから「サインアウト」をしておくことをおすすめします。これでニュースの取得自体が止まるので、通信量もCPU負荷もかなり抑えられるはずです。

レジストリ操作で完全に無効化する

設定でオフにするだけでは物足りない、完全に機能を停止させたいという上級者の方は、レジストリ操作やグループポリシー(GPO)を使った方法があります。これを適用すると、ウィジェット機能そのものがシステムから無効化され、バックグラウンドでの動作も停止します。

Windows 11 Pro以上のエディションを使っているなら「グループポリシー」が手軽ですが、Homeエディションの場合はレジストリを直接編集する必要があります。ここではレジストリの手順を紹介しますが、操作を間違えるとシステムに影響が出る可能性があるので、慎重に行ってくださいね。

  1. Win + Rキーを押して「regedit」と入力し、レジストリ エディターを起動します。
  2. アドレスバーに HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft と入力して移動します。
  3. Microsoftキーの下に新しいキーを作成し、名前を「Dsh」にします。
  4. その中に「AllowNewsAndInterests」という名前のDWORD(32ビット)値を作成し、データを「0」に設定します。
  5. PCを再起動します。

これで完全に無効化されます。元に戻したい時は、作成した値を削除するか「1」に戻せばOKです。「レジストリはちょっと怖いな」という方は、次の章で紹介するコマンドを使った方法も検討してみてください。

Windowsのウィジェットが重い時の完全削除と対処

ウィジェット1

ここからは、さらに踏み込んでシステムを徹底的に軽量化したい人向けの内容になります。ウィジェット機能自体をアンインストールする方法や、GPU設定の見直しなど、少しテクニカルな部分にも触れていきますね。自己責任にはなりますが、効果は大きいですよ。

コマンドでパッケージを完全削除する方法

「もうウィジェットなんて一生使わない!」という強い意志があるなら、アプリそのものを削除してしまうのが一番手っ取り早いかもしれません。通常の「設定」からはアンインストールできないのですが、PowerShellなどのコマンドツールを使うことで削除が可能です。

具体的には「winget」というコマンドを使います。これを使うと、システムに組み込まれている「Windows Web Experience Pack」というパッケージをきれいに取り除くことができます。

削除コマンドの手順
  1. スタートボタンを右クリックして「ターミナル (管理者)」または「PowerShell (管理者)」を開きます。
  2. 以下のコマンドをコピーして貼り付け、Enterキーを押します。

    winget uninstall "Windows web experience Pack"

  3. 「正常にアンインストールされました」と表示されれば完了です。

これを実行すると、ウィジェット機能が根こそぎ消えるので、バックグラウンドプロセスも立ち上がらなくなります。システムのデブローティング(軽量化)を目指すなら、かなり効果的な手段と言えるでしょう。

削除後に再インストールする手順

勢いで削除してしまったけれど、「やっぱり天気予報は見たいかも…」と後悔することもあるかもしれません。でも安心してください。この削除方法は不可逆的なものではなく、Microsoft Storeから簡単に元に戻すことができます。

再インストールしたい場合は、Microsoft Storeアプリを開いて検索バーに「Windows Web Experience Pack」と入力してください。あとは通常のアプリと同じように「入手」や「インストール」ボタンを押すだけで、元の状態に復元されます。

覚えておこう

コマンドで削除しても、OSの仕組み自体が壊れるわけではありません。必要な時にいつでもストアから戻せるというのは、心理的にも安心感がありますよね。

GPU設定を見直して動作を軽くする

ウィジェット自体を消さずに、描画の負荷だけを減らしたいという場合は、Windowsのグラフィック設定を見直すのが有効です。特に「ハードウェアアクセラレータによるGPUスケジューリング(HAGS)」という機能が、環境によっては悪さをしていることがあります。

この機能は本来パフォーマンスを上げるためのものですが、WebView2(ウィジェットの描画エンジン)と相性が悪く、画面のプチフリーズ(スタッター)を引き起こす原因になることがあるんです。

設定手順は以下の通りです。

  1. 「設定」>「システム」>「ディスプレイ」>「グラフィックス」を開きます。
  2. 「既定のグラフィックス設定を変更する」をクリックします。
  3. 「ハードウェア アクセラレータによる GPU スケジューリング」をオフにします。
  4. PCを再起動します。

これをオフにすることで、GPUのリソース管理が安定し、ウィジェットが裏で動いていても他の作業への影響が減る場合があります。「削除まではしたくないけど、重いのは嫌だ」という方は、ぜひ一度試してみてください。

タスクマネージャーの表示バグに注意

最後に、ひとつ意外な落とし穴についてお話しします。「CPU使用率が高いから重い!」と思っていても、実はそれが単なる表示上のバグだったというケースがあるんです。

特にWindows 11 24H2の一部のバージョンでは、タスクマネージャーがCPUの負荷を正確に表示できず、実際よりも高い数値を表示してしまう不具合が報告されています。Microsoftもこれを認識していて、修正パッチ(KB5064081など)を出しているようです。

確認のススメ

あれこれ対策をする前に、まずはWindows Updateを実行してシステムを最新の状態にしてみましょう。意外とそれで「数値上の重さ」が解消されるかもしれません。

正確な診断をするためにも、OSは常に最新の状態に保っておくのが基本ですね。

Windows 11のウィジェットが重い問題の総括

今回は、Windows 11のウィジェットが重くなる原因と、その対処法について詳しく解説してきました。ウィジェットは便利な反面、Web技術を使っているためどうしてもメモリやCPUを使ってしまいます。

タスクバーから隠すだけの手軽な方法から、コマンドを使った完全削除まで、いくつかの選択肢がありますが、ご自身のPCの使い方やスペックに合わせて最適な方法を選んでみてください。個人的には、まずは「設定でオフ」+「GPU設定の見直し」から始めてみて、それでもダメなら削除を検討するのが良いバランスかなと思います。

快適なWindowsライフを取り戻すために、この記事が少しでも役に立てば嬉しいです。無理のない範囲で、ぜひ試してみてくださいね。

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